こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
見分けつかん!今まで釣れた「ハゼ」を仕分ける②〜マハゼ、ウロハゼ、チチブ、シマハゼ・・・ の続きです。
●チチブとヌマチチブ
さらにさらに僕を悩ませるのはチチブとヌマチチブ。
釣り上げた中から候補を絞ると・・・
水元公園の「ハゼ」。
【都内釣り】見よ釣仙人・・・これが笹竿の妙技よ!(水元公園)
荒川笹目橋での「ハゼ」。
【荒川】夜の荒川で川遊び。うなぎが釣れんなら小物と遊ぶ(笹目橋)
大井ふ頭中央海浜公園の「ハゼ」。
【都内釣り】ハゼしか釣れない・・・もういいよ!ハゼ釣るよ!(大井ふ頭中央海浜公園)
これらの「ハゼ」の正体なんですが、どうやら「チチブ」属という分類に属する魚のようです。チチブ属の魚は日本に4種いますが、南西諸島に2種を除くと、「チチブ」と「ヌマチチブ」という種である可能性が高い。ただ、大井で釣れた真っ黒いやつは未だにチチブなのか自信なし。
まず、大きな見分け方法として背びれ棘の特徴があるらしいが、僕が撮った写真ではちょうどいいのが見つかりませんでした。仮にチチブだと、棘が波平&海平兄弟のようにふにゃふにゃっと糸上に伸びるらしく、ヌマチチブでは伸びない。
ではどうやって仕分けようか・・・
ヌマチチブの第2の特徴としては、胸鰭根元の模様。胸鰭の根元は黄色くなっているのはチチブと共通するが、ヌマチチブにはさらに黄色の中にオレンジ色の線が入るんだとか。
まず、笹目橋で釣れた魚について。よく見るとオレンジ色の線が入っており、さらに背びれが糸状に伸びていない。おそらく「ヌマチチブ」で間違いないでしょう!
次に水元公園で釣れたものを見ると、背鰭については確認できないが、胸鰭の黄色・オレンジ線が確認できる。コイツもおそらく「ヌマチチブ」でしょう!
でも大井の「ハゼ」がよくわかんない。胸の根元に黄色だかオレンジだかよくわからん色が入っているが・・・少なくとも黄色の中にオレンジの線、というのとは違う。
仕方ないので、第三の特徴。ヌマチチブは体全体に白斑点、チチブは顔に密集した白斑点。
一応笹目橋と水元公園の「ヌマチチブ」を確認。
よし!やはり笹目橋・水元公園で釣れた「ハゼ」はヌマチチブで間違いなさそうだ!体全体に白斑点!あとは大井の「ハゼ」のハゼの仕分け!
真っ黒ケッケじゃん!
どれだけ目をさらにしようとも白斑点は見つからず・・・
・・・・誰なんだ?お前は・・・
釣った当初は正体わからず、その後はダボハゼ・チチブと名前を代え、今はナニモノな彼。
一周回ってまた泥沼にはまったところでチチブ・ヌマチチブ仕分け終了。
No Tsuri-ba No Life!