こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

アナジャコ狩り②の続きです。
江戸川放水路河口にて翁より新行徳橋でアナジャコが取れるとの情報を獲得。
google先生から指示された経路を無視し、行徳橋へひたすら歩く。

見たか!これが人の力じゃ!

googleからの50分徒歩命令にもかかわらず、30分ほどで目的地に到着。機械は決して万能ではない。人が足を使い、自分の目で見た情報にこそ価値があることは多々あるのである。

謎にgoogleへの勝利感を噛み締めながら、翁から聞いたポイントで穴探し開始。

おじいちゃん、ありがとう。

橋下の干潟に足を踏み入れるとすぐ、直径35m程の無数の穴が!
間違いない、このダルダルの巨穴は奴、アナジャコの穴に相違ないはず。筆を刺して、アナジャコが姿を表すのを待つ。

数十分後。

・・・

・・・

アタリなし

おかしいなぁ。この穴はアナジャコの穴のはずなんだが・・・

ん?

もしかして・・・

まさかね。僕はおじいちゃんの言葉を信じる。

ここにはアナジャコが「うじゃうじゃ」いるんだ。カニが出てきたとてそれが全てではない。ただのレアケース。

別におじいちゃんの疑ったわけではないが、橋下に明らかに不法占有物の釣り場を設けている別のおじいちゃんを発見。おそらく行政の撤去命令を何度も受けているのだろうが、ここを一生の釣り場と決めているのか、かなり気合いの入った釣り施設を設けている。ここの住人とも言っていい彼にここおアナジャコ情報について確認しておくことに。

僕:こんにちわ~。ちょっと伺いたいことがあるんですが。
翁②:は?
僕を工作物について注意しに来た役人とでも思ったのか、身構える翁。とても役人という服装ではないのだが。

僕:アナジャコがここで取れるって聞いたんですけど、どういう穴にいるんですかね?
翁②:あ~なるほど!
僕がただの穴責め狂いと察したのか戦闘体制を解除する翁。

僕:どういう穴にいるんですかね?一向に来る気配がないんですが・・・
翁②:ここにはいないよ!江戸川河口へ行きな!あそこなら居るよ!
僕:え?そーなんですか?!江戸川河口で聞いたらここへ行けって言われたんですが・・・
翁②:ギャク逆ゥ~。アナジャコならあっちだよ!
僕:え?そーなんですが?いっぱい大きな穴ありますけど・・・
翁②:あ~あれね?あれはカニだよ!筆刺しても無駄だよ。

まじか・・・少し予感はしていたけど、自分がアナジャコの穴だと確信していた無数の穴はカニの穴らしい。実際、僕もカニが穴から出てくるのを目撃しているし、何よりここの住人が言うんだ・・・間違いない。

それにしても・・・

あのじいさん、やってくれたな。

今思えば「保証はしないよ」と留保はしていたが、「うじゃうじゃ」いると表現していたので採れないことはまずないと期待していたのだ。

すでに心は折れかけ、荒川まで移動して夜釣りに備えようかと思っていたのですが・・・
僕:マジですが~一旦河口まで行ってこっちまで引き返してきたんですよ~。もう帰ろうかな・・・
翁②:そんな!諦めんなよ!まだまだ時間はある。今行けば干潟も残ってるだろうから頑張りな!
僕:そうなんですね~どうしよう。

翁②との会話を終え、しばらくの間は橋の下で放心状態。泥んこの足を投げ出し、カニと遊ぶ親子を眺めながら、これからの方針を考えます。

確かにシャコが採れるのが一番。が、本当にまだ干潟は残っているのだろうか?

荒川調節池排水門でのウナギ釣りの時、小僧達の言葉を信じてえらい目にあったのだが、彼らから得た文明の力を利用。確かに翁②のいう通り、満潮にはまだまだ程遠い。・・・何より彼が干潟が残っていると言っているのだ。

僕はおじいちゃんを信じる。

google先生は決して非を認めようとはしないが・・・30分はまた歩きか・・・しゃぁない。行きますか。

ハゼしか釣れず、アナジャコすら採れないとなると本当に精神崩壊しかねない。その恐怖から、再度江戸川河口への移動を決意し歩き出します。

もう足ドロドロだよ・・・クロックスの間に石入ってきて痛いし・・・もうボロボロだよ・・・。
泥かきにより普段使わ無い筋肉が悲鳴あげてるし・・・おっさんもうボロボロだよ。

・・・なんか、海岸線の位置が最初とだいぶ違っているきがするが、江戸川河口域は干潟が残っているハズ。何より、おじいちゃんが「干潟も残っている」と言っていたんだ。

僕はおじいちゃんを信じ続ける。とにかく進む!

30分後江戸川放水路再加工域にやっとのことで到着。

・・・・

・・・・

・・・・

あっんの・・・

ジジィィッィィィイイイイイイイイィイィイイイイイ!

もはやアナジャコ狩りは物理的に不可能。
結局アナジャコ狩りも収獲ゼロが確定いたしました。
本日の収獲はこいつらのみである。

ネットでは、アナジャコが簡単に採れるみたいに書いてあったが・・・再び暗黒時代の到来を実感。

でも、アナジャコは絶対に諦めません。今季中に必ず捕獲してみせますので、暖かく見守って頂けたらと思います。

次はイイアナ見つける!

(次回、採れた貝を砂抜きするも・・・

No Tsuri-ba! No Life!

ちなみにそのあと、何かしらの爪痕を残そうと釣りをしますが、ハゼしか釣れず・・・

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6337.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6337-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKアナジャコ,江戸川こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! アナジャコ狩り②の続きです。 江戸川放水路河口にて翁より新行徳橋でアナジャコが取れるとの情報を獲得。 google先生から指示された経路を無視し、行徳橋へひたすら歩く。 見たか!これが人の力じゃ! googleからの50分徒歩命令にもかかわらず、30分ほどで目的地に到着。機械は決して万能ではない。人が足を使い、自分の目で見た情報にこそ価値があることは多々あるのである。 謎にgoogleへの勝利感を噛み締めながら、翁から聞いたポイントで穴探し開始。 おじいちゃん、ありがとう。 橋下の干潟に足を踏み入れるとすぐ、直径3~5cm程の無数の穴が! 間違いない、このダルダルの巨穴は奴、アナジャコの穴に相違ないはず。筆を刺して、アナジャコが姿を表すのを待つ。 数十分後。 ・・・ ・・・ アタリなし。 おかしいなぁ。この穴はアナジャコの穴のはずなんだが・・・ ん? もしかして・・・ まさかね。僕はおじいちゃんの言葉を信じる。 ここにはアナジャコが「うじゃうじゃ」いるんだ。カニが出てきたとてそれが全てではない。ただのレアケース。 別におじいちゃんの疑ったわけではないが、橋下に明らかに不法占有物の釣り場を設けている別のおじいちゃんを発見。おそらく行政の撤去命令を何度も受けているのだろうが、ここを一生の釣り場と決めているのか、かなり気合いの入った釣り施設を設けている。ここの住人とも言っていい彼にここおアナジャコ情報について確認しておくことに。 僕:こんにちわ~。ちょっと伺いたいことがあるんですが。 翁②:は? 僕を工作物について注意しに来た役人とでも思ったのか、身構える翁。とても役人という服装ではないのだが。 僕:アナジャコがここで取れるって聞いたんですけど、どういう穴にいるんですかね? 翁②:あ~なるほど! 僕がただの穴責め狂いと察したのか戦闘体制を解除する翁。 僕:どういう穴にいるんですかね?一向に来る気配がないんですが・・・ 翁②:ここにはいないよ!江戸川河口へ行きな!あそこなら居るよ! 僕:え?そーなんですか?!江戸川河口で聞いたらここへ行けって言われたんですが・・・ 翁②:ギャク逆ゥ~。アナジャコならあっちだよ! 僕:え?そーなんですが?いっぱい大きな穴ありますけど・・・ 翁②:あ~あれね?あれはカニだよ!筆刺しても無駄だよ。 まじか・・・少し予感はしていたけど、自分がアナジャコの穴だと確信していた無数の穴はカニの穴らしい。実際、僕もカニが穴から出てくるのを目撃しているし、何よりここの住人が言うんだ・・・間違いない。 それにしても・・・ あのじいさん、やってくれたな。 今思えば「保証はしないよ」と留保はしていたが、「うじゃうじゃ」いると表現していたので採れないことはまずないと期待していたのだ。 すでに心は折れかけ、荒川まで移動して夜釣りに備えようかと思っていたのですが・・・ 僕:マジですが~一旦河口まで行ってこっちまで引き返してきたんですよ~。もう帰ろうかな・・・ 翁②:そんな!諦めんなよ!まだまだ時間はある。今行けば干潟も残ってるだろうから頑張りな! 僕:そうなんですね~どうしよう。 翁②との会話を終え、しばらくの間は橋の下で放心状態。泥んこの足を投げ出し、カニと遊ぶ親子を眺めながら、これからの方針を考えます。 確かにシャコが採れるのが一番。が、本当にまだ干潟は残っているのだろうか? 荒川調節池排水門でのウナギ釣りの時、小僧達の言葉を信じてえらい目にあったのだが、彼らから得た文明の力を利用。確かに翁②のいう通り、満潮にはまだまだ程遠い。・・・何より彼が干潟が残っていると言っているのだ。 僕はおじいちゃんを信じる。 google先生は決して非を認めようとはしないが・・・30分はまた歩きか・・・しゃぁない。行きますか。 ハゼしか釣れず、アナジャコすら採れないとなると本当に精神崩壊しかねない。その恐怖から、再度江戸川河口への移動を決意し歩き出します。 もう足ドロドロだよ・・・クロックスの間に石入ってきて痛いし・・・もうボロボロだよ・・・。 泥かきにより普段使わ無い筋肉が悲鳴あげてるし・・・おっさんもうボロボロだよ。 ・・・なんか、海岸線の位置が最初とだいぶ違っているきがするが、江戸川河口域は干潟が残っているハズ。何より、おじいちゃんが「干潟も残っている」と言っていたんだ。 僕はおじいちゃんを信じ続ける。とにかく進む! 30分後江戸川放水路再加工域にやっとのことで到着。 ・・・・ ・・・・ ・・・・ あっんの・・・ ジジィィッィィィイイイイイイイイィイィイイイイイ! もはやアナジャコ狩りは物理的に不可能。 結局アナジャコ狩りも収獲ゼロが確定いたしました。 本日の収獲はこいつらのみである。 ネットでは、アナジャコが簡単に採れるみたいに書いてあったが・・・再び暗黒時代の到来を実感。 でも、アナジャコは絶対に諦めません。今季中に必ず捕獲してみせますので、暖かく見守って頂けたらと思います。 次はイイアナ見つける! (次回、採れた貝を砂抜きするも・・・) No Tsuri-ba! No Life! ちなみにそのあと、何かしらの爪痕を残そうと釣りをしますが、ハゼしか釣れず・・・手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン