どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

ここのところ毎日のようにfacebookの過去記事表示機能に悩まされている。そこに表示されるものを見ては嘘であってほしい、こんな過去はなかった、と頭を抱える日々だ。

もはや釣りをやり過ぎて記憶には無いのだが、どうやら二日連続でトップで2ヒット、翌日は4ヒット、さらに数日後はソコリタイムに3ヒットなど羨ましい釣果をたたき出しているのだ。それも全部良型。

今思えばそれ以前にこんな衝撃的な釣果が出るなんて滅多になかったのだが、一年前のワタシはこれが当然の事のように錯覚し、やもすれば一時の商売で大金を手にし、欲にまみれ酒に女にと豪遊し、一年後には落ちぶれて、もはやその頃の派手な姿も面影もなくなってしまった誰かのような気分である。

下流域や港湾エリアの秋爆に比べたら大した釣果ではないかもしれないが、釣れない中流域でこれだけ釣れれば十分秋爆と言って良いだろう。

しかしそれが1年後にはズーボー続きの日々となるのだから、釣りも人生もわからないものだ。

もちろん、時間、ポイント次第では釣れているので、タイミング次第ではある。ただ、ワタシのタイミングではズーボー続きだ。

とは言え、シーバスの釣りはルアーフィッシングカテゴリーの中でも簡単に、気楽に、平日でもチョロっとできるから楽しいのだ。しかもフィールドも広く、海から都市型河川、はたまた清流域とそのポイントは日本各地に広がっている。

子どものころに経験したハゼ釣りの延長にあると言っても過言ではない。

近くに河川があるし、平日に小一時間シーバスやってみたい!と思っているシーバス未経験の方も多いのではないだろうか。

ネットで調べてみると何やら専門用語や高い道具、難しい糸の結び方、ルアーアクションのあれこれ、なんだか敷居を高く感じてしまって、道具も一体何を揃えていいのやら。シーバス歴20年以上のワタシでも何が何だかわからない。

そこで、これから趣味の一つにしてみたい!と言う方に、取り敢えず簡単だから肩肘張らずにやってみよう!と言うお話。

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やり易い、やり辛い、所有感などは一旦抜きにして、絶対に壊れないとは言えないが、安物のの道具でも十分にシーバスの釣りは楽しめる。

極端ではあるが、会社帰りにスーツで釣りをしている方などは安物の海釣りセットに入っているような、コンパクトに畳める竿や付属のリールを通勤カバンに忍ばせて楽しんでいる方もいる。

それでもできてしまう釣りなのだ。そんな簡単気軽にできるのだからシーバスは面白い!と皆夢中になり、上達してくるとそれなりの道具やより難しい釣り方を求め、没頭していくのである。

ワタシも初めてシーバスを釣った時はルアーもちょい投げもできる、ちょっといい振り出しの万能コンパクトロッドに最初から黄色いナイロンラインが巻いてあるワゴンセールのリールだった。

しかも最近の製品のように無音ではなく、巻くとカリカリカリカリカリカリと音が出る恥ずかしいリールである。

ルアーもよくわからないけど釣具屋のおじさんオススメのイワシカラーのフローティングミノー一個と、ラパラのシンキングのもの一個、たったこれだけである。

それでもランカークラスを釣り、時にはボッコンボッコン爆釣することもあった。こんなに手軽にできるなら面白い!とはまり、通えば通うほど、釣れない壁にぶつかることになったのだ。

しかしその面白い!と思った経験が大切で、まずは肩ひじ張らずに河口エリアや運河筋で気軽に初めてみるのが良いだろう。周りにやっている友人がいれば一緒に同行させてもらうといい。

最近はシーバスロッドと銘打ったもので安いものもあるし、リールだって安物でもメーカー品ならひと昔前のちょっとしたものぐらいの性能はある。

ラインだけはそこそこのナイロン製を使うといいだろう。せっかく釣れても途中で糸が切れては元も子もない。例え竿が折れても糸さえ切れていなければ魚を手にする事は可能だ。

ナイロンならリーダーなどを途中で接続する必要もなく、ルアーに直結で大丈夫。太さは3号(12lb)もあれば十分。

恐らくこのセッティングでもワタシが20年以上前にやり始めた時の適当な道具よりははるかにちゃんとしたものであるはずだ。

ルアーはなくす事も多く、浮くもの、沈むものと複数種類があるので、まずは浮く「フローティングミノー」と言われる8センチほどのルアーがあれば十分だ。アクションなんて何もいらない。ゆっくり巻いてみたり、早く巻いてみたり、いろいろ試すといいだろう。

難しい理屈やテクニックは後回しにして、ハイシーズンの今、まずはやってみよう!

荒川中流域はイマイチだけど。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1777-1024x768.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1777-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKシーバス,タックル,初心者,道具どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 ここのところ毎日のようにfacebookの過去記事表示機能に悩まされている。そこに表示されるものを見ては嘘であってほしい、こんな過去はなかった、と頭を抱える日々だ。 もはや釣りをやり過ぎて記憶には無いのだが、どうやら二日連続でトップで2ヒット、翌日は4ヒット、さらに数日後はソコリタイムに3ヒットなど羨ましい釣果をたたき出しているのだ。それも全部良型。 今思えばそれ以前にこんな衝撃的な釣果が出るなんて滅多になかったのだが、一年前のワタシはこれが当然の事のように錯覚し、やもすれば一時の商売で大金を手にし、欲にまみれ酒に女にと豪遊し、一年後には落ちぶれて、もはやその頃の派手な姿も面影もなくなってしまった誰かのような気分である。 下流域や港湾エリアの秋爆に比べたら大した釣果ではないかもしれないが、釣れない中流域でこれだけ釣れれば十分秋爆と言って良いだろう。 しかしそれが1年後にはズーボー続きの日々となるのだから、釣りも人生もわからないものだ。 もちろん、時間、ポイント次第では釣れているので、タイミング次第ではある。ただ、ワタシのタイミングではズーボー続きだ。 とは言え、シーバスの釣りはルアーフィッシングカテゴリーの中でも簡単に、気楽に、平日でもチョロっとできるから楽しいのだ。しかもフィールドも広く、海から都市型河川、はたまた清流域とそのポイントは日本各地に広がっている。 子どものころに経験したハゼ釣りの延長にあると言っても過言ではない。 近くに河川があるし、平日に小一時間シーバスやってみたい!と思っているシーバス未経験の方も多いのではないだろうか。 ネットで調べてみると何やら専門用語や高い道具、難しい糸の結び方、ルアーアクションのあれこれ、なんだか敷居を高く感じてしまって、道具も一体何を揃えていいのやら。シーバス歴20年以上のワタシでも何が何だかわからない。 そこで、これから趣味の一つにしてみたい!と言う方に、取り敢えず簡単だから肩肘張らずにやってみよう!と言うお話。 やり易い、やり辛い、所有感などは一旦抜きにして、絶対に壊れないとは言えないが、安物のの道具でも十分にシーバスの釣りは楽しめる。 極端ではあるが、会社帰りにスーツで釣りをしている方などは安物の海釣りセットに入っているような、コンパクトに畳める竿や付属のリールを通勤カバンに忍ばせて楽しんでいる方もいる。 それでもできてしまう釣りなのだ。そんな簡単気軽にできるのだからシーバスは面白い!と皆夢中になり、上達してくるとそれなりの道具やより難しい釣り方を求め、没頭していくのである。 ワタシも初めてシーバスを釣った時はルアーもちょい投げもできる、ちょっといい振り出しの万能コンパクトロッドに最初から黄色いナイロンラインが巻いてあるワゴンセールのリールだった。 しかも最近の製品のように無音ではなく、巻くとカリカリカリカリカリカリと音が出る恥ずかしいリールである。 ルアーもよくわからないけど釣具屋のおじさんオススメのイワシカラーのフローティングミノー一個と、ラパラのシンキングのもの一個、たったこれだけである。 それでもランカークラスを釣り、時にはボッコンボッコン爆釣することもあった。こんなに手軽にできるなら面白い!とはまり、通えば通うほど、釣れない壁にぶつかることになったのだ。 しかしその面白い!と思った経験が大切で、まずは肩ひじ張らずに河口エリアや運河筋で気軽に初めてみるのが良いだろう。周りにやっている友人がいれば一緒に同行させてもらうといい。 最近はシーバスロッドと銘打ったもので安いものもあるし、リールだって安物でもメーカー品ならひと昔前のちょっとしたものぐらいの性能はある。 ラインだけはそこそこのナイロン製を使うといいだろう。せっかく釣れても途中で糸が切れては元も子もない。例え竿が折れても糸さえ切れていなければ魚を手にする事は可能だ。 ナイロンならリーダーなどを途中で接続する必要もなく、ルアーに直結で大丈夫。太さは3号(12lb)もあれば十分。 恐らくこのセッティングでもワタシが20年以上前にやり始めた時の適当な道具よりははるかにちゃんとしたものであるはずだ。 ルアーはなくす事も多く、浮くもの、沈むものと複数種類があるので、まずは浮く「フローティングミノー」と言われる8センチほどのルアーがあれば十分だ。アクションなんて何もいらない。ゆっくり巻いてみたり、早く巻いてみたり、いろいろ試すといいだろう。 難しい理屈やテクニックは後回しにして、ハイシーズンの今、まずはやってみよう! 荒川中流域はイマイチだけど。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン