どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
勤労感謝の日、寒い!昨日はポカポカしてたのに!寒い!
近所のスーパーへ買い物に行くだけでも苦痛なぐらい寒い!
先日、記事の中でトップガイドのリングに傷があるという話を書いたのだが、改めて日中の明るい空の下で見てみると、やはり気になる傷である。
PEラインを通してグリグリとやってもひっかかりは無いのだが、カッターの刃でチェックしてみたらどうなのか。
カッターの刃を当てて半円の内側をなぞってみると、一箇所必ず刃がひっかかる場所がある。恐らくこれは手の指やある程度の太さのあるものでは感知する事ができないSICガイドリング特有の割れで間違いないだろう。
と言うことで早速エポキシや飾り巻きをカッターでゴリゴリと剥がしライターで炙ってトップガイドを外し、エポキシコーティングが不要の差し込めば使える替えのSICガイドを買ってきてホットメルトで接着、修理完了。
ついでにここのところジャリジャリしていたカルディアのローラーベアリングもパーツクリーナーで掃除し、ホンダ純正マルチパーパスグリスをぶち込んでメンテナンス完了。
そうなると早速使ってみたくなるのが男と言うものだ。
11月23日 16時30分〜17時30分
小潮ダラダラの下げ五分
雨が降りそうな曇り
無風
昨夜の釣行でトップウォーターへの反応がよかったのと、修理とメンテナスをしたタックルが使いたいと言う名目のもと、こどもの昼寝タイムにささっと小一時間の約束で荒川へと向かったのだが、途中の信号でネギを満載したジジイに話しかけられ、ルアーでスズキを釣るんですよと話しその場を後にするとワタシは河川敷に入り、取り急ぎMMMポイントへエントリーした。
ささっと準備をし、早速ソルトペンシルをキャスト、まだ明るいが活性的にスローリーな方がいいだろうと夜と同じようにゆっくり、スー、スーっと通してくる。
すると後方の藪がガサガサとし、さっきのジジイが降りてきた。
!!
あっちの方が足場がいいんじゃないの?と話しかけてきたので、振り向いた瞬間、
ズパーン!
おい!
大きな御世話である。
荒川河川敷でタックルを持たずに話しかけてくるジジイは多く、大半が釣りの話をするのだが、本当に釣りを趣味としているのかが非常に怪しい。
そして共通するのが、
話が長い。
今回もずっと近くに立たれ、小移動やキャスト方向を変えることができず、ある程度探ったところで「反応がないから場所変えますね、それじゃどーもー」と心霊岬へと移動する。
対岸はわからないが、少なくともワタシから見える範囲にはアングラーはまったくいない。先行者がいたのかどうかわからないが、一発目でトップに反応があり、これなら各ポイントのプレッシャーは低いのではないか。
水位のある時は狙おうとするとちょっとコツのいるポイントだが、下げでグッと水位が下がっているため、入りやすくなっている。
トップウォーターで狙うには最高の条件だ。残り30分、周辺を探って出なければ今日は終了だ。
ダラダラではあるが下げの流れの反転しているところへソルトペンシルをキャストし、ゆっくり、スー、スーっと通しくると、
ズッパーン!
このポイント一投目で本日二度目の水柱だ。サイズはそれなりにありそうである。
こうなれば立ち位置からキャストできる範囲で残り時間を消費することにし、あらゆる角度を狙ってみるが反応はなく、先ほどと同じラインを通してくると、
ズパーン!
小さく水柱が上がるが、恐らく先ほどと同じサイズ、または同じシーバスだと思われる。
しばらく反応がなくなったところで水面直下が得意なレビンライトを通すが、反応はない。スレたか?
再度ソルトペンシルにチェンジし、同じように、同じラインを通してくると、
ズッパーン!
キター!
なかなか手元にテンションが伝わってこないので、慌てずテンションをかけずに少し間を開け穂先に違和感を感じたところで一気に合わせを叩き込むと乗った!
ズバババババババババ!
素晴らしくいい引きをしている。
杭があるためラインを巻かれないように気をつけながら少し時間をかけてやりとりし、何度か怪しい場面がありつつ、無事にキャッチすることができた。
サイズは55センチ程度ではあるが、丸々としたナイスシーバスだ。
短時間釣行のタイムリミットギリギリ、しかもトップウォーターでかけることができ、大変満足である。
問題は明日以降の冷え込みによる影響だ。
あくまでワタシの考えるところであるが、少し前は上流側がよかったようなので、秋爆とは言い難い状況ではあるものの、海へと落ちていくシーバスがたまたまゆるい潮回りでホーム周辺に立ち寄っている状態だと考えられる。
下流域のデイゲームも秋爆とは程遠いものの、割と調子が良さそうなので、落ち始めているのは間違いないだろう。
そこへ来て週明けから潮回りが大きくなるので、これでかなりのシーバスが海へと出て行くのではないか。
そうなると中流域では居残りシーバスを探す釣りになるので、やってみなけりゃわからないが、いよいよルアーとポイントのセレクトに翻弄される日々がやってくるのかもしれない。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!