こんにちは。ダビデ像のモリです。
みなさん深海してますか?私は何もしていません。
さて、亀のようにまったりと執筆し、
読者のみなさんからまだかまだかの大盛り上がりの
沼津深海水族館行ってきたシリーズだが、
今回ついにめでたく最終章を迎えることとなった。
マニアックな魚好きには沼津港深海水族館がおススメ♪ シーラカンスの本物の冷凍個体もあるぞ!でもまずは1Fをご紹介♪
ついに冷凍シーラカンス登場なるか!沼津港深海水族館で歴史のお勉強♪ようやく2Fをご紹介♪
そう、いよいよ冷凍シーラカンスの登場だ!
間違いない!!
前回日本の調査隊の活躍に感激したその先に待っていたのは、
超巨大なシーラカンス(の一族?)のリアルサイズパネルだ。
こんな大きさ初めて♪
大は小を兼ねると言うが、
結果シーラカンスも現代までコンパクトな方が生きながらえているのを見ると、なんとなく摂理としてそういうことなのかなとは思ってしまう。
つまるところ、
大きくても良いのは大きな心と大きなチ…くらいということだろう。
どうでもいい!
いよいよ待ちに待ったこのゾーンに突入だ!
ドキドキ…
いよいよ現存する世界でも貴重な貴重なシーラカンスの冷凍保存体とのご対面だ。
見よ!
このインパクトある顔!
こんなにカチコチなのは初めて♪
今はカチコチだが、こんなのが深海でぬあっと現れたら、
小生のおしっこなど漏れなく出きってしまうだろう。
漏れなくだ!
この厚い面とウロコ!
エイリアンの卵の皮くらいあるだろうか。
この爬虫類のようなウロコも実に独特な特徴で、
ジャッジャッと普通の魚のように包丁では取れないだろう。
さらに体内には進化の途中だったのか、手になりそうだった骨が存在し、
肺らしき臓器も使われないまま未だ存在しているそうだ。
なんというロマンなのだろう。
私などはもう進化をやめたというのに。
顔もまじまじ見ていると、実に味わい深く、
シーラカンスの魂の声が聴こえてくる。
….
特に聴こえない。
とにかく、生命の神秘、人間の陳腐、おじさんのチン..など、
いろいろ考えさせてくれる冷凍標本であった。
やはり本水族館最大の見どころであるのは間違いない。
感動を引きずりつつも、ふと傍らに目をやると、
キレイな水晶のような物体が見える。
なんだこれは!
どうやら特殊な薬品を使って、
生き物の肉の部分は透明にし、
硬い骨格部分は赤く、柔らかい骨格は青くしてしまったものらしい。
当然アカエイは軟骨だらけだから、青一色になる。
ヘコアユは硬軟の骨で構成されているので、混在した色になる。
すばらしい!
アートのようだ!
できることなら私も透明になって蓄光して発光してしまいたい!
冷凍保存の横ちょに置いておくには勿体ない、
アート心をくすぐる展示物であった。
その他にも二階にはオオグソクムシの実物大(巨大)や、
足にまで内臓が入っているという謎の生命体、ヤマトトリックウミグモや、
一度は人にぶつけてみたいイガグリガニなど、
深海のロマンあふれる生物がいっぱいであった。
そういえばこういう生物はそもそもどうやって捕っているんだ?
という疑問が湧くわけだが、
親切なことにその漁の模様も模型で再現してくれていた。
見た感じ底網で引いているだけに見えるが、
つまり300mとかあるロープを使用してただ引きずっている、
ということなのだろうか。。
知っても知っても謎が深まるばかりである。
それがまだ未知の領域の方が多いと言われている深海の魅力、
ということになるのではないだろうか。
しかも最後に端末を使った深海クイズができるコーナーがあったのだが、
激ムズである。
途中の展示物の説明はかなり読み込んだと思ったのだが、、惨敗も惨敗である。
読者のみなさんも訪れた際は、ぜひチャレンジしてみてもらいたい。
というわけで、ついに終わってしまった今回のレポートなのだが、
正直全3回で紹介しきれていない事の方がまだ多い。
それくらい魅力に溢れた沼津港深海水族館でした。
これより深い深海のロマンは、
ご自身の目で確かめてみるのが一番だと思う。
せっかくなので、活気に溢れた沼津の港町に諸兄を
ブラブラさせてみてはいかがだろうか。
沼津港深海水族館
レッツブラチン沼津!
沼津さいっこう!
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!