どうもこんにちは!ツリーバ編集長のなんちゃってシーモディーンです。

新型コロナ感染により亡くなった志村けんさん。早いもので先日、四十九日のニュースが流れていた。

時の流れとは記憶の雑味を緩和すると同時に、なんとも無情なものである。

お茶の間に笑いを伝えてくれた志村けんさんであるが、政府をはじめ、我々一般人に新型コロナウィルスの恐ろしさを伝えてくれたのもやはり志村けんさんではないだろうか。

それだけ人気者であり、多大な影響力があった方である。

そんな志村さんの影響力はかつてこんなところにもあった。

東新宿は抜弁天の交差点付近にかつてあった、

なんちゃって志村軒

そう、軒と言う字を見てわかる通り、ラーメン屋である。

情報としては下記の通り。

店名:なんちゃって志村軒

店主:福山ま猿

創業:1279万光年

定休日:2030年まで無休

※愛人を募集しており条件としては3億円持っていること。

どうだ?かなりヤバいだろ?

こちらの画像検索結果を見ていただくと面白いだろう。

黄色い派手な看板に店の前には謎の人形、店内が見えるはずのガラスには多数の小さな招き猫、一見すると非常に入りづらい雰囲気、あるいは入るところを見られるのが恥ずかしいと言う後ろめたさにも似た何かがあり、店の前を3往復ぐらいしてようやく入る決心をしたのを覚えている。

店主はシアトルマリナーズ、強いてはイチローのファンでユニフォームを着て厨房に立っている。

志村けんじゃないのかい!

と思わず突っ込みたくなるが、あまり触れない方が良さそうであった。

店主が志村けんに似ているわけでもなんでもなく、外観から想像していたよりも中は普通であることに拍子抜けした。

志村けんに似ているわけでもないのになぜ店名に志村軒とついているのかと言うと、志村けんのファンでもあり、そのうちご本人が来てくれるかもしれないから、らしい。

店主の雰囲気、店内とは打って変わり壁に掛けられた手書きの短冊メニューは独特で、ピノキオラーメン、サーファーラーメン、キャバ嬢○○ちゃんおすすめのラーメンなど一体何が出てくるのかさっぱりわからないものばかりである。

その中に「とんこつラーメン」650円と言うスタンダードなメニューもありまずは安全なところでこれを注文してみた。

出てきたラーメンはこれと言って変わったところはなく、非常にうまそうな東京とんこつラーメンだ。

一口食べてみれば、

うまいではないか!

あの緊張感を返してくれ!

他のメニューはどうかと言えば、基本的にはトッピングによる違いのようだ。

例えばピノキオラーメンであれば味玉やのりでピノキオの顔を模したり、サーファーラーメンであれば波乗りだけにのりが乗っていたりと、そのような具合らしい。

らしいと書いたのはワタシは足繁く通っていたものの、この時はあまり挑戦をしなかったからだ。

店無き今となっては挑戦しなかったことがとても悔やまれる。

Googleストリートビューのタイムマシーン機能を使い2009年12月に遡ってみたのだが、すでに店は取り壊された後であった。

ワタシが店を訪れたのは近くの大手IT企業で働いていた2007年〜2009年の間。当時はようやくiPhone3Gが日本で発売された頃でガラケーが携帯のほとんどであった時代。

今ほど写真を撮りまくる文化もなく、ワタシの手元には写真が無いことが非常に残念である。

もしかしたら撮影したのかもしれないが、クラウドなどもなく、恐らく本体のメモリーに残されたままなのかもしれない。

その後店が移転したなどの情報はなく、あのまま閉めてしまったのかわからないが、どこかでまた復活してほしいものだ。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/05/shimuraken.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/05/shimuraken-150x150.jpgtsuri-baグルメなんちゃって志村軒,ラーメン,東京とんこつ,東新宿どうもこんにちは!ツリーバ編集長のなんちゃってシーモディーンです。 新型コロナ感染により亡くなった志村けんさん。早いもので先日、四十九日のニュースが流れていた。 時の流れとは記憶の雑味を緩和すると同時に、なんとも無情なものである。 お茶の間に笑いを伝えてくれた志村けんさんであるが、政府をはじめ、我々一般人に新型コロナウィルスの恐ろしさを伝えてくれたのもやはり志村けんさんではないだろうか。 それだけ人気者であり、多大な影響力があった方である。 そんな志村さんの影響力はかつてこんなところにもあった。 東新宿は抜弁天の交差点付近にかつてあった、 なんちゃって志村軒 そう、軒と言う字を見てわかる通り、ラーメン屋である。 情報としては下記の通り。 店名:なんちゃって志村軒 店主:福山ま猿 創業:1279万光年 定休日:2030年まで無休 ※愛人を募集しており条件としては3億円持っていること。 どうだ?かなりヤバいだろ? こちらの画像検索結果を見ていただくと面白いだろう。 黄色い派手な看板に店の前には謎の人形、店内が見えるはずのガラスには多数の小さな招き猫、一見すると非常に入りづらい雰囲気、あるいは入るところを見られるのが恥ずかしいと言う後ろめたさにも似た何かがあり、店の前を3往復ぐらいしてようやく入る決心をしたのを覚えている。 店主はシアトルマリナーズ、強いてはイチローのファンでユニフォームを着て厨房に立っている。 志村けんじゃないのかい! と思わず突っ込みたくなるが、あまり触れない方が良さそうであった。 店主が志村けんに似ているわけでもなんでもなく、外観から想像していたよりも中は普通であることに拍子抜けした。 志村けんに似ているわけでもないのになぜ店名に志村軒とついているのかと言うと、志村けんのファンでもあり、そのうちご本人が来てくれるかもしれないから、らしい。 店主の雰囲気、店内とは打って変わり壁に掛けられた手書きの短冊メニューは独特で、ピノキオラーメン、サーファーラーメン、キャバ嬢○○ちゃんおすすめのラーメンなど一体何が出てくるのかさっぱりわからないものばかりである。 その中に「とんこつラーメン」650円と言うスタンダードなメニューもありまずは安全なところでこれを注文してみた。 出てきたラーメンはこれと言って変わったところはなく、非常にうまそうな東京とんこつラーメンだ。 一口食べてみれば、 うまいではないか! あの緊張感を返してくれ! 他のメニューはどうかと言えば、基本的にはトッピングによる違いのようだ。 例えばピノキオラーメンであれば味玉やのりでピノキオの顔を模したり、サーファーラーメンであれば波乗りだけにのりが乗っていたりと、そのような具合らしい。 らしいと書いたのはワタシは足繁く通っていたものの、この時はあまり挑戦をしなかったからだ。 店無き今となっては挑戦しなかったことがとても悔やまれる。 Googleストリートビューのタイムマシーン機能を使い2009年12月に遡ってみたのだが、すでに店は取り壊された後であった。 ワタシが店を訪れたのは近くの大手IT企業で働いていた2007年〜2009年の間。当時はようやくiPhone3Gが日本で発売された頃でガラケーが携帯のほとんどであった時代。 今ほど写真を撮りまくる文化もなく、ワタシの手元には写真が無いことが非常に残念である。 もしかしたら撮影したのかもしれないが、クラウドなどもなく、恐らく本体のメモリーに残されたままなのかもしれない。 その後店が移転したなどの情報はなく、あのまま閉めてしまったのかわからないが、どこかでまた復活してほしいものだ。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン