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ついに冷凍シーラカンス登場なるか!沼津港深海水族館で歴史のお勉強♪ようやく2Fをご紹介♪


こんにちは。絶滅危惧種のモリです。

いよいよ気温もガクッと下がって、冬到来ですね。
もしかしたらみなさんの愚息も元気がなくなってきている頃かもしれないですね。

さて、前回の記事から少し勃…経ってしまいましたが、
沼津深海水族館の続きですよ。

いよいよ2Fです♪



2F入口のモニュメント。
顔のところだけがホログラフっぽい感じで、
人が近づくとシーラカンスが表情を変えながら話すという演出がされていました。しばらく魅入る。

古代の海



シーラカンスに会うまでに、いろいろと事前情報を頭に入れてくれるエリア。
どうやらまだ道は長いようだ。



思いのほか反射がすごく、画面がブレブレである。

それはともかく、

シーラカンスは4億1600万年~3億5920万年前に誕生しているらしい。
「人生100年時代」などと最近では言われ始め、
ヒィヒィしている我々とはラベルが違い過ぎるのである。



三葉虫やアンモナイトなどと一緒に暮らしていたそうだから、
それらがわちゃわちゃしている様子は見た目はグロテスクかもしれないが、
ジュラシックパークよろしくさぞ賑やかに暮らしていたのだろう。

地球が誕生したのが約45億年前。
その後40億年後に突如として脊椎動物が地球に誕生したというのだから、

考え過ぎるとめまいと吐き気で帰りたくなるのでやめておいた方が良い。

そしてデボン紀(3億5000年前)にシーラカンスを含む、
いわゆる【魚類】が多く誕生し、
その後にようやく両生類・爬虫類~恐竜の時代へと続いていくのです。

さらにその後にビッグファイブと言われる5大絶滅期がやってきたらしい。



地殻変動や隕石の衝突などによって、
生物のほとんどが絶滅してしまった時期のことを指すらしい。

「アルマゲドン」を観直したくなりました。
宇宙酔いして変になってるロシア人の宇宙飛行士が好きでした。



そんな絶望的な時代をシーラカンスは深海でスーッと生き抜いてきたわけですね。タフですね。

人間も深海に適応したら生き延びれるんじゃないだろうか。

そして人間が誕生したのは、ようやく400~500万年前の話である。
いつ絶滅してもおかしくないのかもしれない。

そんな人間が一生懸命シーラカンス捕獲に使用したカヌーがこちら。



アフリカのコモロ諸島で実際に使用したものらしい。
小諸そばではない。コモロ諸島だ。

シーラカンスが人間にはじめて捕獲されたのは1938年。



南アフリカはイーストロンドンの博物館に勤めていた、
ちょっと垂れ目なラティマーさんという方に一報が入り、
その彼女が書いたスケッチによって、絶滅したと思われていた
シーラカンスが生きていたことが判明したのです。

エルビス・プレスリーももしかしたら生きているんでしょうか。

古代の海にタイムスリップ

お客様の興奮を煽った後、ここからは少しのインターバルエリア。
シーラカンス以外の古代生物の情報がちょっとだけ手に入る。



ちょっとだけよ♪


●アンモナイト



体長2m。美味しそう。


●ウミサソリ



体長3m。即死。


●メガロドン
  

体長15m。悪夢。


日本にもシーラカンス学術調査隊がいた?

そう、なんとなく気になっていたが、
こんな性…世紀の大発見をした当時、世界中に激震が走り、
ゴールドラッシュのような状態になっていたと思うのだが、
空想科学少年の地、日本はナニをどうしていたかが気になっていた。


…と思ったらやってた!



1981年から1992年まで、
なんと計8回の調査隊派遣を行っていた!




やるじゃん日本!

さらには1986年には、
世界初のシーラカンスの遊泳映像を撮影することに成功したらしい!

さらにさらに、この期間で捕獲し持ち帰った6体のシーラカンスが、
この水族館に展示されているものらしいじゃないか!

南極観測隊のようなロマンを感じる物語をありがとうございます。
否応なく妄想が湧き立ちます。

もしかしたら当時独身の隊員が現地でアフリカ人女性と恋に落ちて、
今はコーヒー農園をやっているかもしれない。


どうでもいい!
いよいよ見にいくぞ~!!!





…と思いつつ、今回も記事の終わりの時間が来てしまったようです。

前回最後に
「そして次回はいよいよシーラカンスのいる2Fの登場だ!」
と書いてしまいましたが、ウソをつきました。

だが次回は本当に本当にシーラカンスのいる2Fの登場だ!
楽しみに待っていてほしい。

待てないせっかちな愚息は、
その前に現地に行ってもらってももちろん構いません。

沼津港深海水族館

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!