どうもこんにちは！ツリーバ編集長のヒビコシ栄一郎です。

以前ツリーバでも少し触れたことのある我々ファーザーズアングラーの聖地、荒川で発見された惨殺死体の事件だが、あれから7年が経つものの未だ未解決事件でありあれだけヤバそうな状況であるにも関わらず続報や懸賞金をかけた情報提供呼びかけなどもなく非常に不気味な事件である。

事件の概要はこうだ。

２０１２年１０月２５日午後８時半ごろ、東京都葛飾区堀切４丁目の荒川河川敷で、「人の遺体のようなものがある」と釣りに来た男性から１１０番があった。駆けつけた警視庁葛飾署員が腐乱した遺体を発見。遺体は頭と足からそれぞれ計５、６枚の黒いポリ袋がかぶせられており、腹部に複数の刺し傷があった。膝を折り曲げるような姿勢で、体の大部分がポリ袋に入っており、手足にはひもが巻かれていた。遺体は川の水が引いたところに打ち上げられていたが、死後相当期間が経過しているとみられた。警視庁捜査１課は何者かが遺棄したとみて、死体遺棄事件として捜査を始めた。

ＤＮＡ型鑑定の結果、遺体の身元は東京都足立区西保木間、無職、辺見義光さん（当時６２歳）であることが判明した。司法解剖の結果、死因は腹部を刺されたことによる失血死とみられる。着衣や所持品はなかった。

辺見さんの長男（３５歳）によると、辺見さんは足立区の団地で１０年ほど一人暮らしをしていた。２０１１年の９月以降、男性の親族が郵便受けに新聞がたまっているのを不審に思い部屋の中を確認し、行方不明になっていることに気づいたため、２０１２年１月に葛飾署に届け出た。玄関は施錠されており、室内に争った形跡はなかった。

現場は東武伊勢崎線堀切駅近くで、緑地や野球場がある河川敷。

その後の調べで、新たな目撃情報があることが分かった。２０１２年１０月１８日午前０時ごろ、発見現場の葛飾区堀切の河川敷から上流に約４キロさかのぼった西新井橋（足立区本木）から、大きな物が川に落ちて水しぶきが上がったのを近くで釣りをしていた男性が目撃。何かは分からず、不審な人物にも気付かなかったという。 橋から水面までは約１０メートル。ここから投げ込まれた遺体が下流の現場まで流されたものとみている

手足にひもが巻かれ腹部を何カ所も刺され、ニュースを見る限りは死後1年程度経過している。これだけの異常な惨殺死体にもかかわらずクローズアップされる事がないのが不思議であり、とても不気味だ。

内部的に捜査は続いているのだろうが、表だって出てこないことにも違和感を感じる。事情はそれぞれにあると思うが遺族による捜査協力願いなどが無いのも引っかかるところだ。

被害者のバックグラウンドがほとんど公開されておらず左官業、一人暮らし、年齢ぐらいしかわからいため憶測でしかないのだが、世間一般からみてよからぬ者との関わりから生じた金銭などのトラブルが原因ではないだろうか。

大方犯人なり組織はわかっているが逮捕するには決定打に欠ける。

だから大々的な捜査を公にもしていない。あるいはその必要がない。

迷宮入りとは少し状況が違うような気がしてならない。

通り魔事件やテロなどとは違い、特段我々釣り人に何かが降り注ぐような事はないだろうが、犯人が野放しにされこうした事件性の強い惨殺死体を発見したり遺棄現場に出くわしたりするリスクがあると言うのは改めて考えてみると釣り人であると言うことは恐ろしいことだ。

釣り人とは全く違うところでの話だが、以前とある新刊ファッション誌の発起人でありライターである方から出演依頼を頂いたことがあったのだがある日その方が東京湾に沈められたと言うニュースが流れてきた。

もちろんネットでもテレビでも。

彼はフリーライターでジャーナリスト。主に歌舞伎町を題材にしたルポルタージュが多く実際に身の危険を感じることもあったようだ。

ここまで書くと著書もあるので調べれば誰なのかがわかるとは思うのだが、そうした世間一般的に見ればよからぬ者との金銭トラブルがあり、またある特定の人物を取り上げてジャーナリズムに訴えるような書きっぷりからの怨恨により殺害、鎖をまかれ沈められたのだ。

どことなくこの事件を想起させるのはもしかしたら気のせいばかりではないのかもしれない。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

【閲覧注意】荒川の心霊スポット、荒川で起きた事件

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/04/mikaiketsu.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/04/mikaiketsu-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALK編集部オススメの記事堀切四丁目荒川河川敷内殺人・死体遺棄事件,惨殺死体,未解決事件,荒川河川敷どうもこんにちは！ツリーバ編集長のヒビコシ栄一郎です。 以前ツリーバでも少し触れたことのある我々ファーザーズアングラーの聖地、荒川で発見された惨殺死体の事件だが、あれから7年が経つものの未だ未解決事件でありあれだけヤバそうな状況であるにも関わらず続報や懸賞金をかけた情報提供呼びかけなどもなく非常に不気味な事件である。 事件の概要はこうだ。 ２０１２年１０月２５日午後８時半ごろ、東京都葛飾区堀切４丁目の荒川河川敷で、「人の遺体のようなものがある」と釣りに来た男性から１１０番があった。駆けつけた警視庁葛飾署員が腐乱した遺体を発見。遺体は頭と足からそれぞれ計５、６枚の黒いポリ袋がかぶせられており、腹部に複数の刺し傷があった。膝を折り曲げるような姿勢で、体の大部分がポリ袋に入っており、手足にはひもが巻かれていた。遺体は川の水が引いたところに打ち上げられていたが、死後相当期間が経過しているとみられた。警視庁捜査１課は何者かが遺棄したとみて、死体遺棄事件として捜査を始めた。 ＤＮＡ型鑑定の結果、遺体の身元は東京都足立区西保木間、無職、辺見義光さん（当時６２歳）であることが判明した。司法解剖の結果、死因は腹部を刺されたことによる失血死とみられる。着衣や所持品はなかった。 辺見さんの長男（３５歳）によると、辺見さんは足立区の団地で１０年ほど一人暮らしをしていた。２０１１年の９月以降、男性の親族が郵便受けに新聞がたまっているのを不審に思い部屋の中を確認し、行方不明になっていることに気づいたため、２０１２年１月に葛飾署に届け出た。玄関は施錠されており、室内に争った形跡はなかった。 現場は東武伊勢崎線堀切駅近くで、緑地や野球場がある河川敷。 その後の調べで、新たな目撃情報があることが分かった。２０１２年１０月１８日午前０時ごろ、発見現場の葛飾区堀切の河川敷から上流に約４キロさかのぼった西新井橋（足立区本木）から、大きな物が川に落ちて水しぶきが上がったのを近くで釣りをしていた男性が目撃。何かは分からず、不審な人物にも気付かなかったという。 橋から水面までは約１０メートル。ここから投げ込まれた遺体が下流の現場まで流されたものとみている 手足にひもが巻かれ腹部を何カ所も刺され、ニュースを見る限りは死後1年程度経過している。これだけの異常な惨殺死体にもかかわらずクローズアップされる事がないのが不思議であり、とても不気味だ。 内部的に捜査は続いているのだろうが、表だって出てこないことにも違和感を感じる。事情はそれぞれにあると思うが遺族による捜査協力願いなどが無いのも引っかかるところだ。 被害者のバックグラウンドがほとんど公開されておらず左官業、一人暮らし、年齢ぐらいしかわからいため憶測でしかないのだが、世間一般からみてよからぬ者との関わりから生じた金銭などのトラブルが原因ではないだろうか。 大方犯人なり組織はわかっているが逮捕するには決定打に欠ける。 だから大々的な捜査を公にもしていない。あるいはその必要がない。 迷宮入りとは少し状況が違うような気がしてならない。 通り魔事件やテロなどとは違い、特段我々釣り人に何かが降り注ぐような事はないだろうが、犯人が野放しにされこうした事件性の強い惨殺死体を発見したり遺棄現場に出くわしたりするリスクがあると言うのは改めて考えてみると釣り人であると言うことは恐ろしいことだ。 釣り人とは全く違うところでの話だが、以前とある新刊ファッション誌の発起人でありライターである方から出演依頼を頂いたことがあったのだがある日その方が東京湾に沈められたと言うニュースが流れてきた。 もちろんネットでもテレビでも。 彼はフリーライターでジャーナリスト。主に歌舞伎町を題材にしたルポルタージュが多く実際に身の危険を感じることもあったようだ。 ここまで書くと著書もあるので調べれば誰なのかがわかるとは思うのだが、そうした世間一般的に見ればよからぬ者との金銭トラブルがあり、またある特定の人物を取り上げてジャーナリズムに訴えるような書きっぷりからの怨恨により殺害、鎖をまかれ沈められたのだ。 どことなくこの事件を想起させるのはもしかしたら気のせいばかりではないのかもしれない。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life! https://tsuri-ba.net/?p=1197手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン