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【夏の自由研究】人のため、道のため。いざヒアリ退治計画始動(ヒアリ退治1)

こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

今回は釣りに行くついでに何かできないかということで、夏の自由研究を行いました。
テーマは「ヒアリから日本を救う」。

今回は、計画立案までの経緯を記そうと思います。

先日、シェアハウスの友人と朝顔祭りという台東区の祭りに行きました。
朝顔祭りはざっくり言うと朝顔をめっちゃ売ってる祭り。
江戸後期から始まり一時中断するも戦後の1948年に復活。今年で復活から68回目の伝統ある祭り。

市には12万株の朝顔が並び、老若男女の売り子の客引き声が飛び交い、老若男女の客が朝顔を手にしてごった返す。

僕はまだ花を愛でることができるほどに精神が発達していないので12万株も誰が買うんだ?と朝顔には目もくれず、市を通り過ぎる。

朝顔の売り子がびっしりと並ぶ中、1m四方位のテーブルで干物を広げているおばあちゃんを発見。むしろ朝顔市に便乗して必死に干物を売ろうとする先輩の逞しさに僕はぐっとくるのだ。

朝顔を手に祭りを楽しむ市民たち。

類は友を呼ぶというのはよく言ったもので、シェアハウスの住人達にも朝顔を購入して愛でようなどという高貴な人物はいない。
「あんなのアスファルトの隙間に種を撒けば勝手に育つだろ?」
全員同意。
朝顔は所詮は小学生でも育てられるようなちょろい奴らなのだ。

とはいえ、朝顔というワードを聞けば、小学生時代の夏を思い出す。ラジオ体操をした後に朝顔の成長度を観察する。夏の自由研究を行う小学生時の思い出としてはある程度共通性があるのではないだろうか。

東京で魚が全く釣れず、セレブだの東京だのに怨念を募らせているこの頃。少年の頃の気持ちに戻って自由研究するのも一つのリハビリ療法ではないだろうか。

小学生時にはあれだけダルかった自由研究を行う意思を固める中、あるニュースに出会う。

7月3日に東京港大井ふ頭のコンテナ内において発見されたアリ1頭について、専門機関による種の同定の結果、7月6日に特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されましたので、お知らせします。
環境省 7月6日報道発表資料より

まじか!ヒアリは6月9日に兵庫県尼崎市で発見されたのを皮切りに、神戸市、愛知県弥富市、大阪市で発見されていたが、とうとう首都東京にまで進出を果たしたらしい。今乗りに乗っている危険外来生物。

出展:「どんな外来生物がいるの?ーヒアリ」(東京環境局 こども学習サイト)

このままでは、ただでさえ緑の中で遊ぶ機会の少ない東京の子供達の遊び場がなくなってしまう。東京の釣り場を巡り、情報を発信する立場として、釣り場・東京ひいては日本の安全を確保するこそツリーバの行くべき道ではないのか。
少し前の人気ドラマ「仁」では武田鉄矢演じる緒方洪庵が、石つぶてを投げられながら種痘の道を開いてきたと語る名シーンがある。「人のため、道のため」と。

今回のヒアリ調査できっと良識ある大人達から「ヒアリをなめんじゃねぇ」、「浅はかすぎる!」「お前みたいなバカなやつがいるから被害が広がるんだよ!」と罵られるだろう。

同意する。

だが動じない。そう、

「人のため、道のため」。

ということで、大井埠頭のヒアリ退治を決意。

ヒアリ捕獲のための作戦を立て始めます
ヒアリ退治②へ続く

No Tsuri-ba! No Life!