どうもこんにちは!ツリーバ編集長のどこか遠くへ行きたいよ〜です。

少し前の出来事になってしまったが、みなさん4連休、所謂シルバーウィークはいかがだっただろうか。

GO TOトラベルキャンペーン効果もあり予防対策をしつつみなさん楽しまれたのではないだろうか。

例年であればワタシは年内最後の山奥でキャンプとテンカラを楽しんでいる時期であるが、GO TOトラベルから除外された東京、それなのに他県へと行くのもなんだか気が引けるため遠出はせずに近場で何かできないだろうかと考えていた。

新型コロナウィルスとは無縁なフィールドでの遊び!

そう、それは船だ!

船だよ!

新型コロナが世界を脅かす世の中において、これほど安全な場所が他にあるだろうか。大型クルーズ船ともなればまた話しは違うだろうが。

我らがフィッシングボートだよ♪

これなら安心この上ない。

善は急げとばかりにホームマリーナであるニューポート江戸川で空いているクラブ艇を見てみると、

ベイフィッシャーしかない!

しかも午後!

できれば朝から乗りたいよ!

予約時点ではまだわからぬ天候や気候を考慮して小さなキャビンのある船を選びたかったのだが、やはり季節的にも利用者が多いのだろう、もはや他に選ぶ余地はなかった。

ただし、午後だけであればオンシーズンでも7900円と大変おトクな船である。

何事も無ければの話しだが。。。

出港当日、受付を済ませ、無料で借りられるタモを持ち、釣り道具、クーラーボックスを船に積んだらいざ出港である!

マリーナがある旧江戸川から河口へと抜けるにはとにかく浅瀬には注意せねばならず、おのずと緊張感の高まる航行となる。

基本的には河川中央を航行するのだが、正面にシンデレラ城が見えてきたならば河川左岸寄りを目指して船を進め、次に湾岸道路の橋脚2番目と3番目の間を目標に航行する。

橋を越えこれで一安心かと思いきや、ここからが真の恐怖エリアだ。

浅瀬を示す目印は頼りなく両側に刺さる細い細い竹の棒。

この棒の向こうへ行かなければ良い、と言うわけではない。両岸の棒と棒の中央を通らねばならないのだ。

しかし風や左右の感覚のずれにより思った以上に浅瀬に近づいてしまうことがある。

船長として最大限の注意を払い慎重に船を進めて行く。

ゴーガガガガガガガガー

!!!!!!!!!!

魚探の水深に注意を払っていたのだが、浅すぎるタメだろうか、300メートル以上と表示されている。

実際の水深が全くわからない!

ただ、プロペラが底を掻いている事だけは確かだ。

ザ・座礁!

先日日本船籍の大きな船が海外で座礁したニュースが流れていたが、ワタシもあのようにニュースになってしまうのだろうか。

ワタシの人生はどうなるのだ!

冷や汗がたらりと垂れたところで泥底のためになんとか抜け出す事ができた。

いや、ワタシだけではない。今回同乗していたツリーバライターのナカガワだってきっと冷や汗ものだったに違いない。

ふとナカガワを見やると、

ファハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ

笑い事じゃない!

何を笑っているのだ!危うく帰れなくなるところだったのだぞ!

ワタシが座礁しかけた場所は葛西海浜公園から続く「三枚州」と言う干潟エリアだ。

乗り上げ事故多発地帯である。

出港の時にマリーナのスタッフさんが、潮が引いてるので気をつけてくださいねと言ってくださった矢先の出来事である。

ほら、危ないよ、こぼすよ、と子に注意した矢先にこぼす感覚にどこか似ている。

修理代が気になるところであるが、ディズニー沖まで出てみると思いの外波は高くやもすれば海に放り出されてしまいそうだ。

魚探の画面に色濃くお魚マークが表示される場所を見つけ出し、

レッツフィッシング!

飽きてきた!

何かの魚にルアーがコツコツとぶつかる感触はあるのだが、一向にアタリが出ない。

トップからボトムまで探ってみるが反応はない。

ただ、時折巨大なナブラが発生しており、気持ちだけは高ぶるのだが、一向に反応はない。

飽きてきた!

船のレンタル時間も3時間と言うことで大きな移動はせずにあちらこちらへと近場で魚探を頼りに移動してはルアーを投げて見たのだが、結果は変わらず。

飽きてきた!

風も強くなり周りを見れば釣り船たちもみな帰港して行く。

心細い!

少し時間は早いが先ほどの事件もあるので少し早めに帰港することとし、GPSで座礁しかけた軌跡を確認しながら走ってみると相当に干潟に近づいていたことが分かる。

帰りに同じ事を繰り返さないよう釣り船の後を追う形でマリーナへと帰ることにした。

帰港の受付を済ませ船体のチェックをしてもらうと、船外機の塗装が剥げていると言う事で、修理代、

8000円也!

プシュー

すけぐ塗装と言う修理で軽傷であれば3000円ほどなのだが、深くやってしまったと言う事で少々高くなってしまった。

会社経費だからいいけどね!

レンタルもガソリンも会社経費だからいいけどね!

何はともあれ、船は楽しい!

夕暮れ迫るマリーナ二階のカフェで疲れた体を癒やすアイスコーヒーは最高の一杯であった。

なんだか首が痛いとナカガワが言っていたが、

それはきっと座礁のせいだ。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/10/zashoupsd.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/10/zashoupsd-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKシーバス,ニューポート江戸川,レンタルボート,小型船舶,座礁,旧江戸川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のどこか遠くへ行きたいよ〜です。 少し前の出来事になってしまったが、みなさん4連休、所謂シルバーウィークはいかがだっただろうか。 GO TOトラベルキャンペーン効果もあり予防対策をしつつみなさん楽しまれたのではないだろうか。 例年であればワタシは年内最後の山奥でキャンプとテンカラを楽しんでいる時期であるが、GO TOトラベルから除外された東京、それなのに他県へと行くのもなんだか気が引けるため遠出はせずに近場で何かできないだろうかと考えていた。 新型コロナウィルスとは無縁なフィールドでの遊び! そう、それは船だ! 船だよ! 新型コロナが世界を脅かす世の中において、これほど安全な場所が他にあるだろうか。大型クルーズ船ともなればまた話しは違うだろうが。 我らがフィッシングボートだよ♪ これなら安心この上ない。 善は急げとばかりにホームマリーナであるニューポート江戸川で空いているクラブ艇を見てみると、 ベイフィッシャーしかない! しかも午後! できれば朝から乗りたいよ! 予約時点ではまだわからぬ天候や気候を考慮して小さなキャビンのある船を選びたかったのだが、やはり季節的にも利用者が多いのだろう、もはや他に選ぶ余地はなかった。 ただし、午後だけであればオンシーズンでも7900円と大変おトクな船である。 何事も無ければの話しだが。。。 出港当日、受付を済ませ、無料で借りられるタモを持ち、釣り道具、クーラーボックスを船に積んだらいざ出港である! マリーナがある旧江戸川から河口へと抜けるにはとにかく浅瀬には注意せねばならず、おのずと緊張感の高まる航行となる。 基本的には河川中央を航行するのだが、正面にシンデレラ城が見えてきたならば河川左岸寄りを目指して船を進め、次に湾岸道路の橋脚2番目と3番目の間を目標に航行する。 橋を越えこれで一安心かと思いきや、ここからが真の恐怖エリアだ。 浅瀬を示す目印は頼りなく両側に刺さる細い細い竹の棒。 この棒の向こうへ行かなければ良い、と言うわけではない。両岸の棒と棒の中央を通らねばならないのだ。 しかし風や左右の感覚のずれにより思った以上に浅瀬に近づいてしまうことがある。 船長として最大限の注意を払い慎重に船を進めて行く。 ゴーガガガガガガガガー !!!!!!!!!! 魚探の水深に注意を払っていたのだが、浅すぎるタメだろうか、300メートル以上と表示されている。 実際の水深が全くわからない! ただ、プロペラが底を掻いている事だけは確かだ。 ザ・座礁! 先日日本船籍の大きな船が海外で座礁したニュースが流れていたが、ワタシもあのようにニュースになってしまうのだろうか。 ワタシの人生はどうなるのだ! 冷や汗がたらりと垂れたところで泥底のためになんとか抜け出す事ができた。 いや、ワタシだけではない。今回同乗していたツリーバライターのナカガワだってきっと冷や汗ものだったに違いない。 ふとナカガワを見やると、 ファハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ 笑い事じゃない! 何を笑っているのだ!危うく帰れなくなるところだったのだぞ! ワタシが座礁しかけた場所は葛西海浜公園から続く「三枚州」と言う干潟エリアだ。 乗り上げ事故多発地帯である。 出港の時にマリーナのスタッフさんが、潮が引いてるので気をつけてくださいねと言ってくださった矢先の出来事である。 ほら、危ないよ、こぼすよ、と子に注意した矢先にこぼす感覚にどこか似ている。 修理代が気になるところであるが、ディズニー沖まで出てみると思いの外波は高くやもすれば海に放り出されてしまいそうだ。 魚探の画面に色濃くお魚マークが表示される場所を見つけ出し、 レッツフィッシング! 飽きてきた! 何かの魚にルアーがコツコツとぶつかる感触はあるのだが、一向にアタリが出ない。 トップからボトムまで探ってみるが反応はない。 ただ、時折巨大なナブラが発生しており、気持ちだけは高ぶるのだが、一向に反応はない。 飽きてきた! 船のレンタル時間も3時間と言うことで大きな移動はせずにあちらこちらへと近場で魚探を頼りに移動してはルアーを投げて見たのだが、結果は変わらず。 飽きてきた! 風も強くなり周りを見れば釣り船たちもみな帰港して行く。 心細い! 少し時間は早いが先ほどの事件もあるので少し早めに帰港することとし、GPSで座礁しかけた軌跡を確認しながら走ってみると相当に干潟に近づいていたことが分かる。 帰りに同じ事を繰り返さないよう釣り船の後を追う形でマリーナへと帰ることにした。 帰港の受付を済ませ船体のチェックをしてもらうと、船外機の塗装が剥げていると言う事で、修理代、 8000円也! プシュー すけぐ塗装と言う修理で軽傷であれば3000円ほどなのだが、深くやってしまったと言う事で少々高くなってしまった。 会社経費だからいいけどね! レンタルもガソリンも会社経費だからいいけどね! 何はともあれ、船は楽しい! 夕暮れ迫るマリーナ二階のカフェで疲れた体を癒やすアイスコーヒーは最高の一杯であった。 なんだか首が痛いとナカガワが言っていたが、 それはきっと座礁のせいだ。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン