どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

以前にも少し話題になっていたのだが、ここへ来てまた隅田川での「投げ釣り禁止」についてあちこちで話題となっている。

以前は一部の橋脚付近での投げ釣りが事故により禁止となったのだが、今回はその範囲が広がり、いずれ隅田川のテラスにおいては全面的に釣りが禁止になってしまうのではないかとの憶測もあり、もはやそうなるのも時間の問題なのではないかと思う。

東京オリンピックを控えただでさえ警戒が強まる中、老若男女問わず散歩や休憩をしている人たちがいる場所で針のついたルアーや釣り具をブン投げるのだから、当然と言えば当然の処置である。

これについては誰がいいとか、悪いとかではなく、むしろこれまで禁止になっていなかったのが不思議なぐらいだ。

海釣り施設やシーバスボートなんかでは色々とルールや規則はあるが、そこは皆がほぼ同じ目的、同じ方向を向いての釣り場での事であり、あって当然のルールなのだが、隅田川のテラスは目的も向いている方向も、みんなが違うのだから、いつ事故が起きても不思議ではない。

橋を自転車で渡っていたらいきなりルアーが飛んできて釣られてしまうなんて誰も考えていないし、あってはならない事だ。

いわば青信号を渡っていたらいきなり横から車が突っ込んでくるのと同じである。

そこへ来てさらにゴミのポイ捨てや釣り人同士、または非釣り人とのトラブルが起きればおのずと結果は見えてくる。

ワタシのホーム、荒川中流域だって他人事ではない。

基本的には何人も自由に使えるのが河川敷ではあるが、事故やトラブルが起きればその限りではないだろう。特に足場がよく人がいつでも入れるような場所であれば尚更だ。

ゴミに関してはもちろん出さないのがベストであるが、ワタシのホームの場合はありとあらゆる場所から大小様々なゴミが流れ着き、わけあり注射器などの危険なものも多く暗闇の中個人で釣りのついでにどうこうできるようなものでもない。

この場合、優先度としてはゴミより前に他人、または自分の安全確保だろう。

人様の釣りを見ていて思うのだが、全く後ろを気にせずにキャストするアングラーが多い事に驚く。

ワタシは子どもの頃に後ろを見ないでキャストし、祖父の帽子を釣った事があるのとその時奇跡的に針先だけが顔の皮膚をかすり擦り傷を作ってしまった事があり、それ以来一投ごとに必ず背後の確認をするようになった。

そのおかけでキャストしようと確認したら犬がいたとか、小さい子どもがいたとか、アングラーが平気な顔して後ろを通りキャストエリアに入ってきたとか、そういう事があっても事故にはなっていないし、トラブルになった事はない。

祖父には悪いが、怪我の功名だろう。

交通事情と一緒でちょっとした広い視野を持つだけで未然に防げるものなのだ。

それでも起きてしまうのが事故なのだが、そういった万一の場合に備えてバーブレスフックを使う、いつでも緊急連絡できるように備える、フローティングベストを装着するなど安全対策は必須だ。バラしたくないなど自己の満足は後回しとするべきである。

車も包丁もそうだがそれが武器や凶器になるのは想定はできても本来の使い方とは違うのだから何かあれば自己責任と言う理解の元、我々自らが防衛し対策をする必要があるのだ。

何はともあれ、安全第一で釣り場を減らさないように意識を高めて釣りを楽しもう!

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/IMG_2445.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/03/IMG_2445-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALK釣り禁止,隅田川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 以前にも少し話題になっていたのだが、ここへ来てまた隅田川での「投げ釣り禁止」についてあちこちで話題となっている。 以前は一部の橋脚付近での投げ釣りが事故により禁止となったのだが、今回はその範囲が広がり、いずれ隅田川のテラスにおいては全面的に釣りが禁止になってしまうのではないかとの憶測もあり、もはやそうなるのも時間の問題なのではないかと思う。 東京オリンピックを控えただでさえ警戒が強まる中、老若男女問わず散歩や休憩をしている人たちがいる場所で針のついたルアーや釣り具をブン投げるのだから、当然と言えば当然の処置である。 これについては誰がいいとか、悪いとかではなく、むしろこれまで禁止になっていなかったのが不思議なぐらいだ。 海釣り施設やシーバスボートなんかでは色々とルールや規則はあるが、そこは皆がほぼ同じ目的、同じ方向を向いての釣り場での事であり、あって当然のルールなのだが、隅田川のテラスは目的も向いている方向も、みんなが違うのだから、いつ事故が起きても不思議ではない。 橋を自転車で渡っていたらいきなりルアーが飛んできて釣られてしまうなんて誰も考えていないし、あってはならない事だ。 いわば青信号を渡っていたらいきなり横から車が突っ込んでくるのと同じである。 そこへ来てさらにゴミのポイ捨てや釣り人同士、または非釣り人とのトラブルが起きればおのずと結果は見えてくる。 ワタシのホーム、荒川中流域だって他人事ではない。 基本的には何人も自由に使えるのが河川敷ではあるが、事故やトラブルが起きればその限りではないだろう。特に足場がよく人がいつでも入れるような場所であれば尚更だ。 ゴミに関してはもちろん出さないのがベストであるが、ワタシのホームの場合はありとあらゆる場所から大小様々なゴミが流れ着き、わけあり注射器などの危険なものも多く暗闇の中個人で釣りのついでにどうこうできるようなものでもない。 この場合、優先度としてはゴミより前に他人、または自分の安全確保だろう。 人様の釣りを見ていて思うのだが、全く後ろを気にせずにキャストするアングラーが多い事に驚く。 ワタシは子どもの頃に後ろを見ないでキャストし、祖父の帽子を釣った事があるのとその時奇跡的に針先だけが顔の皮膚をかすり擦り傷を作ってしまった事があり、それ以来一投ごとに必ず背後の確認をするようになった。 そのおかけでキャストしようと確認したら犬がいたとか、小さい子どもがいたとか、アングラーが平気な顔して後ろを通りキャストエリアに入ってきたとか、そういう事があっても事故にはなっていないし、トラブルになった事はない。 祖父には悪いが、怪我の功名だろう。 交通事情と一緒でちょっとした広い視野を持つだけで未然に防げるものなのだ。 それでも起きてしまうのが事故なのだが、そういった万一の場合に備えてバーブレスフックを使う、いつでも緊急連絡できるように備える、フローティングベストを装着するなど安全対策は必須だ。バラしたくないなど自己の満足は後回しとするべきである。 車も包丁もそうだがそれが武器や凶器になるのは想定はできても本来の使い方とは違うのだから何かあれば自己責任と言う理解の元、我々自らが防衛し対策をする必要があるのだ。 何はともあれ、安全第一で釣り場を減らさないように意識を高めて釣りを楽しもう! それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン