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【荒川シーバス2018】自作とダイソーと大手メーカーの戦い!最初に釣れたのは〜まさかの。。。

どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

ファーザーズアングラーはいつだって時間との闘いだ。

もし少しでもチャンスがあるのであれば、何を差し置いてでもチャレンジしたい。それがダンディズムと言うものだ。

この日は妻関係のレクリエーションの予定があり、もちろんお酒も入るので行く手段、帰る手段がメンドクサイ。と言うことをボソボソと言うと行かなくて良いと。

行かなくて良いと。

元々その予定である、つまりワタシはオプションであると。

妻の肩幅が通常の1.5倍ぐらいになっているような気もするが、このチャンスを逃せば次は無いかもしれない。深い事は考えないことにする。

明るい未来を考えるのだ!

チャンスを掴むのだ!

さぁ、今こそ立ち上がるのだ!

勇気を奮い立たせレクリエーションをドタキャンしダイソーチャレンジにチャレンジすると言う事で善は急げ、買ってきたダイソールアーのフックをバーブレスに交換した勢いそのままに荒川へ。今回は昼間の荒川デイダンディズムだ。

念願のデイダンディズムだ!

ダイソーチャレンジに挑戦する事になった経緯はこちら

10月8日 12時30分〜18時30分

大潮ソコリからの上げ

晴れたり曇ったり

北寄りの風

 

快速シーバス号でソコリから上げ始めの惨殺ポイント周辺へと急ぐ。

自作ルアー、ダイソールアー、大手メーカーの製品ルアーをリレーし自分なりのダイソーチャレンジにチャレンジするつもりだ。

なんなら自分チャレンジである。

現場に到着してまずはダイソールアー3種類をキャストしてみたので、ダイソールアーの持つ特徴についてご紹介しよう。

それでは、レッツダイソー!

 

■ミノーモンスター


言わずと知れたダイソールアーを代表するフローティングミノー。安物ルアーにありがちな品質のばらつき(ワタシが買ったものはフローティングと言うよりはサスペンド)はあるものの、100メートルぐらいキャストして流心を流すような釣りでもしない限り飛距離は必要にして十分。ただし少し柔らかめのロッドの方がキャストはしやすそうだ。泳ぎはこれも一般的なウォブンロール。比較的シャロー向けのレンジで全体がシャローな荒川で使うには申し分ない。

 

■バイブレーション

こちらもダイソーを代表するルアーの一つでワタシが初めて買った頃に比べるとデザイン、カラーリングともに品質が向上しているように見える。こちらも所謂普通のバイブレーションなのだが本質は別のレイヤーにある。このルアーはジャークベイトとしてとても優秀なのだ。ツルツルっとゆっくりただ巻きしてジャーク、そしてフォール。このフォールスピードが絶妙でコストダウンの結果が生んだのだろうと思うが、実にゆっくりとフォールするためこのタイミングでシーバスが突入してくることが想像に難しくない。ただレンジは非常に浅いのでディープエリアのボトムを攻めようとすると少々辛いかもしれない。逆に言うと荒川のようなシャロー帯では最強ではないだろうか。

 

■ポッパー


所謂ポッパーなのだが非常に扱いやすく小さな飛沫をあげるも大きな飛沫をあげるも自由自在。ポップ音も所謂普通のポッパーだ。トゥイッチを入れてやれば小刻みに飛沫を上げながら小さくドッグウォークさせることもできる。そしてポッピングと同時にロッドを下げて早巻きしてやればダイビングしたまま泡を吐き出しブクブクスイムも可能でこれは手軽にトップウォーターの釣りを体験するには最適な一本と言える。

ダイソールアーは飛距離が出ないとよく聞く。確かに自作ルアーや飛距離を考慮した大手メーカールアーに比べたら飛ばないがコストやワタシの釣り方、風を味方につけることを考えれば十分だ。

飛距離が出ないなら出ないなりの釣りをすれば良い。チャレンジなくしてダイソーチャレンジは成立しないのだ。

ダイソーさん、ワタシをダイソールアーのテスターにしてください!

この中でワタシが特に気に入ったのはダイソーバイブだ。一般的なシンキングペンシルが静の自由ならダイソーバイブは動の自由だ。

自由ってなんて素晴らしいんだ!

僕らは自由なんだ!

フリーダム!

ロッケンロール!

前述したインプレッションの通りで実際にフォールさせている目の前でシーバスが突っ込んできた。残念ながらそのまま戻ってしまったが。

上流へと遡行しながらのランガンを展開していくが、どのルアーにもアクションにも反応がない。

この季節の日中によく釣れるポイントでも反応がない。

ただの荒川のようだ。

なんとしてでもダイソールアーで釣りたい!チャレンジしたい!

荒川の神様、いつもかけるのにバラしてばかりいるのです。

今日はなんとかお願いします。

期待を込めさらに上流へと遡行し秘密の干潟ポイントへと入る。

それでは気持ちも新たに、レッツダイソー!

思い当たることは全てやってみるが、ここでも反応が得られぬまま心霊開墾ポイントを探り、猫ポイントまでウォーカーよろしくやってきた。こうなればストラクチャーポイント1、2までランガンしようじゃないか。

猫ポイント根元から少しずつ下流方向へ移動し探っていく。ダイソーバイブのブルブルとした感触が手に心地よい。

アクションで誘いをかけ、今度は静かにゆっくりタダ巻きをしたその時、

ググっとした感触が手に伝わる。

キタ━(・∀・)━!!!!

電撃フッキング!

スポーン!

宙を舞う20センチぐらいのシーバス!

彼が今後生きていく中でもしかしたら最高の標高地点と恐怖を記録したのではないか。

サイズは小さい、しかもすっ飛んで行ってしまった。しかし、しかしだ。ダイソーバイブで釣れたのだ!

楽しすぎるだろこれ!

ここまでダイソールアー、自作ルアー、大手メーカールアーとローテーションしてきたが、最初にシーバスをかけたのはダイソールアーだ。

残りの時間で何が起きるか。

ストラクチャーポイントへと移動しようと言うところでひとりのアングラーが進行方向にやってきたので大きく迂回し一気にストラクチャーポイント2まで移動。各ルアーでリレーするが、何も反応はない。

一通り考え得ることを試し終わった頃には夕刻となりあたりは赤く染まり始め、サッカーや野球の少年たちも心地よさそうな疲れと爽快感を背中に散っていく。あと少しで完全に日は落ちる。そこからまた第二弾と行きたいところだが、

ビールが飲みたい!

歩き方がウォーカーみたいだよ僕!

そこで、もう一度猫ポイントへと戻ってみると先ほどはいなかった性少年少女が。。。

けしからん!ここは性なる、いや聖なる荒川だぞ!

けしからん!

目的の立ち位置だとテイクバックで性少年、あるいは少女のあらぬところにフックが刺さってしまいそうなので、少し離れたところへと入る。

気になるけど気にしない、レッツダイソー!

あまり時間をかけたくないのもあり各ルアーをスピーディーにローテーションして行くが、反応はない。

最後の願いを込め自作シンペンに切り替えて水中ドッグウォークさせながらキワッキワを通す。

シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッ

背後の性少年少女たちに通報されかねない手首の動作が、ワタシの鼓動が、トゥイッチのリズムに乗ってきたところで、

ドス!っとした感触。

キタ━(・∀・)━!!!!

ズババババババババ!

サイズは40あるかないかだろうか。最初は元気がよかったが途中から巻いたら巻いたなりに近づいてくる。

バラすなよ、バラすなよ、

絶対にバラすなよ!

足下で強烈な突っ込み。

ズババババババババ!

エラ洗い一発!

ウフン♪

またかよ。。。。。

間違いなくワタシの腕が足りていないのだが、自作シンペンに何か問題があるのではないかと疑いの目を向け責任転嫁の材料を探す。

しかし、見つかりそうにはない。

こうして始まったワタシのダイソーチャレンジ。

いつかその日が来るまで、まだまだ続く。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!