どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。
先日のライターイシザキの記事でグミを使ったルアーでの釣りを試みたらしいのだが、その形がやばい!と編集部内で話題となり、議論となった。
あの形、大丈夫か?
迷惑条例違反とかになって謝罪会見開くことにならないか?
シメジみたいな形だぞ?
議論は深夜にまで及び、ひとつの結論が出た。
キャストして壊れてしまうのだから、
ハードルアーとしてワタシがハンドメイドする!
ペイントや形状など一歩間違えると通報されかねない形となりそうだが、反り返った形状であることを鑑みると恐らくトップウォーターに向いているのではないだろうか。
これからのシーズン、トップウォーターであれば挑戦するその価値はかなり高そうだ。
新たな目標に向かい心も体も軽く今夜もトップウォーターに期待を乗せて、荒川へと向かった。
6月28日 20時30分~22時
中潮上げ九分ぐらい
雨降りそうな曇り
時折少々強い風
水曜日は仕事が休みの方が多いためだろうか、不思議とアングラーの多い曜日である。
今回は心霊開墾ポイント先端からエントリーしようと思ったのだが、ウナギアングラーだろうか、先行者が数名いたので秘密のトップポイントよりエントリーする。
なんとなくざわついているような気はするのだが、TDソルトペンシル、スーサン、AREA10ともに反応なく、そのまま下流へ向かってこれらのルアーをローテーションしつつランガンしていく。
橋脚の向こう側にうっすらとケミホタルの光、認識灯の光が見えている。ウナギアングラーだ。
距離はかなり離れているので、問題はないだろう。ただ、こちらも離れているものの心霊開墾ポイントにもウナギアングラーがおり、もし間に誰か入ってしまえばあまりトントンと移動して釣りをするわけにもいかなそうなので、ここはこの場所をキープしルアーローテーションで様子を見てみる事にする。
シメジのようなトップウォータープラグを作るにあたり、今一度トップウォータープラグの特長を目でみておく必要がある。秋なら流れのないド干潮など目の前数メートルのところでズッパーン!となり分かりやすいのだが、この季節であれば流芯部分が狙い目となる事も多く、流れの中でのトップウォータープラグの動きを把握する必要があるのだ。
そこで、自作ではなくTDソルトペンシルを投げてその動きを参考にする。
風でザワザワしてて全然見えない。。。
ルアーどこにいるの?
流れに乗って少々引き抵抗が強いものの、ゆっくりゆっくり、ツーンツーン、ストップ。ツーンツーン。
ボジョン!
ルアーが微かに見えていた付近で秋とは違う控え目な水しぶきが上がった。
トップウォーターの釣りはここで焦ってはならない。手元に相手の生命感が伝わるまでゆっくりとアタリを聞くのだ。
冷静に、しかし神経を尖らせルアーからライン、ロッドティップから腕までが一体となったかのように集中する。
生命反応なし!
くそー
まぁルアーの近くに出ただけで、
シーバスじゃねーだろうな、ハクレンの翻りだろうな、間違いないな。
と、自分を言い聞かせ更なる反応を期待し、キャストするがトップへの反応はそれっきり。
心霊開墾ポイントの根本周辺を探り、もう一度猫ポイントを探り、トップへの反応は胸にそっとしまってこの日は納竿する事とした。
少しでも手ごたえのある反応であればトップウォーターで出た!と確信が持てるのだが、ルアーにぶつかる感触もなく、本当にルアーに反応して出たのかもわからず、なんともモヤモヤする仕事終わりのファーザーズフィッシングではあったが、なんとなく期待感は高まる。
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!
(【荒川シーバス2017】シメジルアー(トップウォーター)の製作開始!)