どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
台風がゆっくりと近づいてきている影響で東京では10月並みの気温となり、半袖では少々肌寒く感じるぐらいであったこの日。
直撃はなさそうではあるが、その影響はかなり大きく地域によっては豪雨や暴風をもたらした。残念ながら週末に予定していたタチウオの船釣りも欠航となってしまったが、早い決断に船長さんには感謝である。
しかし、しかしである。
雨雲レーダーを見ても雨が降りそうな気配はなく、風は少々強いものの北風。
しかも雨上がりの長潮ダラダラ上げ下げタイム。
これはもうトップで是非釣ってくださいと言っているようなものだ。
8月最後の釣行、行かない理由が見つからない!
胃カメラ頑張ったんだもん!
忍法まだいるような痕跡術を使い、そっと退社し嵐の前の静けさのような空気の中、夜の荒川ダンディズムへと向かった。
8月31日 20時30分~22時
長潮下げ止まりかと思いきや下げ八分ぐらい
曇り
少々強い北風
暑くもなく、寒くもなく
前回と比べるとエントリータイムの水位は低い。しかし低いからこそのトップウォーターでもある。そこで、今夜も秘密のトップポイントからエントリー。
いざタックルを準備すると自作トップウォーターから始めようとあれほど思っていたのに、ソルトペンシルに逃げてしまった。
悪魔の囁きに負けた形だ。
周りにアングラーの姿は全くない。変な潮周り、変な天気では無理もないだろうが、こういう時こそがトップウォーターでの釣りはチャンスなのだ。
この日の一投目、少し流芯付近へとキャストしゆっくり、ツーン、ツーンと引いてくると早々に水柱があがるが何事も起きない。
そのまま引き続け、来るならココ!と言う流れの緩くなったところにルアーが入ると、
ズパーン!ズパーン!
2回も水柱があがる!が、残念ながら何事も起きない。サイズは前回と同じぐらい30センチから40センチの間ぐらいだろうか。
やはり自作トップウォーターから開始するべきだったか。
2投目、同じラインをもう一度通す。
また流れを感じないところまで来ると、
ズパーン!
キター!
ズババババババババババ!
なかなかいい突っ込みを見せるが、サイズは30ちょいぐらいか。サイズはともかくやはりトップで釣れるのがとても気持ち良い。
キャッチしてみるとやはり30ちょいぐらい。
同じルートは少し休ませて、アップでストラクチャーキワを引いてくると、
ズパーン!
何事も起きない。
くそーう!
しかしこれは!
トップ地獄の始まりか!
世の中そんなに甘くはない。
反応が遠のいたので少し下流へ移動し、流れの堺を何度か引くが反応はない。
ルアーをピックアップするぞと思ったその時、
ズパーン!
キター!
ズババババババババババ!
いい突っ込みでいい引きをする。が、やっぱり30センチちょいぐらい。
下流方向へ目を向けると人の気配はなさそうだ。ちょっと近づいただけでツイッターで文句を書かれてしまうこのご時世、注意深く移動先を確認するが、誰もいない。
そのまま下流へと移動しストラクチャーポイント1を探ると15センチぐらいのがパッっと出てきたが、もう少しサイズのよさそうな捕食しているシーバスを引っ張り出すことができない。
ここは潔くストラクチャーポイント2へとスライドし日頃受けているような逆風に耐えながらピンポイントを狙うが反応はない。
天気予報では風が弱まるはずだが、どんどん強くなってきたため、ささっと心霊開墾ポイントへと移動し残りの時間を使って往復する作戦に出る。
開始早々に、
スパーン!
ズバババババババババババ!
ウフン♪
あぁ。。。
さっきと同じぐらいのサイズだから悔しくないもん!
それ以上の反応はなく、サイズはイマイチながらトップに出た事に満足し、タイムリミットに合わせて納竿することとした。
自転車にまたがると、何かキリキリとした音がしている。
はて、何だろうか。
走り出すとキーキーと何かが擦れる音。
ん?
!!!!!!!!!
巨大クロベンケイガニ!
どうやって登ったのだ!
この日は急激に気温が下がり、まったく姿をみかけず、通路を占拠されないので快適だと思っていたのだが、こんなところにいたとは。。。
今夜も傾いたまま黙っているクリスティーン号がセクシーだ。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!