こんにちわ!ツリーバライターのイシザキです!

先日行ったアナジャコ狩りは惨敗に終わり、採れたのはこの貝達のみ・・。

新行徳橋の下で釣り場施設を設けていたおじいちゃんによると、シジミの仲間で食べれるとのことだった。あとから調べたら、オキシジミという大きな貝がこの江戸川放水路では採れるらしい。


ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑

また、江戸川放水路河口域では「ホンビノス」なるものの直売を行っていた。


wikipedea

あと、江戸川放水路で取れる貝としてはマテ貝とアサリ。マテ貝に関しては編集長から捕獲指令が出ていたのだが、江戸川放水路で採れることを後から知った。


wikipedia

マテ貝はありえないとして、今回採れた貝はホンビノス、オキシジミ、アサリのどれかだろうが・・・正直よくわからん。なんか細かい見分け方がネットに載っていたのだが、アナジャコが採れなかったショックで貝の選別作業など行う気になれなかった。どれにせよ食えるわけだから問題ないだろうと持ち帰り、食べることに。

家に帰り、砂を吐かせる。
しかし、認識が・・・・

甘かった!

500mlのペット2本分の水に塩小さじ5杯を入れた3%食塩水に浸しておけば大丈夫と思ったのですが、大失敗。夜も遅かったのでその日は就寝、10時間後くらいに見てみると・・・・。

写真を撮り忘れてしまったのですが、水が濁って透明と灰色の粘液物質が浮遊。10時間前は活発にベロみたいのをニョキニョキ出していたのですが、10時間後の貝達は見事に沈黙状態。一つの小さな貝はベロを出したまま全く動かず、死んでいるようでした。
ツボの蓋を開けてみると、数日洗っていない水槽に濃厚なアサリ出汁を混合したかのような匂いが漂います。
やっちまった。

今回唯一の収穫の貝を死なせてしまったかもしれない。でも、どうしても諦めきれなかったのでリビングにいる同居人Dに相談。
僕:昨日とってきた貝なんですけど・・・死んじゃったかも・・・。
D:マジか・・・

前日は貝達に向けて優しい笑みを浮かべていたD。珍しく僕の収穫物を歓迎してくれていたようで、貝が死んだことへの無念に本気で共感してくれているようだった。

僕:一匹は確実に死んでるんですけど、大きいやつとかまだ生きてないですかね~
D:まだいけるんじゃない?ちょっと待って。

僕も含め、カップ麺や乾麺ばかり食べている同居人らとは一線を画し、彼は毎日凝った料理を作ってグルメを楽しむ料理男子。手馴れた様子で食塩水を作成し、貝に蘇生措置を施す。

すると、大きな貝の一つがベロを出して生存をアピール。
彼の料理男子としてのスキルに感心した僕は決断します。
この貝の処遇は彼に委ねよう。

実はこの日、とても大事な用事で夕食どきは外出しなければならなかった。貝達を彼に委ねて料理してもらい、同居人たちに食べさせるように仕向けよう。それなら仮にD含め同居人達が腹を壊しても、僕だけは無傷で済む上に、責任をDに擦りつけられる。名案だ・・・。

外出前、Dにやんわりと指令を伝える。
僕:さっきの貝なんですけど、僕今日夜用事があって・・・処理お願いしてもいいですか?(食えよ?)
D:・・・あー、いいよいいよ。
僕:すいません。ちょっと大事な用事で(食わせろよ!)
D:りょーかい
僕:お願いしますね(頼むぞ・・・)

Dに貝の処理を委ね、大事な用事を済ませに外出。

多忙を極める中、携帯をちらちらチェックしてDからの一報を待つ。

これからが正念場、大仕事の前に気合を入れていると、Dからの一報が入る。

まじか・・・でも食え!

臭くても食え!

なら食えーーーーー!

それからDからの連絡は途絶え、貝達のその後は不明である。
アナジャコも取れず、かろうじて確保した食材すら無駄にする愚行を犯してしまった・・・。
今回はボロボロです。
完全に干潟での狩りを舐めていました。貝達の犠牲を無駄にしないように次回はしっかりと勉強していこうと思います。

次回、リベンジします!

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6416.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_6416-150x150.jpgいしぽよ釣りTALKオキシジミ,ホンビノス,実食,料理,江戸川,潮干狩りこんにちわ!ツリーバライターのイシザキです! 先日行ったアナジャコ狩りは惨敗に終わり、採れたのはこの貝達のみ・・。 新行徳橋の下で釣り場施設を設けていたおじいちゃんによると、シジミの仲間で食べれるとのことだった。あとから調べたら、オキシジミという大きな貝がこの江戸川放水路では採れるらしい。 ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑 また、江戸川放水路河口域では「ホンビノス」なるものの直売を行っていた。 wikipedea あと、江戸川放水路で取れる貝としてはマテ貝とアサリ。マテ貝に関しては編集長から捕獲指令が出ていたのだが、江戸川放水路で採れることを後から知った。 wikipedia マテ貝はありえないとして、今回採れた貝はホンビノス、オキシジミ、アサリのどれかだろうが・・・正直よくわからん。なんか細かい見分け方がネットに載っていたのだが、アナジャコが採れなかったショックで貝の選別作業など行う気になれなかった。どれにせよ食えるわけだから問題ないだろうと持ち帰り、食べることに。 家に帰り、砂を吐かせる。 しかし、認識が・・・・ 甘かった! 500mlのペット2本分の水に塩小さじ5杯を入れた3%食塩水に浸しておけば大丈夫と思ったのですが、大失敗。夜も遅かったのでその日は就寝、10時間後くらいに見てみると・・・・。 写真を撮り忘れてしまったのですが、水が濁って透明と灰色の粘液物質が浮遊。10時間前は活発にベロみたいのをニョキニョキ出していたのですが、10時間後の貝達は見事に沈黙状態。一つの小さな貝はベロを出したまま全く動かず、死んでいるようでした。 ツボの蓋を開けてみると、数日洗っていない水槽に濃厚なアサリ出汁を混合したかのような匂いが漂います。 やっちまった。 今回唯一の収穫の貝を死なせてしまったかもしれない。でも、どうしても諦めきれなかったのでリビングにいる同居人Dに相談。 僕:昨日とってきた貝なんですけど・・・死んじゃったかも・・・。 D:マジか・・・ 前日は貝達に向けて優しい笑みを浮かべていたD。珍しく僕の収穫物を歓迎してくれていたようで、貝が死んだことへの無念に本気で共感してくれているようだった。 僕:一匹は確実に死んでるんですけど、大きいやつとかまだ生きてないですかね~ D:まだいけるんじゃない?ちょっと待って。 僕も含め、カップ麺や乾麺ばかり食べている同居人らとは一線を画し、彼は毎日凝った料理を作ってグルメを楽しむ料理男子。手馴れた様子で食塩水を作成し、貝に蘇生措置を施す。 すると、大きな貝の一つがベロを出して生存をアピール。 彼の料理男子としてのスキルに感心した僕は決断します。 この貝の処遇は彼に委ねよう。 実はこの日、とても大事な用事で夕食どきは外出しなければならなかった。貝達を彼に委ねて料理してもらい、同居人たちに食べさせるように仕向けよう。それなら仮にD含め同居人達が腹を壊しても、僕だけは無傷で済む上に、責任をDに擦りつけられる。名案だ・・・。 外出前、Dにやんわりと指令を伝える。 僕:さっきの貝なんですけど、僕今日夜用事があって・・・処理お願いしてもいいですか?(食えよ?) D:・・・あー、いいよいいよ。 僕:すいません。ちょっと大事な用事で(食わせろよ!) D:りょーかい 僕:お願いしますね(頼むぞ・・・) Dに貝の処理を委ね、大事な用事を済ませに外出。 多忙を極める中、携帯をちらちらチェックしてDからの一報を待つ。 これからが正念場、大仕事の前に気合を入れていると、Dからの一報が入る。 まじか・・・でも食え! 臭くても食え! なら食えーーーーー! それからDからの連絡は途絶え、貝達のその後は不明である。 アナジャコも取れず、かろうじて確保した食材すら無駄にする愚行を犯してしまった・・・。 今回はボロボロです。 完全に干潟での狩りを舐めていました。貝達の犠牲を無駄にしないように次回はしっかりと勉強していこうと思います。 次回、リベンジします! No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン