どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
この釣行の前日に良型をトップでかけるもののちょっとした油断でバラしてしまい、なんとしてでもキャッチに持ち込みたかった。
なぜなら、
トップで頑張りますよ!
と編集会議で宣言してしまったからである。
なかなか釣行に出られない日が続いており、ようやくみなさんにトップでの釣果をお届けできるかもしれないと思った嬉しさからついつい口走ってしまったのだ。
猛暑日続くつかの間の涼しい日にチャンスを見出し、連日チャレンジしていたが、涼しかった日もまた猛暑日にもどりつつあり、さらには台風までやってきている。
しばらくまた反応がなくなるかもしれないとなれば、この日を逃すとしばらくチャンスは来ないのではないか。
夜の荒川怖い症候群を乗り越え、今夜も荒川トップダンディズムへと向かった。
8月4日 20時30分~22時
中潮下げ止まり寸前
少々南よりの風
曇り→雨
前日に出たからと言って翌日に同じ場所で出るとは限らないのが釣りの面白いところであり、魚がいそうな場所を予測するのが釣りの醍醐味である。
やっぱり昨日と同じ場所へ行こう!
だって昨日のがもう一度出るかもしれないし!
悩む事なくストラクチャーポイント2へと入る前に近辺の様子を見る。
よし!誰もいない!
しかし社会人は金曜日、学生たちは夏休みと言うのも手伝ってか、少し離れたところにアングラーらしき姿が数人見え、性少年少女たちがあちこちで花火をやっている。
あまりランガンしやすい状況ではないようだ。
トップへの反応が無ければルアーチェンジもするのだが、前日とこの日はTDソルトペンシルのみでの釣行だ。気持ちとしては、
トップ以外で釣る気がない!
と言ったところである。と言うとカッコいいのだが、トップは手返し良さそうで意外とスローな釣りなので、ルアーチェンジがめんどくさい!と言うのが半分本音だ。
前日シーバスがヒットした時と同じ場所に立ち、同じように狙う。
一投1ゴミ入れゴミ状態!
ただ、小さい反応ながらトップへの反応はすこぶる良い。恐らく15センチ~20センチ程度だろう。
パン!と出てくるがまったく乗らない。
埒が明かず、ストラクチャーポイント1へとスライドすると、こちらもトップへの反応はすこぶる良いのだが、やはりサイズは小さい。
そして全然乗らない。乗りかけても弾いてしまう。
完全に夏の足元表層パターンである。ノーシンカーワームを漂わせると小型がよく釣れるパターンだ。
ドラグをユルユルにして小さくても釣りまくれ!とワタシの耳元で悪魔が囁く。
そんな事でよいのですか、それではあなたはの人生は一生ユルユルですよ!と天使が囁く。
ここはひとつ、サイズで勝負に出たい。ドラグは緩めない!
だってトップで釣るって言っちゃったし!
可能な範囲で徒歩ランガンしているとこんなものが大小それぞれ一つずつ落ちているのを見つけた。工事用か何かだろうか。
誰かこの巨大メジャーで釣ったシーバスを計測してみてくれないか!?
恥ずかしいからワタシはやらないが。
タイムリミットが迫ってきたところで、もう一度ストラクチャーポイント2へと入り先ほどと同じようにTDソルトペンシルをキャストするが、やはり一投1ゴミの入れゴミ状態は変わらず、なんとか隙間を狙ってキャストしルアーを引く。
相当にゴミを引っ張ってしまったので、場荒れしてしまったかな?と思いつつ、懲りずにキャストし、荒らしてしまった感が否めないが出るならココ!と言うピンポイントでツーン、ツーンとゆっくり引いてくる。
来るぞ。来るぞ。
来るか?来るのか?
来るぞ!?
ズッパーン!
キター!
今回はサイズに見合った素晴らしい捕食音!
アタリを聞いてから電撃フッキング3回!
ドバババババババババババ!
抵抗し横に走ってからのエラ洗い!
バルルルルルルル!
たまらない!
前日よりは引きが弱い気がしなくもないが、きっと、たぶん、絶対にスレがかりだったと思うので気にしない事にする。
油断禁物で短いやりとりをし、さぁタモの準備をとマグネットから外し前に振り出そうとすると、
ブーツのストラップにネットが引っかかって取れない。。。
なんだよこんな時に!
どうでもいい時には伸びるくせに!
右手のテンションを抜かないよう注意しながらなんとかネットをブーツから外し、無事にランディング。
60には届かないが元気いっぱいのトップシーバスだ!
やっぱりトップウォーターは面白い!
その後も少し投げてみるが連続ヒットは叶わなかった。
最近は毎日位置と姿勢が変わる謎の自転車クリスティーン号がどのように変化しているのか気になって気になって見たくて仕方ないのだが、この日は花火少年とウナギアングラーらしき人影があったので諦める事にし、前日のリベンジとなったかどうかはわからないが、満足感と達成感に浸りながら納竿することにした。
猛暑日が戻ればまた釣れない日々になるかもしれないが、諦めずに大好きトップウォーターでの釣りに拘っていきたい。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!