こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

皆さんは釣行の際の足はなんですか?
バイク、自転車、自動車、電車、バス。多くの人はこのどれかではないでしょうか。
僕は、公共交通機関、つまり電車&バスを使って日々釣行に出かけています。まぁ、一回だけタクシーを使うという緊急事態もありましたが・・・・→【イナダ釣行】祝、戦勝!釣り場争奪冷戦記(市原釣行二日目①)

釣り用のレインブーツを履き、釣具等を詰め込んだ大きなバックパックを背負い、1m60cmの竿ケース片手に電車に飛び乗る。

「何のスポーツ?!」「釣りか?!どこいった?!」「釣れたか?!」

僕はすごく心外なのだが、人からは凶悪面と言われることが多く、今までは見知らぬ人から声をかけられることほぼなかった。だが、この出で立ちで電車に乗るようになり、おじいさんおばあさんから話しかけられる率が異常に高くなったのだ。セーラー服を着たおっさんを探し回る女子高生が話題に上ったのはいつだったか・・・セーラーのおっさんほどではないが、電車内という空間においては釣り人の服装というのはそれなりに目立つのだ。

ところで、釣り人スタイルと言えば!という問いに対して、一つ思い浮かぶアイテムがある。

ヘッドライト。

夜釣りでの必携品である。東京の釣り場は常夜灯が設置されているところも多く、一見不要とも思われるかもしれないが、細かい仕掛けを作ったり、餌をハリに付けたりする作業はライトなしではさすがに厳しい。僕もヘッドライトを買うまでは100均ライトや携帯のライトで代用していたが、かなりのストレスがたまってしまう。

そんな中、編集長から旧岩淵水門での心霊釣行を命じられ、ささやかなる復讐で経費を使い、ヘッドライトを入手したのだ。→【閲覧注意】旧岩淵水門の心霊調査

やはりヘッドライトを使うと釣行はかなり便利になる。仕掛け作りの際に手元と照らす、水中で寝ている生物たちの観察・・・・ヘッドライト一つで夜釣りは劇的に変わるのです。

そういうわけで、全国どこの釣り場に行こうと夜釣りではヘッドライトが必携品。暗くなったらヘッドライトを頭に取り付け、仕掛けをいじるたびにスイッチを入れる・・・釣行を繰り返しているうちにもはや体の一部かのようにすら感じてきます。

だが、このヘッドライトとの一体感・・・油断すると少し恥ずかしい事態に陥る。

先日、ゆりかもめに乗り、ヒイカを求めてお台場へ向かった時のこと。ヒイカ釣り時間帯は夜なので、釣り場に着いたのは暗くなってからだった。

釣り場には常夜灯は少なく、まさにヘッドライトが活躍する場面だ。

結局この日、ヘッドライトの活躍もむなしく、今は亡き初代ミノモンにアタリが一回あったのみ。
終電も近くなり、意気消沈して広げた釣具を片付け、周囲に忘れ物がないか光を照らして確認。

はぁ・・・・帰りますか。

テレコムセンターからゆりかもめに乗り、椅子に腰掛ける。
電車内には、スーツでビシッと決めたビジネスマン、デート帰りと思しきカップル・・・の中に長靴でナガモノを持ったおっさんが一人。

が、そんな中で運命を感じさせる素敵な出来事が!座った向かいには綺麗なお姉さんが座っていて、笑顔でこちらを見つめてきたのだ。

ドキドキ・・・

アツイ視線に対して得意のスマイルで返答。映画「君の名は」のラストシーンのような運命的な出会いが始まるのか?!!

と思い、終点新橋駅ホームに降り、立ち止まる。

「君の名は」・・・・おーい。スタスタスタ

新橋駅に着くとお姉さんはそそくさと降りて行ってしまった。

ちぇっ、なんだよ・・・。

釣りばかりの枯れた日常に季節外れの春が来るかと思いきや。重い荷物を背負い、地面を見ながらトボトボとJR新橋駅へ歩く・・・

足元、なんか明るいな・・・・・はっ!!!!!

取り忘れとるやないかいっ!!!てか・・・

付けっぱなしやないかいっ!!!!

お姉さんの笑顔の真実、それは嘲笑。

・・・

前前前世からやり直したい(T . T)

電車釣行の際はご注意を。

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/11/IMG_4326.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/11/IMG_4326-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKヘッドライトこんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 皆さんは釣行の際の足はなんですか? バイク、自転車、自動車、電車、バス。多くの人はこのどれかではないでしょうか。 僕は、公共交通機関、つまり電車&バスを使って日々釣行に出かけています。まぁ、一回だけタクシーを使うという緊急事態もありましたが・・・・→【イナダ釣行】祝、戦勝!釣り場争奪冷戦記(市原釣行二日目①) 釣り用のレインブーツを履き、釣具等を詰め込んだ大きなバックパックを背負い、1m60cmの竿ケース片手に電車に飛び乗る。 「何のスポーツ?!」「釣りか?!どこいった?!」「釣れたか?!」 僕はすごく心外なのだが、人からは凶悪面と言われることが多く、今までは見知らぬ人から声をかけられることほぼなかった。だが、この出で立ちで電車に乗るようになり、おじいさんおばあさんから話しかけられる率が異常に高くなったのだ。セーラー服を着たおっさんを探し回る女子高生が話題に上ったのはいつだったか・・・セーラーのおっさんほどではないが、電車内という空間においては釣り人の服装というのはそれなりに目立つのだ。 ところで、釣り人スタイルと言えば!という問いに対して、一つ思い浮かぶアイテムがある。 ヘッドライト。 夜釣りでの必携品である。東京の釣り場は常夜灯が設置されているところも多く、一見不要とも思われるかもしれないが、細かい仕掛けを作ったり、餌をハリに付けたりする作業はライトなしではさすがに厳しい。僕もヘッドライトを買うまでは100均ライトや携帯のライトで代用していたが、かなりのストレスがたまってしまう。 そんな中、編集長から旧岩淵水門での心霊釣行を命じられ、ささやかなる復讐で経費を使い、ヘッドライトを入手したのだ。→【閲覧注意】旧岩淵水門の心霊調査 やはりヘッドライトを使うと釣行はかなり便利になる。仕掛け作りの際に手元と照らす、水中で寝ている生物たちの観察・・・・ヘッドライト一つで夜釣りは劇的に変わるのです。 そういうわけで、全国どこの釣り場に行こうと夜釣りではヘッドライトが必携品。暗くなったらヘッドライトを頭に取り付け、仕掛けをいじるたびにスイッチを入れる・・・釣行を繰り返しているうちにもはや体の一部かのようにすら感じてきます。 だが、このヘッドライトとの一体感・・・油断すると少し恥ずかしい事態に陥る。 先日、ゆりかもめに乗り、ヒイカを求めてお台場へ向かった時のこと。ヒイカ釣り時間帯は夜なので、釣り場に着いたのは暗くなってからだった。 釣り場には常夜灯は少なく、まさにヘッドライトが活躍する場面だ。 結局この日、ヘッドライトの活躍もむなしく、今は亡き初代ミノモンにアタリが一回あったのみ。 終電も近くなり、意気消沈して広げた釣具を片付け、周囲に忘れ物がないか光を照らして確認。 はぁ・・・・帰りますか。 テレコムセンターからゆりかもめに乗り、椅子に腰掛ける。 電車内には、スーツでビシッと決めたビジネスマン、デート帰りと思しきカップル・・・の中に長靴でナガモノを持ったおっさんが一人。 が、そんな中で運命を感じさせる素敵な出来事が!座った向かいには綺麗なお姉さんが座っていて、笑顔でこちらを見つめてきたのだ。 ドキドキ・・・ アツイ視線に対して得意のスマイルで返答。映画「君の名は」のラストシーンのような運命的な出会いが始まるのか?!! と思い、終点新橋駅ホームに降り、立ち止まる。 「君の名は」・・・・おーい。スタスタスタ 新橋駅に着くとお姉さんはそそくさと降りて行ってしまった。 ちぇっ、なんだよ・・・。 釣りばかりの枯れた日常に季節外れの春が来るかと思いきや。重い荷物を背負い、地面を見ながらトボトボとJR新橋駅へ歩く・・・ 足元、なんか明るいな・・・・・はっ!!!!! 取り忘れとるやないかいっ!!!てか・・・ 付けっぱなしやないかいっ!!!! お姉さんの笑顔の真実、それは嘲笑。 ・・・ 前前前世からやり直したい(T . T) 電車釣行の際はご注意を。 No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン