こんにちは!ツリーバライターのイシザキです!
ツリーバライターとして初の東京釣行。
向かうは東京都中央区にある豊海運動公園。
土地ドットコムによれば、東京都内で坪単価が高いランキングで中央区は1位。平成28年度における勝どき地区の地価公示価格(坪単価平均)は456万円。
つまりセレブの町である。
頭上には、高層ビルが立ち並ぶ。
天上人、雲上人たちが眼下の庶民達を眺めながら
「ふははっ、人が蟻のようだ!」
と呟くための施設である。
そのため、ここ豊海運動公園を闊歩する人々もセレブ感漂う。
テニスで汗を流すセレブ。
ジムで汗を流すセレブ。
屋形船に乗るセレブ。
水難訓練をする東京消防庁セレブ。
○ンコ後にケツを拭いてもらうセレブ犬。
セレブ観察もこの辺にして、そろそろ本題の釣りへ。
本日の装備のご紹介。
実家からpricelessなタックルを持ってこようかとも思ったのだが、あくまで実家にあってこそ価値を発揮する一振り。そのため、東京においては、新しい相棒が必要だ。ということで、何を買おうかと悩んでいた。しかし、とりあえずはありあわせで済ませようと、今住んでいる所に放置してあった釣竿を選択。
実は今住んでいるシェアハウス(?)は非常にメンバーの入れ替わりが激しい。そのため、先人達が残していった遺品が多いのだ。例えば、「窃盗団でもいたのか?」と思えるくらいの種類の工具があったり、ハサミに関しては20個ほど備蓄がある。そんな中、当然、釣りをしていた先人もいたらしく、物置の奥底に釣りセットが眠っていたのだ。
冠する名は「釣れるんジャー」。「釣れるんジャー」のフォントカラーからしておそらくレッド隊員だと思われる。しばしの間はこのレッド隊員が僕の相棒となりそうである。
他にも、針や糸、サビキセットなどを残しておられ、感謝するばかり。
ただ、錘類がなかったのと、小物用の超小型鈎を購入。
餌は鉄板の青イソメ。
仕掛けを作る。最近はウキ釣りを全くしておらず、なんかバカの一つ覚えですみません。
はじめは10〜15mちょい投げして引き釣り。
が、全くアタリがこない。
底が何か障害物があるようで、ちょくちょく引っかかってしまう。
ただ、仕掛けロストには至らず、少しテンションをかけてやると外れてくれる。
おっ、なんか鈎についてる!と見てみると・・・
海藻?島根の海では見たことないような・・・
カブトムシの幼虫にいけない物質が濃縮注入されたような危険な見てくれ。
東京湾恐るべし。
全くピクリともせず、途中青イソメの迷宮ゲームを開始。
終わりのない迷宮にイソメを強制的に配置。
黒いとこしか進めない無能な生命を弄ぶ。ケケケ
針までたどり着いたら、針につけて海に投げ込んでくれるわっ。
ぷぷぷー。右に曲がりよったw。
そんなに魚に喰われたいか!
振り返るに、かなりやばい人である。
と、いけない遊びもこの辺にして釣りに戻る。
どうやら引き釣りは反応がなさそう。
ということでフェンスのヘチ、際に仕掛けを落としてテクトロをしてみる。
すると、
くくくっ
というアタリ。
来た!と即アワセするも乗らず。
何回もそれを繰り返すが、一向にゲットできず。
おそらく、相当な小物と思われたため、方針変更。
イソメを切って、ハリスも短くする。
そしてロダンの考える人を彷彿とさせる超電撃フッキング体勢で竿を構える。
仏のおっしゃる「一切皆苦」の日常を忘れ、無の境地で超小物を迎え撃つ。
すると・・
コ
超速レスポンスで魚をお出迎え。本日のお客様は・・・
???
これは・・・ハゼ?
色おかしくないか?東京のハゼってこんな色してんのか?
数ヶ月前に豊海町のセレブ達によって投げ捨てられた沢庵が運河の底で埋蔵されていたかのような色合い。
しかもボディの中央付近には謎の線が入っている。
我が故郷島根で釣れたハゼに比べると、かなり危ない香りがする。
しかもちっちゃい!
およそ、親指サイズ。
故郷島根での釣りでは10〜15cmのハゼが釣れていた。
場所によってやはり育ちに差がありますね。
その後、ハゼ(?)は釣れるも、同サイズのものばかり。
今回は小動物をいたわる優しい心を発揮し、全てリリース。
決して、ハゼの危ない色により食うのをビビったからではない。
赤ん坊は狩らない主義なのだ。
その後、大物捕獲を目指して仕掛けを作り直す!(後編へ)
No Tsuri-ba! No Life!