こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
ターゲットの一つであったマテガイも無事捕獲完了。
潮干狩りの魅力の一つは多くのターゲットと出会えること。せっかくだからできるだけ多くの生物を捕獲したい。
事前の勉強では、マテガイが採れるようなエリアにはアサリが生息してることが多いということを学んだ。そのエリアとは「砂」エリア。江戸川放水路エリアは基本的に「泥」の印象が強く、実際に行ってみると泥と強烈な磯臭がする。
ただ、最河口部は泥+砂(いわゆる「砂泥」ですか?)といった土質で他のエリアに比べてマテガイ・アサリが生息する環境に適しているように思えた。
そのため、まず第2のターゲットはアサリに決定。
それにしても、相変わらず貝穴というのは見分けが難しい・・・。貝穴に限らずアナジャコの穴、カニ穴、全くわからん・・・。
一応アサリの場合は「アサリの目」が目印。
入水管と出水管を持つアサリは砂の中からこれらの2つの管を出して水を出し入れするため、理論上はこの「アサリの目」の下にはアサリがいるということらしい。
だが思うに、この出水管と入水管って他の2枚貝も持っているじゃないのかってこと。もし他の貝にも共通する特徴だとしたら、「アサリの目」というのはアサリ発見のメルクマールとして役に立つのか疑問です・・・。
というのも、自分が目指す理想の姿は、土質で生息する生物の目星をつけ、穴を見て「いい仕事してるな。奴だな」と土中にいる生物を見事に言い当てるほどの洗練されたスキル。干潟における中島誠之助が僕の理想の姿だった。
が、座学で作り上げた知識を元に、アサリの目ポイントの下を掘ってみると、アサリがいたりいなかったり、他のシオフキガイが出てきたり・・・・道は程遠い。
こんな感じの無造作に並んだ穴。こういったおよそ「アサリの目」とは程遠い穴周りを掘ってみるとアサリがバンバン出てきたりする。
結局自分の理想の穴スキルは発揮できなかったが、ある程度の量のアサリはすぐに捕獲完了。ただ一つ成長したのは他の貝とアサリとの見分はつくようになったこと。アサリは放射肋と呼ばれる縦溝が入っている点で江戸川河口域で取れる他の貝とは形状が差別化されている。
アサリと同じエリアでよく採れたのがこの貝。表面には成長肋があり自分の中ではホンビノスやオキシジミの小さいやつだと思っていたのだが・・・どうやらシオフキガイみたいです。ぷっくりした部分はツルツルしていて、殻の縁に向かうと次第に成長肋の溝が出てきます。僕はシオフキガイはツルッツルな貝だと思っていたので。
江戸川放水路最河口部の右岸で捕獲したのはマテガイ、アサリ、シオフキのみ。アナジャコを探したのですがやはりらしき穴を見つけることができず・・・・。
No Tsuri-ba! No Life!