こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

今回は若洲海浜公園(釣り場紹介はこちら)での釣行。若洲なら釣れる!と編集長から力強い言葉をいただいたので、「ここなら釣れる!」と期待を胸にやってきました。
が、期待も虚しくボウズ記事となってしまいました。ご容赦を。

テーマとはこれ。

自作のサビキ仕掛けで魚を釣る!

です。

干しアミエビに100均のマニキュアのラメをくっつけてそれっぽく仕上げたもの。作成当時、本気ウナギ釣りを豪語したのはいいが全く釣れず・・・少しでも心のリハビリをと思いついたのがこのサビキ仕掛けの図画工作だったのです。

実は先日、この手作りサビキ仕掛けを試したいと若洲へと向かっていました。楽しい遠足のような気分で電車に乗っていたのですが、編集長より旧岩淵水門への心霊調査指令が急遽発令。楽しい遠足釣行は恐怖の心霊釣行へと様変わりしてしまったわけです。

結局は編集長の指令と旧岩淵水門を守る精霊のご加護でウナギを釣り上げることに成功。今回、やりかけだった手作りサビキのテストへとようやくこぎつけたました。

編集長から「若洲へ行けば釣れる」との力強い言葉をいただき、自作のサビキがどこまで通用するのか試してみます。

京葉線で新木場駅、そこからバスに乗って若洲海浜公園へと向かいます。いつもなら歩くところなのですがGoogleから50分の徒歩を指示され、さすがに新木場駅からはバスを利用しました。

夏休みの日曜日ということあって異常なまでに人が多いです。東京で釣りをしてきて最高の人出ですね。若洲海浜公園の釣りスポットは大きく3つに分かれており、海釣り施設、人口磯、ベンチのあるエリアに分かれている。

  

足場の良い海釣り施設やベンチエリアはやはりファミリー層などが多く、休日は人でごった返す。今回はサビキ釣りがメインだが人が多少引くまでは人口磯で釣りをしようということに。

使うエサはおおやぎ貝のゆで身。自分が食いたいくらいだが。

タックルは今回ばかりは腕なしレッドじゃ厳しいため、無名の新人を使用。

仕掛けはシェアハウスの先人が残した遺産の中に「Sボール」という玉アイテムがあったので、それっぽくウキフカセの仕掛けを作り上げる。

ダメか・・・

やはり大物など狙っていたらボウズの汚名を背負う可能性が高い。

小物釣り仕掛けで勝負!

これもダメか・・・ならオハコの底層小物ミャク釣り!

これもダメなのか・・・・アレしかないな。


最近、ボウズを予感した瞬間にカニ釣りを始める傾向にある。カニだけ釣れた場合にボウズというのか言わないのかは人それぞれに考えるところによるが、こいつだけでも釣っておくの精神への負担はかなり和らぐのだ。もはや手で取った方が早い気がするが。そんな理由もあり、僕のカニ取り技術はメキメキと上昇しているのです。

次のターゲットはこいつらにしようかな・・・

空の具合も悪くなってきたし、「雨に降られそうだから、今の内に引き上げよう」と軟弱な幸せファミリー層たちが撤収し出す頃だろう。いよいよ本番のサビキをするために海釣り施設へ移動。

相変わらずスゲェな・・・。プランクトンに群がる小魚に群がる人間たち。生態系とはこうゆうものなんですよね。

サビキといえば不可欠なのがカゴ。爆釣時は撒餌なんかなくても釣れるんだろうが・・・ボウズへの恐怖から撒餌なしなど考えられない。カゴは前に買っておいたプラカゴがあったので、錘を適当に入れて下カゴとして使用。

ウキに関してはサビキ仕掛けを浮かすに耐えうるほどのウキを所持していないので、今日のところは竿下のみを狙う。

撒餌はこれ。

家を出るときに同居人Cが作成していたおからハンバーグを一握り持ってきた。干しアミエビのあまりを提供することで、対価として撒餌をいただく原始人スタイル。我がシェアハウスはそうやって回っている。

準備が整ったので、ぎゅうぎゅう詰めの釣り人の間の隙間から糸を垂らす。

1投目。

シュルシュルシュルリュル~~~ッとん。とんとんとん・・・とんとんとん・・・

まず底層から底を小突いていきますが、何も当たらない。

2投目。

ジュッ、トントントン・・・トントントン。

今度は表層を攻めててみるが反応なし。

仕掛けの劣化のチェック。マニキュアを塗りはしたものの所詮は乾物。水に数回つければ劣化して仕掛けがダメになると思ってが、意外に丈夫。約1時間半くらいサビキをで使いましたが、結局最後まで身崩れを起こしませんでした。

右横10mくらいのところのファミリーにサッパが連れ出す。その後、右横5m隣のおじいちゃんにサッパがヒット。

おお!回遊きたか!

とかごに撒餌を即座に詰め込み、再投入。
トン、トン、トン・・・・トン、トン、トンと撒餌を散らす。

来た!

左横5m隣のカップルにサッパがヒット。

・・・・

え?何その華麗なスルー。

結局1時間半程トントンするも両サイドから浴びせられる視線に耐えきれずサビキは終了。まぁ、自作のサビキだしな、と自分を納得させ仕掛けをしまう。

次第に日も暮れ始め、周りのファミリー層も撤収し始める。
少女:いっぱい釣れたね!ママこのお魚さんどうすんの?
ママ:食べるに決まってんじゃん。でも捌くのめんどくさいなぁ。
少年:パパにやってもらおうよ。
ママ:そうだね!やらせよう!
パパ:なんでだよ~めんどくさい!
少年:ごめんねピーマン
家族:わはははははははは
少女:ごめんねピーマン
家族:わはははははははは
ママ:ごめんねピーマン
家族:ごめんねピーマン♪・・・・わはははははははは

・・・・

・・・・

言っとくけど、

全っ然面白くねぇからな!

インサイドジョークかなんか知らんけどナニ幸せな家庭感押し出してんだよ。魚とピーマンには何の関連性もないからな!ましてや謝罪とピーマンは1mmも関係ねぇよ!お前らの子供はろくな日本語覚えねぇからな!
てか、ウキを50mくらい横にめっちゃ流してたけど親だったら注意しろや!何が「早く取り込まないと撒餌が切れちゃうよ」だよ。そこは「隣の人達に迷惑だから気をつけなさい」だろうが!お前達の子供はぜってぇろくなのなんねぇからな!

でっかいクロダイとかも釣ってたけど・・・・

・・・・全っ然羨ましくなんてないからな!

クロダイなんか全然、これっぽっちも、1mmもうらやましくなんかないけれども、釣れるんならしょうがない。先ほど捕獲した蟹に犠牲になってもらって落とし込みをするしかあるまい。

が、クロダイもどうせ食べられるなら幸せな家庭の中がいいのだろう。とうとう最後までクロダイがやってくることはなかった。

最終バスの時刻が近づいてきたので2030に納竿。

磯でのフカセ、堤防でのサビキ&落とし込みと立て続けの惨敗はかなりこたえる。肩を落として600mの堤防を引き返す。

堤防を歩いていると先ほどのサビキ釣りのポイントに通りかかり、家族が歌っていた「ごめんねピーマン」を思い出し検索してみる。

すると、1つの動画がヒットしたので、もうほとんど誰もいない堤防の脇に腰掛け、見てみる。

・・・・・

全っ然、ゼンッゼン面白くねぇからな!

No Tsuri-ba No Life

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_5436.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_5436-150x150.jpgいしぽよ釣りTALK海釣りボウズ,若洲こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 今回は若洲海浜公園(釣り場紹介はこちら)での釣行。若洲なら釣れる!と編集長から力強い言葉をいただいたので、「ここなら釣れる!」と期待を胸にやってきました。 が、期待も虚しくボウズ記事となってしまいました。ご容赦を。 テーマとはこれ。 自作のサビキ仕掛けで魚を釣る! です。 干しアミエビに100均のマニキュアのラメをくっつけてそれっぽく仕上げたもの。作成当時、本気ウナギ釣りを豪語したのはいいが全く釣れず・・・少しでも心のリハビリをと思いついたのがこのサビキ仕掛けの図画工作だったのです。 実は先日、この手作りサビキ仕掛けを試したいと若洲へと向かっていました。楽しい遠足のような気分で電車に乗っていたのですが、編集長より旧岩淵水門への心霊調査指令が急遽発令。楽しい遠足釣行は恐怖の心霊釣行へと様変わりしてしまったわけです。 結局は編集長の指令と旧岩淵水門を守る精霊のご加護でウナギを釣り上げることに成功。今回、やりかけだった手作りサビキのテストへとようやくこぎつけたました。 編集長から「若洲へ行けば釣れる」との力強い言葉をいただき、自作のサビキがどこまで通用するのか試してみます。 京葉線で新木場駅、そこからバスに乗って若洲海浜公園へと向かいます。いつもなら歩くところなのですがGoogleから50分の徒歩を指示され、さすがに新木場駅からはバスを利用しました。 夏休みの日曜日ということあって異常なまでに人が多いです。東京で釣りをしてきて最高の人出ですね。若洲海浜公園の釣りスポットは大きく3つに分かれており、海釣り施設、人口磯、ベンチのあるエリアに分かれている。    足場の良い海釣り施設やベンチエリアはやはりファミリー層などが多く、休日は人でごった返す。今回はサビキ釣りがメインだが人が多少引くまでは人口磯で釣りをしようということに。 使うエサはおおやぎ貝のゆで身。自分が食いたいくらいだが。 タックルは今回ばかりは腕なしレッドじゃ厳しいため、無名の新人を使用。 仕掛けはシェアハウスの先人が残した遺産の中に「Sボール」という玉アイテムがあったので、それっぽくウキフカセの仕掛けを作り上げる。 ダメか・・・ やはり大物など狙っていたらボウズの汚名を背負う可能性が高い。 小物釣り仕掛けで勝負! これもダメか・・・ならオハコの底層小物ミャク釣り! これもダメなのか・・・・アレしかないな。 最近、ボウズを予感した瞬間にカニ釣りを始める傾向にある。カニだけ釣れた場合にボウズというのか言わないのかは人それぞれに考えるところによるが、こいつだけでも釣っておくの精神への負担はかなり和らぐのだ。もはや手で取った方が早い気がするが。そんな理由もあり、僕のカニ取り技術はメキメキと上昇しているのです。 次のターゲットはこいつらにしようかな・・・ 空の具合も悪くなってきたし、「雨に降られそうだから、今の内に引き上げよう」と軟弱な幸せファミリー層たちが撤収し出す頃だろう。いよいよ本番のサビキをするために海釣り施設へ移動。 相変わらずスゲェな・・・。プランクトンに群がる小魚に群がる人間たち。生態系とはこうゆうものなんですよね。 サビキといえば不可欠なのがカゴ。爆釣時は撒餌なんかなくても釣れるんだろうが・・・ボウズへの恐怖から撒餌なしなど考えられない。カゴは前に買っておいたプラカゴがあったので、錘を適当に入れて下カゴとして使用。 ウキに関してはサビキ仕掛けを浮かすに耐えうるほどのウキを所持していないので、今日のところは竿下のみを狙う。 撒餌はこれ。 家を出るときに同居人Cが作成していたおからハンバーグを一握り持ってきた。干しアミエビのあまりを提供することで、対価として撒餌をいただく原始人スタイル。我がシェアハウスはそうやって回っている。 準備が整ったので、ぎゅうぎゅう詰めの釣り人の間の隙間から糸を垂らす。 1投目。 シュルシュルシュルリュル~~~ッとん。とんとんとん・・・とんとんとん・・・ まず底層から底を小突いていきますが、何も当たらない。 2投目。 ジュッ、トントントン・・・トントントン。 今度は表層を攻めててみるが反応なし。 仕掛けの劣化のチェック。マニキュアを塗りはしたものの所詮は乾物。水に数回つければ劣化して仕掛けがダメになると思ってが、意外に丈夫。約1時間半くらいサビキをで使いましたが、結局最後まで身崩れを起こしませんでした。 右横10mくらいのところのファミリーにサッパが連れ出す。その後、右横5m隣のおじいちゃんにサッパがヒット。 おお!回遊きたか! とかごに撒餌を即座に詰め込み、再投入。 トン、トン、トン・・・・トン、トン、トンと撒餌を散らす。 来た! 左横5m隣のカップルにサッパがヒット。 ・・・・ え?何その華麗なスルー。 結局1時間半程トントンするも両サイドから浴びせられる視線に耐えきれずサビキは終了。まぁ、自作のサビキだしな、と自分を納得させ仕掛けをしまう。 次第に日も暮れ始め、周りのファミリー層も撤収し始める。 少女:いっぱい釣れたね!ママこのお魚さんどうすんの? ママ:食べるに決まってんじゃん。でも捌くのめんどくさいなぁ。 少年:パパにやってもらおうよ。 ママ:そうだね!やらせよう! パパ:なんでだよ~めんどくさい! 少年:ごめんねピーマン♪ 家族:わはははははははは 少女:ごめんねピーマン♪ 家族:わはははははははは ママ:ごめんねピーマン♪ 家族:ごめんねピーマン♪・・・・わはははははははは ・・・・ ・・・・ 言っとくけど、 全っ然面白くねぇからな! インサイドジョークかなんか知らんけどナニ幸せな家庭感押し出してんだよ。魚とピーマンには何の関連性もないからな!ましてや謝罪とピーマンは1mmも関係ねぇよ!お前らの子供はろくな日本語覚えねぇからな! てか、ウキを50mくらい横にめっちゃ流してたけど親だったら注意しろや!何が「早く取り込まないと撒餌が切れちゃうよ」だよ。そこは「隣の人達に迷惑だから気をつけなさい」だろうが!お前達の子供はぜってぇろくなのなんねぇからな! でっかいクロダイとかも釣ってたけど・・・・ ・・・・全っ然羨ましくなんてないからな! クロダイなんか全然、これっぽっちも、1mmもうらやましくなんかないけれども、釣れるんならしょうがない。先ほど捕獲した蟹に犠牲になってもらって落とし込みをするしかあるまい。 が、クロダイもどうせ食べられるなら幸せな家庭の中がいいのだろう。とうとう最後までクロダイがやってくることはなかった。 最終バスの時刻が近づいてきたので20:30に納竿。 磯でのフカセ、堤防でのサビキ&落とし込みと立て続けの惨敗はかなりこたえる。肩を落として600mの堤防を引き返す。 堤防を歩いていると先ほどのサビキ釣りのポイントに通りかかり、家族が歌っていた「ごめんねピーマン」を思い出し検索してみる。 すると、1つの動画がヒットしたので、もうほとんど誰もいない堤防の脇に腰掛け、見てみる。 https://youtu.be/WGXQpisa9s8 ・・・・・ 全っ然、ゼンッゼン面白くねぇからな! No Tsuri-ba No Life手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン