どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
釣った魚は基本食べないキャッチ&リリース派の方、釣った魚は食べるキャッチ&イート派の方、釣った魚をどうするかは釣り人の判断。
ありがとう!また会おう!
などと優しくワタシが言うはずもなく、釣ったら食う!がワタシのモットーである。
荒川中流のシーバスは勘弁してください。。。
食ってくえないことは無いと思うのだが、やはり高校生の頃の悶絶経験がトラウマになっている。その話しはまた改めてするとして、今回は釣った岩魚をどうやっておいしく食べようか。
事前には何も考えていなかったのだが、妻が今回のキャンプに火遊び好き御用達の本間製燻製器を持ってきていたので、ならば燻製にしてみようと言う事になった。
天然のイワナを美味しく食べるコツは刺身で食べるか、とにかくじっくりゆっくりと調理をすることだ。焚き火でも炭火でも遠火で焦げないように、塩焼きならじっくり1時間ぐらい、甘露煮、保存用に焼き枯らすのならおそらく最低でも3〜4時間ぐらいかけないとおいしくはならない。
そもそも雑食で悪食の天然イワナは雑味が強くそんなにおいしい魚ではない。ヤマメの方が味は格段に良い。
調理時間や火加減を間違えるとたちまちまずい川魚と言うレッテルを貼られてしまうので、ここは要注意である。
釣ってきた藪沢の天然イワナを塩、砂糖、酒などで一晩つけ込む。所謂干物の味付けと同じなので、お好みでいろいろと足してみるといいだろう。
翌日、水につけて塩抜きをする。ワタシの山の師匠は塩抜きしないそうだ。
塩抜きをしたらよーく水分をふきんやキッチンペーパーで拭き取り、表面がパリッとするまで干物網に入れて乾燥させる。
ワタシは乾燥させている間、午前中いっぱい子どもたちと軽登山を二本ばかり楽しんできた。
テン場に戻ると干しておいたイワナがいい具合にカサカサになっている。
つぎにこれを燻製器に入れ、火が落ち着き弱めになった焚き火台に乗せて低めの温度で2時間ぐらい燻す。
少し温度を上げてさらに2時間ぐらい燻す。
さらに温度を上げて1時間ぐらい燻して、火からおろし少し落ち着かせれば完成だ。
時間、火加減ともに私の場合は適当、いい加減なので、みなさんお好みの温度や時間を模索すると楽しめるのではないだろうか。
燻製の本などもあるので参考にするといいだろう。
このときちょうど山から帰ってきた仙人のひとりからヒラタケをいただいた。これは炒めて醤油をちょっと垂らすと最高にうまいのだ。
ありがとうございます!
そしていよいよイワナの燻製が完成した。
どうだこの色艶!
見るからにうまそうじゃないか。
いただきます!
シッポからかぶりつくと、
うまい!
ビールが進む!
カリカリになった頭が一番うまい!
頭から尻尾まで、大変美味しくいただきました。
ありがとうございました。ごちそうさまです!
山の恵みに感謝!
実は翌日にトラブルがあり、思いがけず翌週に再び檜枝岐にいくことになってしまった。これについてはまた次回お伝えしよう。
それでは今日もNo Tsuri-ba No Life!