こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

同居人CDととともに江戸川放水路最河口部へやってきました

 

いよいよ潮干狩り開始です。

まずはマテガイを狙って穴を探そうということに。というのも、同居人Cはかつてマテガイ採りにはまっていたこともあり、マテガイに関しては3人の中では経験値的には勝っていた。朝の起床係からマテガイのパイセンへと昇格した彼は、パイセンの証明をすべくマテガイの穴探しを開始。僕とDも差し当りマテガイを狩ることに。

はじめはマテガイの気配を感じなかったのだが、沖方向に歩いていくと・・・

食い散らかしたポッキーのようなマテガイの死骸がそこらじゅうに落ちている。

一面灰色の地面に貝の死骸がそこらに落ちている。しかし、よく見ると初夏の山で顔を出すタケノコのようにポツポツポツと顔を出している物体。マテガイである。

前回来た時もおそらく存在していたのだろうが、マテガイを採るということに全く意識がいっておらずスルーしていたのだろう。マテガイが生命の存在はこれでもかとアピールしている。

これらのマテガイは食べられるのだろうか?引き抜いてみると生きているもの、死んでいるもの、いろいろいたが・・・。

一人のおっさんはこの死んだマテガイを袋一杯に採捕していたが・・・食べるのだろうか?それとも、ハゼの餌にでも使うのだろうか・・・

このような状況を鑑み、一人の男が口を開く。

D:こーゆうとこだよ!マテガイいる!間違いない。

熟練の経験から「今日はいい潮の流れだな」と釣り場の環境を語るベテラン釣り仙人と同じように、狩場のマテガイ生息状況について語る起床係兼マテガイパイセンのC

だが一つ言っておく。

見りゃわかるわ!

いくら僕がマテガイをとったことのないマテガイ素人とはいえ、これだけおびただしい数のマテガイの死骸を見れば、マテガイがこの付近に生息しているであろうことはわかるのだ。

調子にのる忠犬歩兵パイセンCは塩を取り出してマテガイの穴を探し出します。

マテガイの一般的な捕獲方法はマテガイの穴に塩を振りかけてマテガイが「ニョキッ」と頭を出すので、「ガッ」と掴んで「グイッ」と引っこぬくというもの。なんでも、マテガイは潮が引いている時は地中深くに潜り、潮が満ちてくると出てきて活動するという生活スタイル。塩を振りかけると潮が満ちてきたものと勘違いし、頭を出すらしい。

マテガイの穴については勉強してきたのだが、実際に探してみると見つからない。そこらに顔を出すマテガイの存在とは裏腹に、地面を掘ってみても「涙型」の穴は出てこない。仕方がないので、そこらへんい適当に塩を振ってみると、もぐらたたきのモグラのようにポコ・・・ポコポコと頭を出す小さいマテガイ。

これらの小さいマテガイはちょくちょく取れるのだが、やはり画像として撮るほどの大きなマテガイはなかなか顔を出さない。

今回もこのパタンか・・・とやな予感を頭に過ぎらせていると・・・

C:いた!いたいた!

マテガイのパイセンとしてやっと役割果たす時が来た。同居人Cは大きなマテガイの住処らしき穴を発見!

少し形は変わっているが、確かにネットで調べた時に見た涙型の穴に見えなくもない。

穴に塩を振りかけてデカマテガイが顔を出すのを待ちます・・・・が、なかなか顔を出さない。

Cの野郎・・・」と僕とDの中でCへの疑いの目が向けられますが・・・Cや穴を注視し続ける。「やれやれ・・・」と諦めて次の穴を探そうと目をそらした瞬間。

C:来た!

どーせシジミとかポッキーマテガイでしょ。

!?

!?!?

来たぁ!デカマテガイ!

一時はCのマテガイスキルを疑っていたが、さすがは我が同居人。しっかりと歩兵としての役割を果たしてくれた彼に感謝を述べたい。

それにしても、なかなかのルックス。細長い棒に亀の頭がくっついたようなそのルックスは、他の二枚貝とは一線を画している。

調子に乗ったマテガイパイセン。自己主張をしっかりしてくる。

あんたはCだよ。EでもSでもない。

備忘録として少し述べておくと、採ったマテガイを地面にポイしておくとすぐ砂に潜って逃げてしまうので注意。

  

30秒も放っておくと、すぐにおっ立って地面の中に潜ってしまいます。採ったらなんかの入れ物に入れとかないとダメですね。

もう一つは地面をピュッピュッと水を吐いている生き物は何かということ。その付近に塩を巻いたらマテガイが顔を出すことが多い気がしたが・・・

約1時間半位やってこの成果。まぁちょっと少ないですが、味見程度には十分でしょう。小さいマテガイも少し持って帰って味見してみます。

というのも、ほとんど大きいのはC、Dが採ったものなので自分の成果はほぼ小さいマテガイなのです。「僕等が採りました」と家に帰って主張するためには少しでも自分の捕獲物を混入しておく必要があったのだ。

マテガイ捕獲も成功に終わり、続いてのターゲット捕獲へ再始動(続く)

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/7ae42db99b3d0172c6f060ac068a5fc3.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/7ae42db99b3d0172c6f060ac068a5fc3-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKマテガイ,潮干狩りこんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 同居人C・Dととともに江戸川放水路最河口部へやってきました。   いよいよ潮干狩り開始です。 まずはマテガイを狙って穴を探そうということに。というのも、同居人Cはかつてマテガイ採りにはまっていたこともあり、マテガイに関しては3人の中では経験値的には勝っていた。朝の起床係からマテガイのパイセンへと昇格した彼は、パイセンの証明をすべくマテガイの穴探しを開始。僕とDも差し当りマテガイを狩ることに。 はじめはマテガイの気配を感じなかったのだが、沖方向に歩いていくと・・・ 食い散らかしたポッキーのようなマテガイの死骸がそこらじゅうに落ちている。 一面灰色の地面に貝の死骸がそこらに落ちている。しかし、よく見ると初夏の山で顔を出すタケノコのようにポツポツポツと顔を出している物体。マテガイである。 前回来た時もおそらく存在していたのだろうが、マテガイを採るということに全く意識がいっておらずスルーしていたのだろう。マテガイが生命の存在はこれでもかとアピールしている。 これらのマテガイは食べられるのだろうか?引き抜いてみると生きているもの、死んでいるもの、いろいろいたが・・・。 一人のおっさんはこの死んだマテガイを袋一杯に採捕していたが・・・食べるのだろうか?それとも、ハゼの餌にでも使うのだろうか・・・ このような状況を鑑み、一人の男が口を開く。 D:こーゆうとこだよ!マテガイいる!間違いない。 熟練の経験から「今日はいい潮の流れだな」と釣り場の環境を語るベテラン釣り仙人と同じように、狩場のマテガイ生息状況について語る起床係兼マテガイパイセンのC。 だが一つ言っておく。 見りゃわかるわ! いくら僕がマテガイをとったことのないマテガイ素人とはいえ、これだけおびただしい数のマテガイの死骸を見れば、マテガイがこの付近に生息しているであろうことはわかるのだ。 調子にのる忠犬歩兵パイセンCは塩を取り出してマテガイの穴を探し出します。 マテガイの一般的な捕獲方法はマテガイの穴に塩を振りかけてマテガイが「ニョキッ」と頭を出すので、「ガッ」と掴んで「グイッ」と引っこぬくというもの。なんでも、マテガイは潮が引いている時は地中深くに潜り、潮が満ちてくると出てきて活動するという生活スタイル。塩を振りかけると潮が満ちてきたものと勘違いし、頭を出すらしい。 マテガイの穴については勉強してきたのだが、実際に探してみると見つからない。そこらに顔を出すマテガイの存在とは裏腹に、地面を掘ってみても「涙型」の穴は出てこない。仕方がないので、そこらへんい適当に塩を振ってみると、もぐらたたきのモグラのようにポコ・・・ポコポコと頭を出す小さいマテガイ。 これらの小さいマテガイはちょくちょく取れるのだが、やはり画像として撮るほどの大きなマテガイはなかなか顔を出さない。 今回もこのパタンか・・・とやな予感を頭に過ぎらせていると・・・ C:いた!いたいた! マテガイのパイセンとしてやっと役割果たす時が来た。同居人Cは大きなマテガイの住処らしき穴を発見! 少し形は変わっているが、確かにネットで調べた時に見た涙型の穴に見えなくもない。 穴に塩を振りかけてデカマテガイが顔を出すのを待ちます・・・・が、なかなか顔を出さない。 「Cの野郎・・・」と僕とDの中でCへの疑いの目が向けられますが・・・Cや穴を注視し続ける。「やれやれ・・・」と諦めて次の穴を探そうと目をそらした瞬間。 C:来た! どーせシジミとかポッキーマテガイでしょ。 !? !?!? 来たぁ!デカマテガイ! 一時はCのマテガイスキルを疑っていたが、さすがは我が同居人。しっかりと歩兵としての役割を果たしてくれた彼に感謝を述べたい。 それにしても、なかなかのルックス。細長い棒に亀の頭がくっついたようなそのルックスは、他の二枚貝とは一線を画している。 調子に乗ったマテガイパイセン。自己主張をしっかりしてくる。 あんたはCだよ。EでもSでもない。 備忘録として少し述べておくと、採ったマテガイを地面にポイしておくとすぐ砂に潜って逃げてしまうので注意。    30秒も放っておくと、すぐにおっ立って地面の中に潜ってしまいます。採ったらなんかの入れ物に入れとかないとダメですね。 もう一つは地面をピュッピュッと水を吐いている生き物は何かということ。その付近に塩を巻いたらマテガイが顔を出すことが多い気がしたが・・・ 約1時間半位やってこの成果。まぁちょっと少ないですが、味見程度には十分でしょう。小さいマテガイも少し持って帰って味見してみます。 というのも、ほとんど大きいのはC、Dが採ったものなので自分の成果はほぼ小さいマテガイなのです。「僕等が採りました」と家に帰って主張するためには少しでも自分の捕獲物を混入しておく必要があったのだ。 マテガイ捕獲も成功に終わり、続いてのターゲット捕獲へ再始動(続く)。 No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン