どうもこんにちは!ツリーバ船長の沈没亀太郎です。

海や河川と言うのは基本的に地上路のような車線などは無いものの、航路を示す標識や危険箇所を示す標識、河川独自の標識などが設置されており、速度制限など思った以上にルールが定められている。

目視のできない水中に何があるのかわからない以上、当然と言えば当然である。

水面直下の水死体に船のプロペラが。。。などと考えると恐ろしい限りだ。

水死体はさておき、そうした状況を予め知る手段として海の地図である「海図」と言うものがある。ただこれはかなりサイズが大きくそれこそ映画のワンシーンのように広いテーブルにひろげ乗り出して見る必要がある。

そのようなものを持っていても持て余してしまうのだが、狭いプレジャーボートでも搭載できるモーターボート、ヨット向けに作られた手軽で要点をおさえた「Yチャート」と言う小型の海図のようなものがあり、ボートレンタルに先立ってそれを買ってみた。

当日持って行くわけではないのだが、事前にどこに何があるのかを知りたかったのだ。

あまり詳しいことはわからないのだが、聞いた話では現在、新品の海図を入手するには日本の水路事情を牛耳る日本水路協会が運営している「海図ネットショップ」で買うしかないようだ。

海図ネットショップはこちら

日本水路協会はこちら

実際に届いたものがこちらだ。

一枚の紙なので筒で梱包されているのはわかる。

それはわかるのだが筒の両端にハメられていたこれはなんだろうか。

これは梱包材なのだろうか。何か違う用途のような気がしてならないが、筒のサイズにピッタリなのだから良いのだろう。

指を突っ込んで中身をズズっと引っ張り出すと、

じゃじゃーん!

これがYチャートだ!

一件すると海図と変わりないように見えるが、サイズがコンパクトで見所的な記載もあり通常の海図よりも多少とっつきやすいものに思える。

これを見ていると船に乗っている情景が目の前に浮かぶようではないか。

晴れ渡る青い空、心地よい海風、遙か遠くに望むアクアライン、葛西海浜公園の人工渚を右舷に見ながらゲートブリッジを目指す。

ここはフェリーなど大型船も通る東京東航路だ。

スロットルを緩め周囲に気を配りながら航行していく。

いつも陸から見る景色も海から見れば別世界である。

Googleアース、強いては紙の地図でもワタシの癖なのだが、

気が付けば長い長い空想旅行を繰り広げている!

よく見てみると空想旅行を繰り広げている位置、オリンピックで何かと賑わせている中央防波堤と若洲海浜公園の間に不思議なマークを見つけた。

はて、これはなんであろうか。

Yチャートの右下にある記号一覧を見るとこのように書かれている。

危険全没沈船

ネットで調べて見ると記号の意味が書かれていた。

沈船上の水深が30m以浅にある沈船。

つまり、割と浅いところにある沈没船だ。

こんなところに沈没船があるのか!

なんと言うことでしょう!

不気味だ!不気味すぎる!

一体どういった経緯で、いつ沈没した船なのか。調べても全くわからなかったが、まさかこんな近くに沈没船があるなど想像もしていなかった。

船舶免許を取得しなければこうしたことにも気が付かなかったかもしれない。

何かに興味を持ったならば一歩踏み出し、挑戦することで人の知識は豊富になるのだ。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/12/captain13.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/12/captain13-150x150.jpgtsuri-ba小型船舶Yチャート,プレジャーボート,小型船舶,沈没船,海図,船舶免許どうもこんにちは!ツリーバ船長の沈没亀太郎です。 海や河川と言うのは基本的に地上路のような車線などは無いものの、航路を示す標識や危険箇所を示す標識、河川独自の標識などが設置されており、速度制限など思った以上にルールが定められている。 目視のできない水中に何があるのかわからない以上、当然と言えば当然である。 水面直下の水死体に船のプロペラが。。。などと考えると恐ろしい限りだ。 水死体はさておき、そうした状況を予め知る手段として海の地図である「海図」と言うものがある。ただこれはかなりサイズが大きくそれこそ映画のワンシーンのように広いテーブルにひろげ乗り出して見る必要がある。 そのようなものを持っていても持て余してしまうのだが、狭いプレジャーボートでも搭載できるモーターボート、ヨット向けに作られた手軽で要点をおさえた「Yチャート」と言う小型の海図のようなものがあり、ボートレンタルに先立ってそれを買ってみた。 当日持って行くわけではないのだが、事前にどこに何があるのかを知りたかったのだ。 あまり詳しいことはわからないのだが、聞いた話では現在、新品の海図を入手するには日本の水路事情を牛耳る日本水路協会が運営している「海図ネットショップ」で買うしかないようだ。 海図ネットショップはこちら 日本水路協会はこちら 実際に届いたものがこちらだ。 一枚の紙なので筒で梱包されているのはわかる。 それはわかるのだが筒の両端にハメられていたこれはなんだろうか。 これは梱包材なのだろうか。何か違う用途のような気がしてならないが、筒のサイズにピッタリなのだから良いのだろう。 指を突っ込んで中身をズズっと引っ張り出すと、 じゃじゃーん! これがYチャートだ! 一件すると海図と変わりないように見えるが、サイズがコンパクトで見所的な記載もあり通常の海図よりも多少とっつきやすいものに思える。 これを見ていると船に乗っている情景が目の前に浮かぶようではないか。 晴れ渡る青い空、心地よい海風、遙か遠くに望むアクアライン、葛西海浜公園の人工渚を右舷に見ながらゲートブリッジを目指す。 ここはフェリーなど大型船も通る東京東航路だ。 スロットルを緩め周囲に気を配りながら航行していく。 いつも陸から見る景色も海から見れば別世界である。 Googleアース、強いては紙の地図でもワタシの癖なのだが、 気が付けば長い長い空想旅行を繰り広げている! よく見てみると空想旅行を繰り広げている位置、オリンピックで何かと賑わせている中央防波堤と若洲海浜公園の間に不思議なマークを見つけた。 はて、これはなんであろうか。 Yチャートの右下にある記号一覧を見るとこのように書かれている。 危険全没沈船 ネットで調べて見ると記号の意味が書かれていた。 沈船上の水深が30m以浅にある沈船。 つまり、割と浅いところにある沈没船だ。 こんなところに沈没船があるのか! なんと言うことでしょう! 不気味だ!不気味すぎる! 一体どういった経緯で、いつ沈没した船なのか。調べても全くわからなかったが、まさかこんな近くに沈没船があるなど想像もしていなかった。 船舶免許を取得しなければこうしたことにも気が付かなかったかもしれない。 何かに興味を持ったならば一歩踏み出し、挑戦することで人の知識は豊富になるのだ。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン