こんにちわ。ナカ・ガ―フィールドです。

前回真鶴でささやかながら令和初の獲物をゲットし、
髪が少し軽やかになった気がしています。
まぁ元々軽いんですが。

【神奈川の釣り】令和初の釣果はアイツ♪ 失意のGW、真鶴の堤防で釣れたのは…? ~神奈川・真鶴~

ようやくボウズじゃなかったということで良しとしているわけですが、
そろそろ気分を変えて磯とかにも行ってみたらどうかと思い、
前から気になっていた真鶴の磯に調査がてら行ってきました。

【番場浦】

5月6日(月)

14:00 曇り 微風

気温 暑い(15年前に買ったTシャツ)

超大型連休。GWの最終日である。

さすがに明日から学校や仕事だから、もう空いているだろうとタカをくくって到着。

ダーン!

本当に僕の髪くらいスカスカでした。

ここが真鶴の裏側。番場浦海岸。

地続きの磯場があり、左がカワウソ、右が番場浦と呼ばれていますね。

カワウソの方は既に諸先輩方が陣取っており、スペースは余っておらず。
実はカワウソの方がやりやすそうだったので狙っていたのですが、またの機会に。

対して番場浦の方はと言うと、釣り人ゼロ、か?
一組の家族と男性二人がわちゃわちゃしているだけでした。

なんなんでしょこの差は。
番場浦は釣れないのか?

早速侵入。

江戸城建設に使われた石を切り出していたという石切り場の跡。
以外と歴史を感じ取れる場所のようです。

この奥にずっとこもっていたいです。

なるほど番場浦はカワウソに比べると高低差もあり、
結構ワイルドな感じです。

ダパーン!

落ちたら確実に死ねそうです。

1人だし、あんまり奥まで行き過ぎないポイントで開始。
なにぶん初心者なもので。

…ドパーン!

…ドパーン!!

波が打ち付ける音でなんだか少し高揚してくる。
なんだこの湧き立つ感じは!

何かが釣れる気がしてきたので迷わずキャスト!
正直お初過ぎて、何をどうして良いのやらという感じ。

仕掛けも潮の流れでグイグイ引っ張られていく。
しぶきや泡だらけで、堤防育ちの僕には何がいるのかすらさっぱりわからない。

その時だ。

グーン!!グングン!

なにこのアタリは!

いつもよりあらぶってる!

グーン!!グングン!

こんなの初めて!

すかさずリフトアップ!

大き目のオマエか!

たしかにいつもの堤防周りでかかってくるコレとは全然違う印象で、
ちょっと大きくてたくましい。ガチムチな感じだ。目つきもすごくいやらしい。

(フグだけど)最近は釣れない日々が続いたこともあり、
少し乗ってきた!

よおおおし!

悪くない、悪くないぞおおおおお!

その後はアタリがあるも乗らずの一進一退を何度か繰り返すも、、、

ググーン!!グングン!

また来た!

今度は何!またあらぶってる!

もう少しやさしくして!

上げてみると、大きめのこの人でした。

やはりコイツもマッチョメン。
顔も何かイカつく感じるのは気のせいだろうか。

しかしあっちこっちに力強く逃げまわったり、
闘争心が堤防組とは違うようだ。

楽しいな♪

よし、、、もう少し奥に進むぞ!
未開の地でさらなる釣果を狙うのだ。

ザッザッ!

勇ましく奥まで辿りついた、その時だ。

ガサガサッ

ん?山川の斜面に人影が見え、ふとそれを見てしまった。

 

 

 

 

行きがけに見かけたマッチョメン二人が熱烈なキスをしている姿であった。

 

最初に見かけた二人組か!

 

熱い吐息が聞こえてくる!あらぶる魂の響きが!!

 

 

アーメン。

多様性の時代なので全然悪くないんですけどね。

空を見上げる僕。

ただ、

今日くらいはよそでやってちょうだい!

ふと、学生時代に逗子のシークレットビーチで熱烈イチャラブ男性たちに遭遇し、
なぜか朝まで飲み明かしたのを思い出した。

何か誘引フェロモンでもあるのだろうか。髪はないのに。

バツの悪い薄気味悪い苦笑いを浮かべながら、
おもむろに以前に来た釣り人が捨てたビニールなどのゴミを拾い始めるボク。

エコ活動を行っている釣り人を装う以外になかった。
そしていくつか集めたところで、ブツブツ言いながらスッと亡霊のように立ち去るのであった。

 

 

こうして道は閉ざされた。未知への扉も閉ざされた。

 

 

そして僕のGWもこうして終わりを告げたのであった。
あの男性たちはこの後イチャラブ展開にもつれ込むのだろうか。

 

どうでもいい。

 

釣果といえばいつものエサ取り名人たちのマッチョ版みたいなのを
釣り上げただけといえばだけである。

磯釣りの感覚みたいなものは味わえたので、それは収穫と言えば収穫なのでしょうが、
とにかくマッチョ尽くしの磯デビューになってしまった。

石切り場跡にずっとひそんで人がいないときに出てきて釣りしたいです。
それはそれでまたあのマッチョメンたちに会いそうですが。

番場浦、またチャレンジしたいです。

それではまた、別の場所で!

良いよその調子!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/05/75dc1ecfe1d71a3995d00eddaa0105a4-1021x630.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/05/75dc1ecfe1d71a3995d00eddaa0105a4-150x150.jpgtsuri-ba海釣りマッチョ,番場浦,真鶴こんにちわ。ナカ・ガ―フィールドです。 前回真鶴でささやかながら令和初の獲物をゲットし、 髪が少し軽やかになった気がしています。 まぁ元々軽いんですが。 https://tsuri-ba.net/?p=19199 ようやくボウズじゃなかったということで良しとしているわけですが、 そろそろ気分を変えて磯とかにも行ってみたらどうかと思い、 前から気になっていた真鶴の磯に調査がてら行ってきました。 【番場浦】 5月6日(月) 14:00 曇り 微風 気温 暑い(15年前に買ったTシャツ) 超大型連休。GWの最終日である。 さすがに明日から学校や仕事だから、もう空いているだろうとタカをくくって到着。 ダーン! 本当に僕の髪くらいスカスカでした。 ここが真鶴の裏側。番場浦海岸。 地続きの磯場があり、左がカワウソ、右が番場浦と呼ばれていますね。 カワウソの方は既に諸先輩方が陣取っており、スペースは余っておらず。 実はカワウソの方がやりやすそうだったので狙っていたのですが、またの機会に。 対して番場浦の方はと言うと、釣り人ゼロ、か? 一組の家族と男性二人がわちゃわちゃしているだけでした。 なんなんでしょこの差は。 番場浦は釣れないのか? 早速侵入。 江戸城建設に使われた石を切り出していたという石切り場の跡。 以外と歴史を感じ取れる場所のようです。 この奥にずっとこもっていたいです。 なるほど番場浦はカワウソに比べると高低差もあり、 結構ワイルドな感じです。 ダパーン! 落ちたら確実に死ねそうです。 1人だし、あんまり奥まで行き過ぎないポイントで開始。 なにぶん初心者なもので。 ...ドパーン! ...ドパーン!! 波が打ち付ける音でなんだか少し高揚してくる。 なんだこの湧き立つ感じは! 何かが釣れる気がしてきたので迷わずキャスト! 正直お初過ぎて、何をどうして良いのやらという感じ。 仕掛けも潮の流れでグイグイ引っ張られていく。 しぶきや泡だらけで、堤防育ちの僕には何がいるのかすらさっぱりわからない。 その時だ。 グーン!!グングン! なにこのアタリは! いつもよりあらぶってる! グーン!!グングン! こんなの初めて! すかさずリフトアップ! 大き目のオマエか! たしかにいつもの堤防周りでかかってくるコレとは全然違う印象で、 ちょっと大きくてたくましい。ガチムチな感じだ。目つきもすごくいやらしい。 (フグだけど)最近は釣れない日々が続いたこともあり、 少し乗ってきた! よおおおし! 悪くない、悪くないぞおおおおお! その後はアタリがあるも乗らずの一進一退を何度か繰り返すも、、、 ググーン!!グングン! また来た! 今度は何!またあらぶってる! もう少しやさしくして! 上げてみると、大きめのこの人でした。 やはりコイツもマッチョメン。 顔も何かイカつく感じるのは気のせいだろうか。 しかしあっちこっちに力強く逃げまわったり、 闘争心が堤防組とは違うようだ。 楽しいな♪ よし、、、もう少し奥に進むぞ! 未開の地でさらなる釣果を狙うのだ。 ザッザッ! 勇ましく奥まで辿りついた、その時だ。 ガサガサッ ん?山川の斜面に人影が見え、ふとそれを見てしまった。         行きがけに見かけたマッチョメン二人が熱烈なキスをしている姿であった。   最初に見かけた二人組か!   熱い吐息が聞こえてくる!あらぶる魂の響きが!!     アーメン。 多様性の時代なので全然悪くないんですけどね。 空を見上げる僕。 ... ただ、 … 今日くらいはよそでやってちょうだい! ふと、学生時代に逗子のシークレットビーチで熱烈イチャラブ男性たちに遭遇し、 なぜか朝まで飲み明かしたのを思い出した。 何か誘引フェロモンでもあるのだろうか。髪はないのに。 バツの悪い薄気味悪い苦笑いを浮かべながら、 おもむろに以前に来た釣り人が捨てたビニールなどのゴミを拾い始めるボク。 エコ活動を行っている釣り人を装う以外になかった。 そしていくつか集めたところで、ブツブツ言いながらスッと亡霊のように立ち去るのであった。     こうして道は閉ざされた。未知への扉も閉ざされた。     そして僕のGWもこうして終わりを告げたのであった。 あの男性たちはこの後イチャラブ展開にもつれ込むのだろうか。   どうでもいい。   釣果といえばいつものエサ取り名人たちのマッチョ版みたいなのを 釣り上げただけといえばだけである。 磯釣りの感覚みたいなものは味わえたので、それは収穫と言えば収穫なのでしょうが、 とにかくマッチョ尽くしの磯デビューになってしまった。 石切り場跡にずっとひそんで人がいないときに出てきて釣りしたいです。 それはそれでまたあのマッチョメンたちに会いそうですが。 番場浦、またチャレンジしたいです。 それではまた、別の場所で! 良いよその調子!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン