こんにちは!ツリーバライターのイシザキです!

東京の海でも釣れず、千葉の海でも釣れず・・・
じゃあどこなら釣れんの?

荒川笹目橋!釣れたというほどではないですが、ハゼしか釣れない時期が続く中、愛竿が立て続けに壊れる事態に見舞われながらもテナガエビを釣り上げた縁起のいい?場所です(テナガエビ釣り記事)。
ネットを見ていると、うなぎが釣れるという情報を目にしたので、今日はこの笹目橋でうなぎを釣ってやろうとやってきたのです。
通常、釣行を記事にするときは釣果は最後まで引っ張るようにしている。やはり釣りにおいてターゲットが釣れたか釣れないかは一番の関心事だからだ。しかし、最近あまりにも釣れない記事が続き、最後まで釣果を引っ張ることへの罪悪感を覚えている。そのため、本日は始めに断わっておきたい。

うなぎは釣れていません。この記事はおっさんが小物と川遊びする記事です。

前回やってきた乳母車ポイント(Googleよ、ここまでしてくれ・・・汗だくの釣り場ビュー)を目指します。前回やって来た時まドカンちょー。釣りにとって干潮がいいのか満潮がいいのか正直よくわからないが、今思えばテナガエビを見釣りで捕獲するには絶好のタイミングだった気がする。

やってきたのは16:00頃。

足場がない・・・
というか釣りづらい。
その後水位はさらに上がり、写真の護岸斜面まで達してきたのすが、これから夜釣りになるのにこの足場はまずい・・・
斜面で足を滑らしたらテトラの隙間にダイブし、くぐるとそこは千と千尋の世界である。
スーパーマリオのようにブロックをぴょんぴょん進んで行くことも考えたが、マリオと違って人の命は唯一無二。マリオほどの身体能力と復活力を持たない現状では無謀である。
加えて暇な時間に小物竿で超小物釣りもしたいと思っていたので、この場所は今日はやめておこうとう判断に。

ということで移動。

やってきたのは笹目橋下。前回来た時はこの笹目橋下が自分が想像する理想の親父狩りポイントと認定。絶対に夜にくるのはやめておこうと決意していたのだが・・・

背に腹は代えられぬ。

うなぎの方が腹なのかよって思うかもしれないが、それほど今の僕は追い詰められているのです。

あ、ちなみにもう一回言っておきますがウナギは釣れませんでした( ´ ` )

他のポイントの消波ブロックが水没する中、笹目橋下の下流方向へ伸びるブロック帯は未だ健在。橋下は親父狩りに遭う惧れはあるが、足場もいいしブロック帯も近くにある。ここにしよう。

釣り場も決定したところで竿と仕掛けを用意。ここで、本日のタックルをご紹介。

愛竿レッド。・・・あれ?

線対称のレッド隊員。通常のリールと異なり、ハンドルがないシンメトリーがチャームポイントとなっている。

テナガエビ釣りでの受難の記事をご覧になった方がいれば、経緯をご存知かもしれない。ハンドル反対側の留め具が失踪し、それ以降ハンドルが自動着脱式になっていたのだ。が、その後進展があったのです。

数日前、若洲海浜公園にて。

千葉でも思うような釣果が挙げられず、東京に戻った僕は東京湾での海釣りのメッカとも言える若洲海浜公園へやって来ていた。ここでは、足場的にレッドしか選択肢がない。むしろレッドの長さでもきついくらいだ。

なんの迷いもなくレッドに仕掛けをセットし、投入。

ぽちゃん。

仕掛けが気持ち良い音を立て、入水、沈んでいきます。
フェンスに肘をかけながら、都会のビル群を眺めながら、底を小突いていきます。

ぼちゃん。

ん?なんかいい音したな。隣に釣り人でもいたっけ?
周りを見渡すが、近くに人はいない。
魚でもはねたのかな。活性がいいのかな。ちょっと巻いてみようかな。
ハンドルに手をかける。

スカッスカッ

なんか覚えのある現象だな。
レッドに目をやると・・・あれ?

  

あれ?


まさかの?

まじなのかーーーーーーっ!?

とらやの抹茶羊羹のような不気味な色をした海にレッドの腕は沈んでいいったらしい。永遠の別れです。名作タイタニックのラストシーンでローズがジャックを涙ながらに深海へと沈める時のように永遠の別れなのです。マライアのあの名曲がどこからか聞こえてきます。

そんな経緯もあり、腕を失ったレッドは糸巻き力を喪失し、もはや仕掛けを遠くに投げるだけの竿へと1up。現在も一応我が愛竿としての地位を保っているわけです。幸いなことに今回はルアーのようにハンドルが必須の釣りではない。もしうなぎがかかったらあとは手で手繰り寄せれば良いのです。四万十でアカメを狩るアカメ漁師さながらに。

針にはイソメを房掛けし、レッドの先っぽには鈴をつけてうなぎの到来を気長に待ちます。

対うなぎ仕様のレッドをセットし待っている間に小物釣り開始。

僕の記事をこまめに見てくれている酔狂な読者はお気づきかもしれないが、実はこいつ、新たな愛竿なんです。

遡ること1週間、千葉竹岡の萩生港にて。

上総湊から竹岡まで釣り場を探して歩き続け、心身ともに疲れ果てた状態でやっとのことでたどり着いた萩生港。日も暮れ始める中、寂しく堤防の先端へとトボトボ歩いていた時のこと。

 

ガリっ、
あれなんか踏んだ。

こ、これは・・・!

もう1つの愛竿である翠祥以上の「小物しか受け付けんぞ」感。

こんなお宝が落ちていようとは・・・おそらく折れた竿の先を釣り人が不法投棄したものだろうが、ものに対する価値観が人それぞれであることを改めて思い知らされる。

いや、待てよ?こんなお宝だぞ。警察に届け出るべきではないか?こんなん勝手に持ってったら占有離脱物横領じゃねぇか!って言われるかもしれません。が、

知らん。もう俺んだ!

折れた竿先を警察に届け出るほどの高い遵法意識は持ち合わせていないのです。
ですが、名前はどうしよう。まぁ拾った港の名前をもらって萩生(はぎう)と名付けよう。剣術の名門家みたいでかっこいいし。

進化するレッドの新たに加わる仲間たち。
頼り甲斐のある彼らとともに小物、うなぎを狙ってマズメへ突入(後編へ)!

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4667.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_4667-150x150.jpgいしぽよ荒川のシーバスフィッシングウナギ,シーバス,テナガエビ,ハゼ,笹目,荒川こんにちは!ツリーバライターのイシザキです! 東京の海でも釣れず、千葉の海でも釣れず・・・ じゃあどこなら釣れんの? 荒川笹目橋!釣れたというほどではないですが、ハゼしか釣れない時期が続く中、愛竿が立て続けに壊れる事態に見舞われながらもテナガエビを釣り上げた縁起のいい?場所です(テナガエビ釣り記事)。 ネットを見ていると、うなぎが釣れるという情報を目にしたので、今日はこの笹目橋でうなぎを釣ってやろうとやってきたのです。 通常、釣行を記事にするときは釣果は最後まで引っ張るようにしている。やはり釣りにおいてターゲットが釣れたか釣れないかは一番の関心事だからだ。しかし、最近あまりにも釣れない記事が続き、最後まで釣果を引っ張ることへの罪悪感を覚えている。そのため、本日は始めに断わっておきたい。 うなぎは釣れていません。この記事はおっさんが小物と川遊びする記事です。 前回やってきた乳母車ポイント(Googleよ、ここまでしてくれ・・・汗だくの釣り場ビュー)を目指します。前回やって来た時まドカンちょー。釣りにとって干潮がいいのか満潮がいいのか正直よくわからないが、今思えばテナガエビを見釣りで捕獲するには絶好のタイミングだった気がする。 やってきたのは16:00頃。 足場がない・・・ というか釣りづらい。 その後水位はさらに上がり、写真の護岸斜面まで達してきたのすが、これから夜釣りになるのにこの足場はまずい・・・ 斜面で足を滑らしたらテトラの隙間にダイブし、くぐるとそこは千と千尋の世界である。 スーパーマリオのようにブロックをぴょんぴょん進んで行くことも考えたが、マリオと違って人の命は唯一無二。マリオほどの身体能力と復活力を持たない現状では無謀である。 加えて暇な時間に小物竿で超小物釣りもしたいと思っていたので、この場所は今日はやめておこうとう判断に。 ということで移動。 やってきたのは笹目橋下。前回来た時はこの笹目橋下が自分が想像する理想の親父狩りポイントと認定。絶対に夜にくるのはやめておこうと決意していたのだが・・・ 背に腹は代えられぬ。 うなぎの方が腹なのかよって思うかもしれないが、それほど今の僕は追い詰められているのです。 あ、ちなみにもう一回言っておきますがウナギは釣れませんでした( ´ ▽ ` )ノ 他のポイントの消波ブロックが水没する中、笹目橋下の下流方向へ伸びるブロック帯は未だ健在。橋下は親父狩りに遭う惧れはあるが、足場もいいしブロック帯も近くにある。ここにしよう。 釣り場も決定したところで竿と仕掛けを用意。ここで、本日のタックルをご紹介。 愛竿レッド。・・・あれ? 線対称のレッド隊員。通常のリールと異なり、ハンドルがないシンメトリーがチャームポイントとなっている。 テナガエビ釣りでの受難の記事をご覧になった方がいれば、経緯をご存知かもしれない。ハンドル反対側の留め具が失踪し、それ以降ハンドルが自動着脱式になっていたのだ。が、その後進展があったのです。 数日前、若洲海浜公園にて。 千葉でも思うような釣果が挙げられず、東京に戻った僕は東京湾での海釣りのメッカとも言える若洲海浜公園へやって来ていた。ここでは、足場的にレッドしか選択肢がない。むしろレッドの長さでもきついくらいだ。 なんの迷いもなくレッドに仕掛けをセットし、投入。 ぽちゃん。 仕掛けが気持ち良い音を立て、入水、沈んでいきます。 フェンスに肘をかけながら、都会のビル群を眺めながら、底を小突いていきます。 ぼちゃん。 ん?なんかいい音したな。隣に釣り人でもいたっけ? 周りを見渡すが、近くに人はいない。 魚でもはねたのかな。活性がいいのかな。ちょっと巻いてみようかな。 ハンドルに手をかける。 スカッスカッ なんか覚えのある現象だな。 レッドに目をやると・・・あれ?    あれ? まさかの? まじなのかーーーーーーっ!? とらやの抹茶羊羹のような不気味な色をした海にレッドの腕は沈んでいいったらしい。永遠の別れです。名作タイタニックのラストシーンでローズがジャックを涙ながらに深海へと沈める時のように永遠の別れなのです。マライアのあの名曲がどこからか聞こえてきます。 そんな経緯もあり、腕を失ったレッドは糸巻き力を喪失し、もはや仕掛けを遠くに投げるだけの竿へと1up。現在も一応我が愛竿としての地位を保っているわけです。幸いなことに今回はルアーのようにハンドルが必須の釣りではない。もしうなぎがかかったらあとは手で手繰り寄せれば良いのです。四万十でアカメを狩るアカメ漁師さながらに。 針にはイソメを房掛けし、レッドの先っぽには鈴をつけてうなぎの到来を気長に待ちます。 対うなぎ仕様のレッドをセットし待っている間に小物釣り開始。 僕の記事をこまめに見てくれている酔狂な読者はお気づきかもしれないが、実はこいつ、新たな愛竿なんです。 遡ること1週間、千葉竹岡の萩生港にて。 上総湊から竹岡まで釣り場を探して歩き続け、心身ともに疲れ果てた状態でやっとのことでたどり着いた萩生港。日も暮れ始める中、寂しく堤防の先端へとトボトボ歩いていた時のこと。   ガリっ、 あれなんか踏んだ。 こ、これは・・・! もう1つの愛竿である翠祥以上の「小物しか受け付けんぞ」感。 こんなお宝が落ちていようとは・・・おそらく折れた竿の先を釣り人が不法投棄したものだろうが、ものに対する価値観が人それぞれであることを改めて思い知らされる。 いや、待てよ?こんなお宝だぞ。警察に届け出るべきではないか?こんなん勝手に持ってったら占有離脱物横領じゃねぇか!って言われるかもしれません。が、 知らん。もう俺んだ! 折れた竿先を警察に届け出るほどの高い遵法意識は持ち合わせていないのです。 ですが、名前はどうしよう。まぁ拾った港の名前をもらって萩生(はぎう)と名付けよう。剣術の名門家みたいでかっこいいし。 進化するレッドの新たに加わる仲間たち。 頼り甲斐のある彼らとともに小物、うなぎを狙ってマズメへ突入(後編へ)! No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン