どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
東京でも積雪があり大混乱の週明けとなった今週は雪や強風で釣行を断念していたのだ。ようやく荒川へと行く事ができ、寒いながら気分はウッキウキである。
1月22日
19時30分
風は微風。
エントリータイムはかなり水位が下がるため、どのポイントからエントリーするべきか思案したのだが、結局ここのところ調子の良い心霊開墾ポイントの岬からエントリーする事にした。
タイドグラフでは80センチぐらいは潮位があるのでは?と思えたのだが、実際はシンキングペンシルでもボトムを触ってしまうほど水位は下がっていた。そのため護岸キワッキワではなく駆け上がりのライン上を狙いルアーをデッドスローで通してみると、根掛かりのような感触の直後に動き出すアタリが出た。
今夜もコイの予感である。しかも今回はウロコの思わせぶりだ。
沖の駆け上がりを狙いランガンしていくのだが、ツルッツルの不安定な足下がどうにもこうにもやりづらく、以前、小学生並の転倒で全身泥だらけになった嫌な思い出があり、一度心霊開墾ポイントを出て一気に猫ポイントへと移動し、下流方向へランガンをして行くと猫最下流ポイントでグっとコイともシーバスともわからないアタリと引きを感じたがすぐにバレてしまった。いったい何者だったのかはわからぬが、バレてしまった以上、コイである事を願うばかりである。もちろんコイも貴重な一匹ではあるのだが、やはりシーバスが釣りたい!
雰囲気は良いのだがまだまだ下げが効いており、流れがゆるくなっているポイントがとても狭くルアーから伝わる抵抗が強いように感じる。つまりシーバスが寄ってきてはいないのではないかと思い更に下流のストラクチャポイント1へと小移動してみると、雰囲気がたまらなくイイ!
やはり下げは効いているため流れのゆるいポイントは狭いのだが、水面のヨレになんとなくシーバスの気配を感じる。ただし、ベイトフィッシュを追いかけ回しているようなものではなく、流れのヨレが不自然にできている場所があると言う感覚的なものであるため、なんとも判断しがたいがそこにシーバスがいると信じて岸キワッキワへルアーをキャストする。
ハードコアリップレスミノーをスーパーデッドスローで巻き、ストラクチャの切れ目を越えたところでシーバスが急浮上してルアーを食おうとする姿がはっきりと見えた。
大興奮♪
残念ながらミスバイトでシーバスは再び暗い水中へと消えてしまった。こうなると二度と出ないのが荒川の難しいところであるが、諦めずにもう一度同じラインにルアーを通し、慎重にスーパーデッドスローでリールを巻くと再び同じ場所でシーバスが杭上がってきた!今度はガッチリとフッキングした!
すぐ目の前でのヒットであるため、大したファイト時間ではないが、強い引きを楽しみランディングする事ができた。57センチの銀ピカシーバス。
同じ場所での2匹目はなかなか出ないが、可能性を信じてルアーを投げていると風が強くなってきた。そろそろストラクチャポイント2へ移動して少し投げたら帰るかと思ったところへちょうどイケメンアングラーのカネコさんがやってきた。情報交換と歓談を楽しむが、寒さでロレツが回らなくなっている。
なんでも最近、テクトロでシーバスが出たそうだ。ワタシもランガン中、移動距離が長い時に同じ場所でテクトロしながら移動するのだが、これまで釣れた事がないためそこにはシーバスが寄らないのかと思い込んでいたが、有力な情報を入手する事ができた。やはりいるのだ。
帰る前に少しだけストラクチャポイント2でルアーを投げるが指先、足先が寒さで限界を迎えたため21時過ぎに納竿する事にしたのだが、
寒くてスプールにラインを納められない…
片付けに異様に時間がかかってしまったが、いつもより1時間はやく納竿する事ができたため、帰宅後に子ども達と遊ぶ事もでき、理想の釣りが楽しめた真冬の荒川であった。
寒さに負けず、でも無理せず、今日もNo Tsuri-ba! No Life!