こんにちは。

塩をかけると溶けるナカガワです。

つきましては、
今回はしょうゆベースのもやし麺を食べに行きます。

というわけでやってきたのは、

らーめん日の出(日の出)

そこは浜松町~竹芝~日の出という魔のデルタ地帯にある。

出た。

すべての駅から行きづらい陸の孤島。

狙っていたのか家賃の関係なのか。
何はなくとも行きづらい。

というわけで僕は浜松町から歩きました。
こういうのはだいたいどこから行こうか考えてる時間の方が長いんです。

歩くこと10分強。

見えてきた。


高速の下、湾岸沿いの道路に面した場所にそれは建っていた。

googleマップだと「日の出らーめん」
実際のお店は「らーめん日の出」

パラドックスである。

逆また真なり。

でもそんな事はどうでも良くなる外観です。
渋みを醸し出すそのフォルムに否応なしに気分は高まります。

お店の前の立て看板。

上部の方が色褪せているのはズバリ、

そっちを多く持ったからでしょう。

当たり前の知識を披露したところでいよいよ入店です。

入って正面にはカウンター席が8つくらいと、
左手奥に向かってテーブル席が2席しかない。

お昼時にはさぞかし混雑していたのでしょう、
まだ残熱のようなものを感じた。

おそらく家族経営なのか、おかぁさんらしき方が注文係で、
そのほかの女性が2名厨房に、
そして旦那さんが厨房で調理を担当している様子だった。

壁のおすすめメニューを見てみよう。


ら~めんと半チャーハン ¥850
半チャーハンとら~めん ¥850

ここもパラドックス。

とにかく逆が真に近いということなのでしょう。

半ら~めんと半チャーハン ¥700 も気になるところだ。
迷い過ぎた人向けの折衷案ということなのだろう。

実際迷い過ぎてしまい選べなかったので、
テーブルのメニューに目を移す。


落としどころなどないことはわかった。

選べるわけがない。

ここでおばちゃんの追い込みは思いのほか激しく、
早いペースで「ご注文は?」と聞いてきた。

「も、もやしら~めんお願いします」

とっさに出てしまった。

「もやしそばね」


正しくはもやしそばだった。

いつも間違える。この食品はそばなのからーめんなのか。

そして待つこと5分。


もやしそば ¥750

醤油の匂いが食欲をそそるもやしそばの到着だ。

歩いてお腹も空いていたので、
熱さももろともせず、さっそく口にほおばる。




口の中で拡がるその味。

それはやはり
ラーメンだった。

誰が最初につけたのか。
こうやって食べてる内にさらに分からなくなります。

ただ迷わされるなかれ、味は絶品です。

おそらくだしは使っていない醤油ベースのスープに、
絶妙な硬さでもやしが組み込まれています。

スープもそれ自体の味はさっぱりながら少々酸味(お酢?)があり、
そこにとろみがうまい具合に乗っていて、
これがなんとも言えない懐かしい気持ちにもさせてくれるのだ。

夏と秋の間のちょっとおセンチなこの時期には、
こんならーめんが丁度良いのかもしれない。


違う、そばですね。。

後は柄本明が座っていてくれたら完璧だった。
でもそれはまたこの後の季節の楽しみにしたいと思いました。

■らーめん日の出
住所:東京都港区海岸2-6-41
電話:03-5443-4323
営業時間:11:00~14:30 17:30~22:00
定休日:日祝

場所柄トラック運転手さんやタクシー運転手さんの
オアシスのようなお店なのだろうなと感じました。

興味を持たれた方はぜひ!
駅から歩くので軽く食べて来ても大丈夫です。

最後にひと言。

チャーハンが食べたかったんです!



それではみなさん、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/09/8d98e6f04afc7742540203af09f42d50-1021x630.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/09/8d98e6f04afc7742540203af09f42d50-150x150.jpgtsuri-baグルメ日の出こんにちは。塩をかけると溶けるナカガワです。 つきましては、今回はしょうゆベースのもやし麺を食べに行きます。 というわけでやってきたのは、 らーめん日の出(日の出) そこは浜松町~竹芝~日の出という魔のデルタ地帯にある。出た。すべての駅から行きづらい陸の孤島。狙っていたのか家賃の関係なのか。何はなくとも行きづらい。というわけで僕は浜松町から歩きました。こういうのはだいたいどこから行こうか考えてる時間の方が長いんです。歩くこと10分強。見えてきた。高速の下、湾岸沿いの道路に面した場所にそれは建っていた。googleマップだと「日の出らーめん」、実際のお店は「らーめん日の出」。パラドックスである。逆また真なり。でもそんな事はどうでも良くなる外観です。渋みを醸し出すそのフォルムに否応なしに気分は高まります。お店の前の立て看板。上部の方が色褪せているのはズバリ、そっちを多く持ったからでしょう。当たり前の知識を披露したところでいよいよ入店です。入って正面にはカウンター席が8つくらいと、左手奥に向かってテーブル席が2席しかない。お昼時にはさぞかし混雑していたのでしょう、まだ残熱のようなものを感じた。おそらく家族経営なのか、おかぁさんらしき方が注文係で、そのほかの女性が2名厨房に、そして旦那さんが厨房で調理を担当している様子だった。壁のおすすめメニューを見てみよう。ら~めんと半チャーハン ¥850半チャーハンとら~めん ¥850ここもパラドックス。とにかく逆が真に近いということなのでしょう。半ら~めんと半チャーハン ¥700 も気になるところだ。迷い過ぎた人向けの折衷案ということなのだろう。実際迷い過ぎてしまい選べなかったので、テーブルのメニューに目を移す。落としどころなどないことはわかった。選べるわけがない。ここでおばちゃんの追い込みは思いのほか激しく、早いペースで「ご注文は?」と聞いてきた。「も、もやしら~めんお願いします」とっさに出てしまった。「もやしそばね」正しくはもやしそばだった。いつも間違える。この食品はそばなのからーめんなのか。そして待つこと5分。もやしそば ¥750醤油の匂いが食欲をそそるもやしそばの到着だ。歩いてお腹も空いていたので、熱さももろともせず、さっそく口にほおばる。う口の中で拡がるその味。それはやはりラーメンだった。誰が最初につけたのか。こうやって食べてる内にさらに分からなくなります。ただ迷わされるなかれ、味は絶品です。おそらくだしは使っていない醤油ベースのスープに、絶妙な硬さでもやしが組み込まれています。スープもそれ自体の味はさっぱりながら少々酸味(お酢?)があり、そこにとろみがうまい具合に乗っていて、これがなんとも言えない懐かしい気持ちにもさせてくれるのだ。夏と秋の間のちょっとおセンチなこの時期には、こんならーめんが丁度良いのかもしれない。違う、そばですね。。後は柄本明が座っていてくれたら完璧だった。でもそれはまたこの後の季節の楽しみにしたいと思いました。■らーめん日の出住所:東京都港区海岸2-6-41電話:03-5443-4323営業時間:11:00~14:30 17:30~22:00定休日:日祝場所柄トラック運転手さんやタクシー運転手さんのオアシスのようなお店なのだろうなと感じました。興味を持たれた方はぜひ!駅から歩くので軽く食べて来ても大丈夫です。最後にひと言。チャーハンが食べたかったんです! それではみなさん、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン