どうもこんにちは!ツリーバ編集長の柿チンです。

釣りに限らずアウトドアとはそう言うものだと思うが、やはり重要なのがそれに適した装備だ。例えば、登山をするのであれば足下は登山靴、ランニングをするのであればランニングシューズが適しているように。

ワタシが恐怖の荒川シーバスの時には必ずフェルトスパイクの長靴を履いているのは泥汚れを気にしないためも然る事乍ら、やはり滑りづらいと言うその安全性を重要視している。

つまり、場所と安全性に適しているからだ。

今現在使っているものは少々前に発売されたシマノfirebloodシリーズのカットラバーピンフェルトソールを装備した長靴。メルカリで新品をdポイントで入手してから、かれこれ2年半が経過している。

本来であればもっと早い段階で長靴を買い換える、あるいはフェルトソールを貼り替える必要があったのだが、時とは無情な物である。

気が付けばソールは潰れ、履き心地はまるで草履でも歩いているような硬さ。

ツリーバのネタ的にもせっかくならソールを貼り替えようではないかと交換品を検索すると出ては来るのだがシマノのジオロックと言う簡単に交換ができるタイプのものばかり。

ワタシの長靴はどう見てもジオロックではない。接着剤などで直接張り付いているタイプだ。

汎用品であればあるのだろうが、どうしてもシマノがいい。

安心と信頼のカットラバーがいいのだ!

しかし探せど探せどカットラバーで接着剤を使うものは出てこない。

いっそのこと長靴を買い換えてしまおうか。ワタシの中で楽する事を選ぼうとするよからぬ考えが沸き起こる。

いかん!これはいかん!

何が何でも自力で貼り替えるのだ!

源流で使っている沢足袋のフェルトを貼り替えた事は何度もあるのだが、

とにかく剥がすのが大変である。

それは承知で今回も挑もうとしているワケであるが、貼り替える苦労とお金で解決する楽さとの天秤がどちらへとも傾かずに平行を保っている。

いかん!これはいかん!

そこで、メルカリを探険してみるとジオロックでカットラバータイプの交換ピンフェルトソールが通常よりは1000円ほどお安く出ていたのでどうなるか分からぬままに買ってみた。

そして届いたのがこちら。

問題は本来接着するものではないものを接着するとどうなるかだ。

そこで、なんでも接着しちゃうセメダインスーパーXもAmazonで購入。

実物のソール装着面を見てみるとイメージしていたマジックテープとは違い、とてもフワフワとした生地のようなさわり心地でこれであれば接着もうまくいきそうな雰囲気だ。全てはここにかかっていると言っても過言ではない。

さぁ、ここからが地獄の始まりです!

古くなったソールを長靴からカッターで剥がす。

ダイソー糸鋸を駆使して剥がす。

ザクザクザクザクザクザク

11月としては気温が高く汗だくである。

そして古いフェルトソールから舞い上がる荒川の粉。

ヒィ〜〜〜〜

気持ち悪い!

なんとかかんとか古いソールを剥がし、ジオロックのソールを贅沢にもたっぷりの接着剤で貼り付けていく。

確実に密着させるためガムテープでグルグル巻きにして圧力をかけたいのだが、ガムテープが無い事に気が付いた。仕方なくビニールテープでドMのがんじがらめにしてやった。

ここで雑な性格が出てしまう。

貼り付け中に接着剤ビチャー、ティッシュべとべとー

めんどくさいのでこのままでいいだろう。

あとは乾燥まで24時間待つだけである。

そして24時間が経過した状態がこちら。

完璧である!

履き心地も柔らかくかつてのfirebloodを取り戻したようだ。メッセージ性の強いTVCMでアノ頃を取り戻す!とやっているのは正しくこう言う事ではないだろうか。

同じような方法で修理した方もいるかと思うのだが、本来の使い方ではないため参考にされる場合は注意が必要である。

さぁ、新生firebloodよ、夜の荒川ダンディズムでシーバスを釣ろうではないか!

デザインが強烈にダサいけどな!

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/11/chokonnan.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/11/chokonnan-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングfirebood,シマノ,シーバス,フェルトピン,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長の柿チンです。 釣りに限らずアウトドアとはそう言うものだと思うが、やはり重要なのがそれに適した装備だ。例えば、登山をするのであれば足下は登山靴、ランニングをするのであればランニングシューズが適しているように。 ワタシが恐怖の荒川シーバスの時には必ずフェルトスパイクの長靴を履いているのは泥汚れを気にしないためも然る事乍ら、やはり滑りづらいと言うその安全性を重要視している。 つまり、場所と安全性に適しているからだ。 今現在使っているものは少々前に発売されたシマノfirebloodシリーズのカットラバーピンフェルトソールを装備した長靴。メルカリで新品をdポイントで入手してから、かれこれ2年半が経過している。 本来であればもっと早い段階で長靴を買い換える、あるいはフェルトソールを貼り替える必要があったのだが、時とは無情な物である。 気が付けばソールは潰れ、履き心地はまるで草履でも歩いているような硬さ。 ツリーバのネタ的にもせっかくならソールを貼り替えようではないかと交換品を検索すると出ては来るのだがシマノのジオロックと言う簡単に交換ができるタイプのものばかり。 ワタシの長靴はどう見てもジオロックではない。接着剤などで直接張り付いているタイプだ。 汎用品であればあるのだろうが、どうしてもシマノがいい。 安心と信頼のカットラバーがいいのだ! しかし探せど探せどカットラバーで接着剤を使うものは出てこない。 いっそのこと長靴を買い換えてしまおうか。ワタシの中で楽する事を選ぼうとするよからぬ考えが沸き起こる。 いかん!これはいかん! 何が何でも自力で貼り替えるのだ! 源流で使っている沢足袋のフェルトを貼り替えた事は何度もあるのだが、 とにかく剥がすのが大変である。 それは承知で今回も挑もうとしているワケであるが、貼り替える苦労とお金で解決する楽さとの天秤がどちらへとも傾かずに平行を保っている。 いかん!これはいかん! そこで、メルカリを探険してみるとジオロックでカットラバータイプの交換ピンフェルトソールが通常よりは1000円ほどお安く出ていたのでどうなるか分からぬままに買ってみた。 そして届いたのがこちら。 問題は本来接着するものではないものを接着するとどうなるかだ。 そこで、なんでも接着しちゃうセメダインスーパーXもAmazonで購入。 実物のソール装着面を見てみるとイメージしていたマジックテープとは違い、とてもフワフワとした生地のようなさわり心地でこれであれば接着もうまくいきそうな雰囲気だ。全てはここにかかっていると言っても過言ではない。 さぁ、ここからが地獄の始まりです! 古くなったソールを長靴からカッターで剥がす。 ダイソー糸鋸を駆使して剥がす。 ザクザクザクザクザクザク 11月としては気温が高く汗だくである。 そして古いフェルトソールから舞い上がる荒川の粉。 ヒィ〜〜〜〜 気持ち悪い! なんとかかんとか古いソールを剥がし、ジオロックのソールを贅沢にもたっぷりの接着剤で貼り付けていく。 確実に密着させるためガムテープでグルグル巻きにして圧力をかけたいのだが、ガムテープが無い事に気が付いた。仕方なくビニールテープでドMのがんじがらめにしてやった。 ここで雑な性格が出てしまう。 貼り付け中に接着剤ビチャー、ティッシュべとべとー めんどくさいのでこのままでいいだろう。 あとは乾燥まで24時間待つだけである。 そして24時間が経過した状態がこちら。 完璧である! 履き心地も柔らかくかつてのfirebloodを取り戻したようだ。メッセージ性の強いTVCMでアノ頃を取り戻す!とやっているのは正しくこう言う事ではないだろうか。 同じような方法で修理した方もいるかと思うのだが、本来の使い方ではないため参考にされる場合は注意が必要である。 さぁ、新生firebloodよ、夜の荒川ダンディズムでシーバスを釣ろうではないか! デザインが強烈にダサいけどな! それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン