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【潮干狩勉】江戸川で取れた生物は結局何だったのか?

こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

足元スキルを上げるために色々とお勉強したわけですが、何事も勉強した知識は使ってみないとモノになりません。江戸川放水路で発見した生物達は「貝」or「カニ」ぐらいしか認識がなかったので、彼らが一体何者だったのか確認していこうと思います。

江戸川放水路河口ではこのようなカニの死骸がちょくちょく落ちていました。勉強した今ならわかります。これはガザミというカニですね!一般には「ワタリガニ」という名前で高値で取引されています。こいつを専門に狙うのも面白そうですが、少しレベルが高そうですね。

新行徳橋で大量に見かけたカニ。こちらはアシハラガニ?

こちらの新行徳橋下で発見したカニ。こちらはチゴガニでしょうか?こうしてみると色々な種類のカニがいるもんですね!今までなら全部「カニ」として表現していたのでしょうが、少し勉強するだけでかなり成長できたような気になってしまいます。

次に問題の貝を見ていきます。

事前のお勉強では、巻貝→二枚貝の順に検討して行ったのですが、江戸川放水路でのアナジャコ狩りの際、巻貝を見かけた記憶がないのです。

そういえば~巻貝は江戸川にはいないのかな~

なんて後で思ったりしたのですが、帰って撮影した写真を見ていると・・・

おるやん!巻貝おるやん!

そうなんです。やはり足場スキルを高める決意をした今だからこそ、こういうものに感動を覚えることができる。その気が無ければ記憶にすら残らない。
やはり足場スキルの向上は、釣りの楽しみを底上げしてくれそうです。
今までなら、たとえ気づいていても

「なんだタニシか・・・」

と一蹴していたことでしょう。
こういうとしっかり調べたんだろうな、と思われるでしょうが、ちょっと調べてもわからなかったです。

さしあたり「タニシ」ということで。

問題は二枚貝の区別。ここで、お勉強の真価が問われるといっても過言ではありません

 

潮干狩りの時は全て「貝」。ホンビノスもオキシジミもアサリも全て「貝」でした。でもお勉強した今は眺めているだけでオモロゥですねそれぞれの貝が個性たっぷりに見えてきます。もっと写真を撮っておけば色々な分析ができていたのですが・・・残念。

まずこちらを検討。蝶番を中心として同心円状に溝ができています。これは「成長肋」と言われるものですね。また、貝の縁をよーく見ると、縦方向に放射状の線が入っています。これはオキシジミということになるのでしょう。オキシジミは黒く変色する傾向が強い点、この色合いもオキシジミであることを補強しています。

こちらはなんでしょう?オキシジミと同様に成長肋が入っていますね。ただオキシジミと違って放射状の線は無いようです。カガミガイのチャームポイントである「逆S字」もありません。これはホンビノスガイでしょうか。色合いもホンビノスっぽいっちゃポイですね。

ホンビノス貝は手に取ってみるとやはり迫力満点。外来種とはいえ、これを見つけた時の喜びはハンパ無いですね!

こちらは?よく見ると縦方向に溝が走っているのがわかります。放射肋というヤツですね。放射肋があるのは他にサルボウガイやアカガイがありましたが、明らかに溝が浅い。これはアサリ!江戸川河口ではアサリが取れにくいと聞いていたのですが、ちゃっかりお宝ゲットしていたんですね~。事前に勉強していけば、見つけた時の喜びは100倍だったんでしょうが・・・。

ただ、気になるのは横方向に成長肋のようなものが伸びているように見える点です。放射肋オンリーで成長肋はないものと思い込んでいたのですが、成長肋もあるとなるとサルボウガイやアカガイとは一線を画するタイプになりそうです。

写真だけでは全然わからないのでスーパーへ。

スーバーで凝視していたのですが、やっぱり実際手に取ってみないとわからないと購入を決意。あまりに凝視しすぎて周りのおばちゃんに白い目で見られました。

実際家で見てみるとやはり放射肋メインの印象ですね。成長肋もあるようでしたが、目立たず、しかも間隔が広い。

それよりも、想像以上に溝が浅いので爪を立ててみないと、「ザラザラしてんな」くらいしかわかりませんね。ただ、買ったやつはとても小さいアサリばかりでしたので大きいのだと多少わかりやすいかと思います。

 

他にもバカガイやシオフキガイを思わせる貝が写っていたのですが、いかんせん画像が粗いもので・・・。

今日のところは復習はこの辺で。でも、ちょっと勉強するだけで本当に楽しみが増えますね。足元スキル向上作戦、順調です!

No Tsuri-ba! No Life!