どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
少し前に梅雨明け宣言があったはずなのだが、まるで梅雨真っ只中のような天気が続いており、気分もどことなく憂鬱である。
ただただ蒸し暑い。
そんな季節が続いているものだから、涼しくなった夜に親子で釣りをしようと思ったのだろう、先日横十間川で親子が水難事故で亡くなると言う痛ましい出来事があった。
絶対ではないが、せめてフローティングベストなどを着ていれば助かったのではないかと思うとやはり夜の釣行が多い我々も少し気を引き締めて多少暑くとも装備はしっかりとしていたいものだ。
蒸し暑い夏の夜、夜の荒川が怖くて行きたくない症候群を暴露療法で治療するため、勇気を振り絞り、荒川ダンディズムナイトへと向かった。
7月31日 20時30分~22時
小潮上げ五分ぐらい
曇り
少々強い南風
水位がまぁまぁ高そうと言う事で迷う事なく秘密のトップポイントからエントリーしようと快速シーバス号を進めて行くと、一台の自転車が停まっていた。
アングラーか?
うわぁああぁぁぁぁあぁ!あの自転車は!
先日の記事に書いた謎の不気味な自転車である。
今回は場所も移動し、しっかりとスタンドが立てられている。
しかし誰もいない。
謎の自転車。。。
周囲を気にしつつ、ポイントに立ちTDソルトペンシルを通し始めるとすぐに一人の高校生ぐらいだろうか、ウナギアングラーがやってきた。
シーバスもやるとの事で釣果を聞くと、最近は小さいのしか釣れていないとのこと。
そうかそうか。それなら釣り歴38年、シーバス歴23年、大人の威厳を見せつけてやろうじゃないか!
よーし!おじさんがでかいのを釣っちゃうぞ~♪
遡行しつつTDソルトペンシルをベイトが集まっているキワッキワに通すが反応がない。
そこでAREA10へと一時ルアーチェンジし、少し岸から離して引いてくる。
よーし!よく見ていろよ少年!
ゴゴ!ゴゴゴゴ!
キター!
パチャパチャ
15センチぐらい。。。。
しかもアタック系で変なところにフックが刺さっている。
私の威厳など所詮はこんなものである。
そこそこ育ったイナッコたちが岸際に集まっているのでそのうちパカーン!と捕食があるのではないかと期待したのだが、心霊開墾ポイントを往復ランガンするも捕食も、アタリもない。
ストラクチャーポイント方面はヤンチャな性少年たちがロケット花火を打ち上げているので今回はパスし、MMMポイントへと行ってみると雰囲気はとてもよくトップウォーターにズパーンと出てきそうな雰囲気はムンムンしているが、何も反応はない。
飽きてきた!
いつも誰かしらいるマイナーポイントのメジャーポイントに一人アングラーが入っているのが見える。
その時、私の中である衝動が抑えられなくなる。
もう我慢できない!
この釣れない怒りを何かに転化したい!
良い事を思いついたぞ!
iPhoneのストロボを地面に向け光らせる。
あたかも釣れたシーバスを撮影しているかのように見せかけるのだ!
ぶははははははは!どうだ!悔しいだろ!
撮影した写真はこちらだ。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!