こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!
同居人に食わせる前に、ウナパホストとしてやるべきこともやりました(実食記事)。
これからはいよいよお楽しみ。釣ったものを他人に食わす!

我がシェアハウスは人数も多く、個性溢れているので様々な意見が得られるだろう。

まずは、同居人Eが帰宅。
彼は数年間かけて世界百数十カ国を旅して回ったというツワモノで、現在は人力車を転がす傍で野望実現に向かって頑張っている。
E:これ何すか?!
僕:ウナギです!荒川で釣りました!
E:マジっすか!?やばいっすね!すごいっすね、荒川にウナギっているんですね!
僕:もしよかったら食べて下さい!
E:マジっすか!ありがとうございます・・・・
結局彼は一切手をつけず、ベッドへと向かった。数年間病気なしで世界中を歩き回った彼。どうやら、荒川のウナギは彼の危機管理センサーにがっつり引っかかったらしい。
まぁでも仕方がない。これは特殊事例だ。

同居人C帰宅。
彼はテナガエビ実食編で被験者となってくれた一人で、「次もお願いします!」とウナギ実食の被験者になることを快諾してくれていた人物。実はテナガエビを食わせた後に荒川産であることを事後告知したのだが、エビが美味しかったのか、荒川の恵みに対する偏見を持たない数少ない被験者となる。貴重な被験者となる彼にはビールを添えてVIP待遇でお出迎え。これはビールを添えることで恩を売り、できるだけウナギを処理してもらおうという作戦である。

C:お疲れっす~、お?!ウナギですね!待ってましたよ~
Cは同居人DからLINEでウナギが振舞われることを知らされていたようで、テーブル上の物体が荒川のウナギであることを瞬時に察知。

僕:釣ってきましたよ~、ビールもつけるんでいっぱい食べてください!
C:ありがとうございます!ガリッ!
早々に骨の素揚を口に放り込むC。やはり彼は勇者である。

C:なんか臭くないですか?
そう、臭いんです。とにかく臭う。以前エイの匂いについての記事(これからの季節はご注意を!おっさん達の思い出)を書いたことがあった。様々な調理法により匂い消しを試みたが、成功したのはチャンジャだけである。だが、今回のウナギに関しては骨レベルで臭く、成功事例はない。ビールを献上している以上、彼にはウナギコース全種を食する義務が生じている。それを察したのか、健気に料理を平らげていくC 。全品を食してくれた彼の感想を要約すると・・・
亀を飼ってた水槽の臭いがする。
さすがの勇者も骨の素揚げで苦笑い、素焼きで苦痛、肝焼きで苦悶へと表情を変えていった。
前回のテナガエビ実食回で「次もお願いします!」と言ってくれた彼だったが、荒川の本気を目の当たりした彼は言う。
次は海のものでお願いします・・・・。

同居人A帰宅。
彼はテナガエビを同居人に食わせた一件での最初の被験者のはずだったが、荒川で採れた旨をストレートに告知すると、「荒川で採れたものを食う勇気ねぇわ」と実食を拒否された経験がある。そんな彼には約30年磨き上げた表現技法を用いて荒川のウナギをオススメする。

A:お疲れ~、何これ?!
僕:ウナギです!鬼怒川に釣りに行ってきたんすよ!よかったら!
A:マジでウナギ?!すげぇ!いただきまーす!パクっ
素焼きに満面の笑みで、ハムスターのように前歯を使って躊躇なくかぶりつくA

ちょろい。
これが我が表現技法よ。荒川を鬼怒川に置換するだけで人心一つ操れるのだ。

前歯でかぶりついた瞬間、Aは血相を変えてキッチンへ直行。
A:くさっ!噛んだ瞬間の臭いがやばいんだけど?!・・・てか何この舌と喉がにダメージ・・・
僕:それは荒川の恵みです。
A:ざけんじゃねぇ!

・・・・・・
・・・・・・ちょろい。

続いて同居人G帰宅。
この実食はウナギが釣れた翌日に行っている。ウナギを持ち帰った後、釣れたウナギを自慢したいと思い方法を考えた。「見て見て~、ウナギ釣れたよ!」と天真爛漫に行くのもアリだが、僕もそこそこに育っているので、クールでかつ紳士的に釣果の偉大さを最大限に伝えたい。そこで採った策が、これ見よがしに個人用スペースにウナギを展示するというもの。

これでさりげなく釣果をアピールできるかと思ったのだが、結局ウナギの存在に気づいてくれたのは同居人Gだけである。頼れる兄貴的存在の彼は「すごいじゃん!やってやったな!」と褒めてくれた。

そんな彼に「鬼怒川で採れました」などと事実を曲げて伝える不義は犯したくない。加えて彼はラグビー選手のような屈強な肉体を持っていて、怒らせたら僕などワンパンであの世行きなのだ。素焼きはもう尻尾しか残っていないので、荒川の恵みをできるだけ相殺した一品である蒲焼を差し出す。

僕:昨日のウナギです。蒲焼にしたんでよかったら!
G:すげぇじゃん、自分で捌いたんだ!荒川か~、でもせっかくだし頂くわ!
荒川で釣ったこと、泥抜きを一切していない旨を知っていながらGは被験者になることを二つ返事で快諾。そう、彼は男なのである。

G:もぐもぐ・・・うん。味は美味しいよ・・・・臭っ!てか喉が・・・
彼が抱いた感想も数秒後に訪れる荒川の香りと舌と喉を締め付けるウナギの生命力。
「ウナギ買って食わないと!ウナギが食えなくなる!」
ともっともなコメントを発しつつも
「良い経験できた!ありがとう!」
と大人な対応をしてくれた。

同居人H帰宅。
彼は、ドスと拳銃を持たせればいかにもその筋の人という一見いかつい風貌を持つが、実際は腰が低く、いつも僕にお菓子やら健康食やらを提供してくれる優しい人。今回はその対価として荒川のウナギを是非召し上がって頂く。彼は僕よりかなり年上だが、シェアハウスでは一番の新人なのでそれなりの配慮でウナギを勧める。

僕:ウナギ買ってきたんすよ!食ってビンビンになって下さい!
H:本当ですか?!ありがとうございます!
何かセンサーが働いたのか、なかなか手をつけようとしなかったが、僕加え、A,C,D,Gというシェアハウスの先輩方が座してコメントを待つ状況に覚悟を決めたのか、最後の一切れである素焼きの尻尾部分をパクリ。

H:美味しい!磯の香りがしますね!
磯じゃないです。荒川です。
自分が食っている物体への不安をかき消すかのように、おちゃらけたコメントを連発し、周囲の空気を和ませるH。年齢問わず、場所を問わず、新人時代とは気をつかうものである。出されたものは黙って食い、まずいものをマズイとも言えない。こんな時代を乗り越えて人間は成長できる。

同居人I起床。
同居人Iは・・・これまた個性溢れる人物。ちょんまげがゆえるほどの長髪で、着物をきて下駄を履き、街中を闊歩するシュールな人物。将棋が大好きでカフェを渡り歩いては仮想敵と戦っている戦闘狂である。この日も18時間ぶっ続けで仮想敵と戦闘していたらしく、戦後の疲れもあって爆睡していたようだ。
りんご、バナナ、アーモンドを主食とし、基本的に自然食しか食べない彼に、是非荒川ウナギの真価を見極めてもらう。
僕:まだ一票も「旨い」がないんですが・・・・どうですか?
I;自然のウナギの味ですね。天然ウナギの弾力と旨味もあるし・・・旨いじゃないですか!

荒川ウナギが酷評される中、貴重な一票が入ったのでここでウナギパーティはお開き。
結論、荒川のウナギは泥抜きしなくても旨い。
僕は彼を信じる。

思いつきでの笹目橋釣行で惨敗、それを機に本気釣りと称してウナギを狙い続けるも荒川沖で寝る結果に。
まさかの心霊調査という特攻命令に愚直に従った結果、やっとのことでウナギに出会い、自ら調理&実食。同居人にも喜んで?もらい・・・

ウナギ釣りは楽しい!
皆さんも是非!

No Tsuri-ba No Life

〜〜ちなみに翌日〜〜


蒲焼が二切れと骨の素揚げが少し余ったので共用テーブルに残しておいたのだが翌日には無くなっていた。
誰か食べてくれたのだなぁ。僕が釣ったウナギは天寿を全うしたんだ・・・

そう思っていたのだが翌日、同居人Bとリビングにて、「ブラックジャックによろんこ」改名騒動で盛り上がっていた時のこと。Bはテナガエビ実食の被験者の一人。

僕:ウナギ無くなってますね~誰か食べたんですね!
B:・・・・・
僕:いやー、釣ってきた甲斐がありました!みんなに食べてもらえて。
B:・・・・・
僕:・・・・まさか・・・やったんか?
どうやらウナギの余りは同居人Bと同居人Hによって密かに捨てられたらしい。Bは蒲焼さん太郎を食べながら言う。
懐かしいなぁ!うめぇ!

・・・・

・・・・ふるふるふるふるふる

許さん・・・・
可愛いウナギにこんな仕打ちをするとは・・・許さん!
くそ〜BとHめ・・・いつか復讐してやる。


https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_5303.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_5303-150x150.jpgishizaki釣りTALKウナギ,料理,荒川,隅田川こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 同居人に食わせる前に、ウナパホストとしてやるべきこともやりました(実食記事)。 これからはいよいよお楽しみ。釣ったものを他人に食わす! 我がシェアハウスは人数も多く、個性溢れているので様々な意見が得られるだろう。 まずは、同居人Eが帰宅。 彼は数年間かけて世界百数十カ国を旅して回ったというツワモノで、現在は人力車を転がす傍で野望実現に向かって頑張っている。 E:これ何すか?! 僕:ウナギです!荒川で釣りました! E:マジっすか!?やばいっすね!すごいっすね、荒川にウナギっているんですね! 僕:もしよかったら食べて下さい! E:マジっすか!ありがとうございます・・・・ 結局彼は一切手をつけず、ベッドへと向かった。数年間病気なしで世界中を歩き回った彼。どうやら、荒川のウナギは彼の危機管理センサーにがっつり引っかかったらしい。 まぁでも仕方がない。これは特殊事例だ。 同居人C帰宅。 彼はテナガエビ実食編で被験者となってくれた一人で、「次もお願いします!」とウナギ実食の被験者になることを快諾してくれていた人物。実はテナガエビを食わせた後に荒川産であることを事後告知したのだが、エビが美味しかったのか、荒川の恵みに対する偏見を持たない数少ない被験者となる。貴重な被験者となる彼にはビールを添えてVIP待遇でお出迎え。これはビールを添えることで恩を売り、できるだけウナギを処理してもらおうという作戦である。 C:お疲れっす~、お?!ウナギですね!待ってましたよ~ Cは同居人DからLINEでウナギが振舞われることを知らされていたようで、テーブル上の物体が荒川のウナギであることを瞬時に察知。 僕:釣ってきましたよ~、ビールもつけるんでいっぱい食べてください! C:ありがとうございます!ガリッ! 早々に骨の素揚を口に放り込むC。やはり彼は勇者である。 C:なんか臭くないですか? そう、臭いんです。とにかく臭う。以前エイの匂いについての記事(これからの季節はご注意を!おっさん達の思い出)を書いたことがあった。様々な調理法により匂い消しを試みたが、成功したのはチャンジャだけである。だが、今回のウナギに関しては骨レベルで臭く、成功事例はない。ビールを献上している以上、彼にはウナギコース全種を食する義務が生じている。それを察したのか、健気に料理を平らげていくC 。全品を食してくれた彼の感想を要約すると・・・ 亀を飼ってた水槽の臭いがする。 さすがの勇者も骨の素揚げで苦笑い、素焼きで苦痛、肝焼きで苦悶へと表情を変えていった。 前回のテナガエビ実食回で「次もお願いします!」と言ってくれた彼だったが、荒川の本気を目の当たりした彼は言う。 次は海のものでお願いします・・・・。 同居人A帰宅。 彼はテナガエビを同居人に食わせた一件での最初の被験者のはずだったが、荒川で採れた旨をストレートに告知すると、「荒川で採れたものを食う勇気ねぇわ」と実食を拒否された経験がある。そんな彼には約30年磨き上げた表現技法を用いて荒川のウナギをオススメする。 A:お疲れ~、何これ?! 僕:ウナギです!鬼怒川に釣りに行ってきたんすよ!よかったら! A:マジでウナギ?!すげぇ!いただきまーす!パクっ 素焼きに満面の笑みで、ハムスターのように前歯を使って躊躇なくかぶりつくA。 ちょろい。 これが我が表現技法よ。荒川を鬼怒川に置換するだけで人心一つ操れるのだ。 前歯でかぶりついた瞬間、Aは血相を変えてキッチンへ直行。 A:くさっ!噛んだ瞬間の臭いがやばいんだけど?!・・・てか何この舌と喉がにダメージ・・・ 僕:それは荒川の恵みです。 A:ざけんじゃねぇ! ・・・・・・ ・・・・・・ちょろい。 続いて同居人G帰宅。 この実食はウナギが釣れた翌日に行っている。ウナギを持ち帰った後、釣れたウナギを自慢したいと思い方法を考えた。「見て見て~、ウナギ釣れたよ!」と天真爛漫に行くのもアリだが、僕もそこそこに育っているので、クールでかつ紳士的に釣果の偉大さを最大限に伝えたい。そこで採った策が、これ見よがしに個人用スペースにウナギを展示するというもの。 これでさりげなく釣果をアピールできるかと思ったのだが、結局ウナギの存在に気づいてくれたのは同居人Gだけである。頼れる兄貴的存在の彼は「すごいじゃん!やってやったな!」と褒めてくれた。 そんな彼に「鬼怒川で採れました」などと事実を曲げて伝える不義は犯したくない。加えて彼はラグビー選手のような屈強な肉体を持っていて、怒らせたら僕などワンパンであの世行きなのだ。素焼きはもう尻尾しか残っていないので、荒川の恵みをできるだけ相殺した一品である蒲焼を差し出す。 僕:昨日のウナギです。蒲焼にしたんでよかったら! G:すげぇじゃん、自分で捌いたんだ!荒川か~、でもせっかくだし頂くわ! 荒川で釣ったこと、泥抜きを一切していない旨を知っていながらGは被験者になることを二つ返事で快諾。そう、彼は男なのである。 G:もぐもぐ・・・うん。味は美味しいよ・・・・臭っ!てか喉が・・・ 彼が抱いた感想も数秒後に訪れる荒川の香りと舌と喉を締め付けるウナギの生命力。 「ウナギ買って食わないと!ウナギが食えなくなる!」 ともっともなコメントを発しつつも 「良い経験できた!ありがとう!」 と大人な対応をしてくれた。 同居人H帰宅。 彼は、ドスと拳銃を持たせればいかにもその筋の人という一見いかつい風貌を持つが、実際は腰が低く、いつも僕にお菓子やら健康食やらを提供してくれる優しい人。今回はその対価として荒川のウナギを是非召し上がって頂く。彼は僕よりかなり年上だが、シェアハウスでは一番の新人なのでそれなりの配慮でウナギを勧める。 僕:ウナギ買ってきたんすよ!食ってビンビンになって下さい! H:本当ですか?!ありがとうございます! 何かセンサーが働いたのか、なかなか手をつけようとしなかったが、僕加え、A,C,D,Gというシェアハウスの先輩方が座してコメントを待つ状況に覚悟を決めたのか、最後の一切れである素焼きの尻尾部分をパクリ。 H:美味しい!磯の香りがしますね! 磯じゃないです。荒川です。 自分が食っている物体への不安をかき消すかのように、おちゃらけたコメントを連発し、周囲の空気を和ませるH。年齢問わず、場所を問わず、新人時代とは気をつかうものである。出されたものは黙って食い、まずいものをマズイとも言えない。こんな時代を乗り越えて人間は成長できる。 同居人I起床。 同居人Iは・・・これまた個性溢れる人物。ちょんまげがゆえるほどの長髪で、着物をきて下駄を履き、街中を闊歩するシュールな人物。将棋が大好きでカフェを渡り歩いては仮想敵と戦っている戦闘狂である。この日も18時間ぶっ続けで仮想敵と戦闘していたらしく、戦後の疲れもあって爆睡していたようだ。 りんご、バナナ、アーモンドを主食とし、基本的に自然食しか食べない彼に、是非荒川ウナギの真価を見極めてもらう。 僕:まだ一票も「旨い」がないんですが・・・・どうですか? I;自然のウナギの味ですね。天然ウナギの弾力と旨味もあるし・・・旨いじゃないですか! 荒川ウナギが酷評される中、貴重な一票が入ったのでここでウナギパーティはお開き。 結論、荒川のウナギは泥抜きしなくても旨い。 僕は彼を信じる。 思いつきでの笹目橋釣行で惨敗、それを機に本気釣りと称してウナギを狙い続けるも荒川沖で寝る結果に。 まさかの心霊調査という特攻命令に愚直に従った結果、やっとのことでウナギに出会い、自ら調理&実食。同居人にも喜んで?もらい・・・ ウナギ釣りは楽しい! 皆さんも是非! No Tsuri-ba No Life 〜〜ちなみに翌日〜〜 蒲焼が二切れと骨の素揚げが少し余ったので共用テーブルに残しておいたのだが翌日には無くなっていた。 誰か食べてくれたのだなぁ。僕が釣ったウナギは天寿を全うしたんだ・・・ そう思っていたのだが翌日、同居人Bとリビングにて、「ブラックジャックによろ●んこ」改名騒動で盛り上がっていた時のこと。Bはテナガエビ実食の被験者の一人。 僕:ウナギ無くなってますね~誰か食べたんですね! B:・・・・・ 僕:いやー、釣ってきた甲斐がありました!みんなに食べてもらえて。 B:・・・・・ 僕:・・・・まさか・・・やったんか? どうやらウナギの余りは同居人Bと同居人Hによって密かに捨てられたらしい。Bは蒲焼さん太郎を食べながら言う。 懐かしいなぁ!うめぇ! ・・・・ ・・・・ふるふるふるふるふる 許さん・・・・ 可愛いウナギにこんな仕打ちをするとは・・・許さん! くそ〜BとHめ・・・いつか復讐してやる。手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン