サイトアイコン ツリーバ

【荒川シーバス2019】たった1匹、奇跡の多毛類!バチ抜けの布石になるのか!?

オッス!オラ編集長のヒビヤだっぞぉ。

前回前々回の記事で書いた河川敷火災の当日、消火活動で出た排水や炭化した葦の流出が下流まで流され状況は厳しいのではないかと考えていた。

大潮も後半。

やっぱり行きたい!

だってバチ抜け始まるかもしれなじゃいですか!

火災については結局目撃者のTwitterまとめ程度しか見つからず真相は闇である。

うにょうにょとどこからともなく湧き出し流れる多毛類に想いをはせ、今夜も快速シーバス号に跨がると夜の荒川ダンディズムへと向かうのであった。

2月6日 水曜日 20時〜22時

大潮下げ三分ぐらい

晴れ

無風

寒くない

 

結論を申し上げると、

確認できた多毛類はたったの一匹。

しかも、ど〜れ、多毛類ちゃんはいるのかなぁ〜と覗き込んだその奇跡的なタイミングでだ。

これはあかんやつや!

とは言えである、あまりにもブワーっと沸きすぎているのもよろしくない。ほんのりフワフワとしている状態がサイコーに良いのだ。

シーバスが作る小さく独特な波紋もなく、あるのはコイの予感♪だけである。

しかし少しの可能性に興奮しないはずもなく、AREA10、自作フローティングミノーをキャストし流れに乗せて様子をみるが反応はない。

つぎにキワッキワをデッドスローで引いてみるがこちらも反応はない。

ただの荒川のようだ。

上流へと少しずつ移動しながら広い範囲にルアーを打って行く。

極小さなシーバスらしき気配のある小さなポイントを発見。

アップでキャストしAREA10を流れに同調させるようリトリーブしてくるが、やはり反応はない。

と、ルアーをピックアップした瞬間にンゴゴっとした感触。

キタ━(・∀・)━!!!!

チャポチャポチャポチャポチャポチャポチャ

20センチのシーバスさん。。。。。

うん。ありがとう。君は優しいな。

今度はダウンにキャストし超絶デッドスローで引いてくるとンゴゴとっとしたアタリが出たが水面でパチャパチャっとして逃げてしまった。

また20センチぐらい!

これは埒があかないとストラクチャーポイント1へと大きく移動し何かが作る波紋周辺を同じくAREA10、自作ルアーを流して様子を見るが反応はない。

シーバスに食われるため流れ、でもシーバスに食われずUターンしてきたAREA10をピックアップ寸前まで気絶しそうなほどのデッドスローで引いているとアングラーらしき人影がどこかへ歩いていくのが見えた。

どこへ向かうのだろうかなどとよそ見をしているとンゴゴ!っとしたアタリが出て激しく焦る。

しかしサイズは恐らく先ほどと同じぐらいだろう。

同じルートをもう一度通すともう一度ンゴゴっとしたアタリがでるが今回も乗らない。

もう!

水位は低くなる一方、バチ抜けも先の1匹以外は期待が持てない。

俺はもうダメだ!

もうだめなのか!

静かな河川敷に跪き頭をかかえ、そう叫ぶとゆっくりと立ち上がり、泣きながら納竿するのであった。

今回見つけたたった一匹の多毛類。この一匹がワタシに奇跡を与えてくれる布石になるとはこのときは知るよしもなかった。

それでは今日も、No Tsuri-ba No Life!