こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
隅田テクトロ釣行はただのおっさんの水辺散歩に終わり、亀島水門から対岸を眺めながら折り返しテクっている時のこと。対岸に注目ポイントを発見。
ん?
あれは・・・穴じゃないですか!
穴、隙間をみけるとなぜか心をかき乱される。その気持ちを大切にする、それが編集長やGMから受け継がれるツリーバの魂なのです。
ということで、レッツ穴!
というか、テクトロで心が折られたんで別の釣りをしようと思っただけなんですけど。
やってきたのは佃公園。徳川家康はかつて、この地を埋め立て大阪から連れてきた佃煮職人を住まわせたという。ここは江戸における佃煮の里と言える場所なのです。
良さげなポイントがあったが先行客が多数いるので別ポイントを探す。
佃堀広場の足場が低いエリアを選択。他に釣り人いないし。でもみんなあっちで釣ってるけどこっちには魚がいるのか・・・
ゴミのようにおるやないかい!
写真では見えづらいですけど、岸壁にへばりついて泳ぐ大量のピンハゼ。底の方にはかすかに大きめの魚影が見えるが・・・
今日の晩御飯は決まった!こいつら、狩る!
でも、竿はどれにしようか・・・
レッドと無名の新人は小物の竿とはいえ、2mもの長さがありこの場所では使い勝手が悪い。数を釣ってなんぼのピンハゼ釣りでは手返しの良さが一番重要。かといって竹岡で拾った萩生は短すぎるし・・・
あいつの出番だ。
笹目橋上流でのテナガエビ釣行受難時にデビュー&戦線離脱したきり、めっきり活躍の機会を失っていた2軍戦士の翠祥。リールもなく、長さも丁度いいこいつでピンハゼを狩る。
ただ先っぽを喪失しているのでセロハンテープでラインをくっつける。
ピンハゼだし、余裕でしょ。
今回用意した餌は2種類。
サクラエビの釜揚げ(台湾産)。実は釣行に行く際はこいつを予備として数匹持ってくるようにしている。数ヶ月前にスーパーの割引品で300円くらいで購入したもの。
ちょっと小物釣りをしたいというときに数匹あるとかなりの時間を潰せる。淡水でも全然使えますし、オキアミみたいに臭くないので。ボウズ確率の多い僕が言っても説得力ないですが。
いとこんチャレンジをして以来のお気に入りがこれ。超小さいタッパーに縛られたイトコンを一つ備蓄しておいて釣行の際は一本引き抜いて持ってくる。
まずサクラエビからスタート。
仕掛けはテナガエビ釣りで使ったエビバリの余りにガン玉をつけただけ。サクラエビのサイズですら大きいので、さらに千切って放り込む。
沈ませすぎると見釣りができなくなるので、岸壁に餌を配置。
ハゼがエビをつついているのがわかります。
糸を張って脈を取りながら目でもハゼが食いつく姿を見つめる。
楽しすぎます。
数秒後、
コッ、ピュッ!
口に含んだ段階で即アワセ。
ピンハゼは数釣ってナンボで、手返しの良さが不可欠。
ハリを飲まれるよりはバラした方がいいのです。
どうよ。
こんなもんよ。
我が力は!
約10分での釣果で心は蘇るどころかお得の有頂天に。
普段釣れない時間が長いので、やはりどんどん釣れる小物釣りは楽しい!下手したら一日中続けられますね。
盤石のサクラエビによって心の回復は十分に図れた!
次にイトコンでハゼを狩っていく!(続く)
No Tsuri-ba! No Life!