こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

アカエイを捌き終わり、いよいよ実食なんですが、今回の実食には葛藤がありました。

アカエイを美味しく頂きたい。

けど・・・・

同居人にアカエイの香り楽しませてあげたい。

アカエイがあまり食されない大きな理由が、軟骨魚類に特徴的なアンモニア臭。詳しいことはわかりませんが、軟骨魚類は尿素を使って浸透圧調節をしており、死後の分解作用によって尿素がアンモニアに変化するんだそうです。そのため、死後に食べようとすると小便みたいな嫌な臭いがするのです。反面、アンモニアは腐敗作用を抑える役割もあるため、輸送・冷蔵手段の発達していない時代には山間部でも食べられる海の幸として重宝されていました。

僕は以前、アカエイを釣り上げて食べたことがあります。一緒に釣り上げたおっさんからの「食ったら旨い!」の一言を信じて持ち帰ったのですが、ま~~~~臭い。

そのトラウマがあって、今度アカエイを釣り上げたら美味しく食べよう!というのが、以前アカエイを釣り上げて以来、ここ数年の悲願だったのです。

しかし、いざアカエイを釣り上げると心境の変化がありまして、同居人らが悶絶する顔を見て楽みたい!と思うようになりました。

そのため、きっちり締めて速攻撤収はしましたが、その場で解体も血抜きもせず、家に帰る頃には絶妙なエイ臭が漂っているはずでした。


解体も終わり、いよいよ刺身の実食。同居人らも幸いリビングに、ションベン臭に悶絶する顔・・・さらに美味しいサヨリの刺身を前菜として出していたので、ギャップも楽しめそう。ワクワク。

「全然臭くないね」・・・「うんうん、え?」

ちょ待って!・・・・モグモグモグモグ・・・・・

モグモグモグモグ・・・・・え?・・・

モグモグモグモグ・・・・・モグモグモグモグ・・・・・

え?

・・・・

全然臭くないじゃねぇか!

全く、全然、これっぽっちも臭くありません。

パンチがなさすぎて拍子抜けしました。「臭っさ~~~」の一言を待っていたところもあったんですが、まぁアカエイ食材を見直すいい機会にあったと捉えましょう。

前回アカエイを釣った時は確か・・・締め方は野締めで・・・時期は同じだが秋晴れの昼間でめちゃ暑く・・・しかも解体にすごい時間がかかって、1400頃に釣れて結局食べ始めたのは2000。そういえば、捌いている段階で、「なんかめっちゃ臭くてきついんですけど?」的な会話をしていたのを思い出した。

今回は1900頃に締めて2200頃には食べていたし、夜&雨でめちゃ寒かったし。あと切り身にしたあとにボールに水入れてジャブジャブ洗ってましたね。なんか水が茶色く濁るんで、透明になるまで2・3回洗ったんですが・・・・あれでエイのエキスが抜けてしまったのか・・・・。

ただ、難点は「噛み切れない」ということ。

刺身に走っている白い筋、馬刺し等のサシみたいで美味しそうではありますが、正体は軟骨と細かい筋です。脂っ気は全くなく、口に入れるとガムのように口の中に残り続けます。生魚肉のガム・・・好きかは人それぞれです。もうちょっと薄めに切るとか部位を厳選するとかすれば、もう少し食べやすくなったのかもしれません。

冷蔵庫に入れて一日後。


荒川スズキとともに唐揚げにしてみましたが、これまた全然臭くない。むしろ荒川スズキの方が安定の臭さです。火を通すと身質が変化して食べやすくなります。噛み切れん!といったことはなくなって、軟骨もいいアクセントになって美味しいです。

アカエイ、美味いじゃないか・・・

No Tsuri-ba! No Life!


https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/10/IMG_1617.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/10/IMG_1617-150x150.jpg友益石崎釣りTALKアカエイ,刺身,唐揚げ,料理こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! アカエイを捌き終わり、いよいよ実食なんですが、今回の実食には葛藤がありました。 アカエイを美味しく頂きたい。 けど・・・・ 同居人にアカエイの香り楽しませてあげたい。 アカエイがあまり食されない大きな理由が、軟骨魚類に特徴的なアンモニア臭。詳しいことはわかりませんが、軟骨魚類は尿素を使って浸透圧調節をしており、死後の分解作用によって尿素がアンモニアに変化するんだそうです。そのため、死後に食べようとすると小便みたいな嫌な臭いがするのです。反面、アンモニアは腐敗作用を抑える役割もあるため、輸送・冷蔵手段の発達していない時代には山間部でも食べられる海の幸として重宝されていました。 僕は以前、アカエイを釣り上げて食べたことがあります。一緒に釣り上げたおっさんからの「食ったら旨い!」の一言を信じて持ち帰ったのですが、ま~~~~臭い。 そのトラウマがあって、今度アカエイを釣り上げたら美味しく食べよう!というのが、以前アカエイを釣り上げて以来、ここ数年の悲願だったのです。 しかし、いざアカエイを釣り上げると心境の変化がありまして、同居人らが悶絶する顔を見て楽みたい!と思うようになりました。 そのため、きっちり締めて速攻撤収はしましたが、その場で解体も血抜きもせず、家に帰る頃には絶妙なエイ臭が漂っているはずでした。 解体も終わり、いよいよ刺身の実食。同居人らも幸いリビングに、ションベン臭に悶絶する顔・・・さらに美味しいサヨリの刺身を前菜として出していたので、ギャップも楽しめそう。ワクワク。 「全然臭くないね」・・・「うんうん、え?」 ちょ待って!・・・・モグモグモグモグ・・・・・ モグモグモグモグ・・・・・え?・・・ モグモグモグモグ・・・・・モグモグモグモグ・・・・・ え? ・・・・ 全然臭くないじゃねぇか! 全く、全然、これっぽっちも臭くありません。 パンチがなさすぎて拍子抜けしました。「臭っさ~~~」の一言を待っていたところもあったんですが、まぁアカエイ食材を見直すいい機会にあったと捉えましょう。 前回アカエイを釣った時は確か・・・締め方は野締めで・・・時期は同じだが秋晴れの昼間でめちゃ暑く・・・しかも解体にすごい時間がかかって、14:00頃に釣れて結局食べ始めたのは20:00。そういえば、捌いている段階で、「なんかめっちゃ臭くてきついんですけど?」的な会話をしていたのを思い出した。 今回は19:00頃に締めて22:00頃には食べていたし、夜&雨でめちゃ寒かったし。あと切り身にしたあとにボールに水入れてジャブジャブ洗ってましたね。なんか水が茶色く濁るんで、透明になるまで2・3回洗ったんですが・・・・あれでエイのエキスが抜けてしまったのか・・・・。 ただ、難点は「噛み切れない」ということ。 刺身に走っている白い筋、馬刺し等のサシみたいで美味しそうではありますが、正体は軟骨と細かい筋です。脂っ気は全くなく、口に入れるとガムのように口の中に残り続けます。生魚肉のガム・・・好きかは人それぞれです。もうちょっと薄めに切るとか部位を厳選するとかすれば、もう少し食べやすくなったのかもしれません。 冷蔵庫に入れて一日後。 荒川スズキとともに唐揚げにしてみましたが、これまた全然臭くない。むしろ荒川スズキの方が安定の臭さです。火を通すと身質が変化して食べやすくなります。噛み切れん!といったことはなくなって、軟骨もいいアクセントになって美味しいです。 アカエイ、美味いじゃないか・・・ No Tsuri-ba! No Life!家族みんなが笑顔になる釣りWebフリーマガジン