こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
出雲大社でオオクニヌシへの縁結び祈願も終わり、いよいよ故郷の釣りスタート!
今回の故郷の釣りでは、釣りたい魚がたくさんいたのですが、寒波到来により釣りすら満足に出来ぬ状態。冬の日本海での釣りは天のご機嫌によることころが大きく、寒さに耐えるとかそういった根性論ではなんともならない局面も多いのだ。まぁそれは仕方のないこと。釣りバカとしてはできる最善を尽くすのみ。
まずやって来たのは十六島。
十六島と書いて「うっぷるい」とよみ、高級岩海苔「十六島海苔」の産地として有名です。
こんな感じのとこなんですが、この十六島の地を釣行の場に選んだのは、ある魚が釣れることで定評のある場所だから。その魚とは!
キジハタ。
以前の記事でも少し触れましたが、島根はキジハタの産地で「アコウ」とか「アカミズ」という地方名もあります。太平洋側ではほぼ釣れることはないらしく、日本海側でたまーに釣れる高級魚。記憶ではキロ3000円くらいだったかな。
釣ってお得感のあるキジハタ。メインフィールドは船での沖釣りになり、数・サイズともにショアでの釣りより有利なのが事実。
ただ、温かい時期になると接岸する習性があるらしく、7月~9月頃にはショアでのキジハタ釣りが盛り上がる。まぁもうすぐ師走ということでかなり時期はズレるが、今でもギリギリ釣れるでしょう。
特に十六島ではキジハタの釣果情報が多く、時に岸から40cm~50cm代の大物が釣れることもあるのだ。実家からはちと遠いが、日本海ならではの幸をお届けするためにも頑張ってやってきたのだ。
それなのに~
何やってくれとんじゃい!
もう大荒れです。湾の中央に伸びる堤防、ここは絶好のポイントで深さもある上、青物も釣れるしキジハタも釣れる。ある意味ここで釣りをするのを楽しみに島根にまで帰ってきたわけだが・・・・数十秒単位で降る海水のシャワー、護岸際に立つと波に攫われるまでに風で突き落とされそうな暴風。
オオクニヌシさん、何やってくれとんじゃい!
本当に残念だが、死んじゃったらそれで終わりなんで移動。
堤防内側、車を横付けできる安全ポイントへ。
早速キジハタ釣りを開始していくが、まずはじめに作戦会議です。
キジハタの釣り方はカサゴとよく似ている。魚体からもわかるように、海底で暮らす魚のため、ブラクリなどで探り釣りをしても釣れる。だが、カサゴと異なりキジハタはハタの仲間で、IGFAの記録でも61cmと大きく成長するのだ。一般的には大きく成長すると魚食性が高まるとされ、大きいサイズのキジハタを狙うなら、ルアーか泳がせが確率が高い。
ということで、今回のプラン。
サビキで小魚釣り⇨泳がせでキジハタ釣り。
まぁルアーでやれば手っ取り早いですが、根掛かりロストで終わるのがオチな気がするので。
サビキ仕掛けを用意し、泳がせる魚を釣る。にしても・・・・
風がハンパねぇ。マジで寒ぃ。
みぞれ降り出した上にこの風・・・定期的に車へ避難しないと凍死ですわ。
長期戦を覚悟し、一投目。
トントントン、トントントン・・・・クククっ
・・・・まぁまぁまぁ。
一投目はキンギョことネンブツダイ。
まぁ頑張ればこれでキジハタが釣れないこともないでしょう!
キンギョをバケツへ投入し、アジ期待の二投目。
トントントン、トントントン・・・・ゴゴゴゴゴッ。
お?おおおお?
・・・・
え?
は?・・・あの〜
キジハタです。
・・・・
まさかのサビキで?!先走ってんじゃねぇよ!
サビキでキジハタが釣れたのは初めてですわ´д` ;でも、先走ってんじゃねぇよ!感が否めない。サビキ⇨泳がせプラン、しかも長期戦を覚悟していたところで、まさかのサビキ二投目のお目見えとは!
まぁでも、幸先がいいことには間違いない。きっとこの後は泳がせで大物が釣れるに違いない。と思っていたのですが・・・
最初で最期のキジハタでした。
釣れた小魚を泳がせようと、しゃーないと腹を決めて投げたルアーにもキジハタは一切食いつかず。
・・・
マジで、本当に、この上なく思う。
助かった😓
先走ったキジハタ君のおかげで皆さんに日本海の幸をご披露できました!茶色と白のシマシマ模様にオレンジ色の斑点、綺麗でしょ?
もっとキジハタの魅力について語りたいところだが、そんなことより
助かった🙇
故郷の釣りは続く。→日本海で極寒の黄アジ釣り。早く帰ってコタツに入りたいよ・・・
No Tsuri-ba! No Life!