こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
東京での釣りを始め、豊海、晴海と都会のビル群を眺めながら釣りをしてきたが、全く釣れず。
釣れたのはこの気色悪いハゼ?だけである。
あまりにも釣れず編集長とモリ@シックスセンスに泣き付きます。
「編集長!モリさん!釣れません。なぜっすか?!」
彼らは優しい笑顔で答える。
「いいよいいよ!釣れないのもまた釣りだから。」
ですが、魚不信を通り越して人間不信にまで陥る僕には人の心の声が聞こえてくるのです。
「さっさと釣れよ。」
特技=釣りを豪語してツリーバ入隊を許された身。
このままでは、除隊の憂き目に遭いかねない。
長年に渡って磨き上げた我が釣技はハゼを釣るためだけにあるのか・・・
上等じゃねぇか。ならハゼ釣ってやるよ。
ハゼ釣り名人として名をあげてやる。
やってきたのは大井ふ頭中央海浜公園(公園の釣り場紹介記事)。
最近ふ頭内からヒアリが発見されて話題の場所。
実はヒアリ退治にやってきた後の釣行なんです。
公園内には様々なポイントがあるが選択したのはみどりが浜。
「みどり」という点で他のポイントとどう差別化されているかは知らんが、人がいないしここにしよう。
とゆっくり腰をおろして釣りを開始。
最近は錘オンリーの超手抜き仕掛けばかり作っていてバカの一つ覚えみたいになってきた。少しでも編集長達の機嫌を取ろうとシモリウキを装着し、やる気をアピール。
餌は何にしよーかなぁ、とおやつ袋をあさる。
よっちゃん。晴海釣行前に揃えたおやつ部隊の一員。
よし、釣れる!ハゼなんて子供でも釣れるんだから。
そう自分に言い聞かせて、ちょい投げ。
シュッ、ぽちゃ。
・・・・・シモリは?
ガン玉とともに沈むシモリ。
慧眼な釣り人なら仕掛けをご覧いただいた時点で気づかれていたかもしれない。
シモリとガン玉の浮力調整ができておらず、しかもシモリに対してミチイトが太すぎ。全くシモリウキとして機能していないのだ。
技の多様性をアピールするはずが、釣り人としての未熟さを再認識させる結果に。
隠蔽工作かのようにシモリウキ上部のウキゴムにウキをつける。
上部の玉ウキに加え、下部のシモリを沈みウキとして機能させる。どうですか!この多様かつ臨機応変な仕掛け作り。
にしてもこない。
よっちゃんは厳しいと判断し、煮干しの頭を装着し、投入。
しばらくの間煮干しでやってみよう。
・・・ハゼすら釣れぬのか
こうなったらその辺の釣り人からハゼをかっぱらい、口内によっちゃんをぶち込んで編集長とモリ氏にお届けしようか。
よからぬ思想が頭を駆け巡る。
えーい!もうこうなったらThe定番のイソメの出番だ!
昨日購入した上に炎天下のせいで死亡寸前だが、イソメで釣れぬハゼはハゼではない。
30手前のおっさんがThe定番餌のアオイソメで、ハゼの有名ポイントにて普通にハゼを釣る記事になってしまうがご容赦を。
もう普通にハゼを釣ることを決意し仕掛けを投入。
すると、
コンコンコン
とウキが反応。
・・・ハゼ?
東京のハゼってコイツ↓じゃないの?
でもお腹に吸盤もあるし、ハゼっぽい感じではある。
何者なんだ?!お前らは。
引き続きイソメで普通のハゼ釣りを続けます。
すると、ウキが反応。
合わせるといい感じの引きを見せます。
!!!!・・・ハゼだ!
えっ?めっちゃハゼじゃん!小さい頃から知ってるハゼじゃん!
小汚い魚しか最近見ていない自分には、夕日に照らされるハゼがやけに神々しく見えます。
えっ?東京のハゼってこいつ↓じゃないの?!
調べてみると、僕がハゼだと思っていた気色悪いハゼはドロメ、今日釣った黒いやつはダボハゼという魚らしい。
にしても、東京ではハゼを釣ったことだけを心の拠り所としてきたわけだが・・・
実はハゼすら釣れていなかったことに気づかされ、複雑な気持ちで納竿。
夕日が綺麗ですね。
・・・
編集長、モリ氏。改めまして、僕の特技はハゼ釣りです。
No Tsuri-ba! No Life!