どうもこんにちは!ツリーバ編集長の右向いたり左向いたりです。

9月も中旬になると言うのにまだまだ30度を超える夏のような日が続き、しばらくはエアコンが活躍しそうだ。近所で大きな解体工事が進んでおり、窓を開けるにも開けられない我が家にとっては好都合でもあるのだが。

とは言え、朝晩は涼しくどこか寂しさにも似た季節の移ろいを感じる。

そして我々ファーザーズアングラーにとっては最もワクワクする季節なのではないだろうか。

なんと言っても魚の活性が一気に上がる季節だ。トップウォーター本番の季節でもある。

今宵も自作のトッププラグひとつを握りしめ、荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。

9月11日 金曜日 19時〜20時30分

小潮のゆるりとした上げ

晴れ、日中に激しい雷雨あり

強めの南風

湿度高め

 

ツリーバと言えばトップウォーター、トップウォーターと言えばツリーバ。

そう、ワタシと言えばトップウォーターなのだ。荒川トップウォーターを代表するファーザーズアングラーと言ってもいいだろう

いくつかの日や時期を除いては全てトップウォーターで完結する。と言っても過言ではない。

そんなワタシは今回も自作のトップウォータープラグ一つで釣行に臨んだわけだが、

今回はスーサンとか使ってないよ!本当に本当だよ!

短かった夏休みが終わり、もう花火の少年少女はいないだろうと思いきや、あちらこちらで、

スパーン!バチバチバチバチバチ!

今宵も賑やかである。

そんな中にあって人影なく静かな心霊開墾ポイントからエントリーすると水位が低くトップウォーターには最高の条件が揃っている。

強い南風でやりづらい事を除いては。

低い水位、キワッキワ、これがトップウォーターの絶対的条件だ。

まずは上流キワッキワへキャスト、しかし感潮河川である荒川は逆流しているため理屈上はダウンストリームとなる。

緩急を付けたトゥイッチでルアーをドッグウォークさせる。

ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。

数投してみるが、反応は無い。

ただの荒川のようだ。

飽きてきた!

開始と同時に飽きるのがワタシである。

もう移動したい!

即左に180度体を回転させ下流に向かいキワッキワへとキャストする。

ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。

来るか?来るか?

来ちゃうのか?

ズボ!

キタ━(・∀・)━!!!!

バルルルルルルルルルルルルル!

開始早々のヒット!

きつめに締めたドラグを時折出しながら右へ左へと走り見せる華麗なエラ洗い。

接近戦に大興奮♪

少しのやり取りで無事にランディングすると60センチあるかなイカの釣って一番楽しいサイズのシーバスさんだ。

見よ!

自作ルアーをズッポリ!

開始早々のヒットに気を良くし、下流に向かってランガンしていくが一度誤爆があったものの反応なく、先行するアングラーがいたため真っ暗暗闇ポイントへと大きく移動するがこちらも反応はない。

釣れた事で気力はまぁまぁあるのだが、その気力を強い南風が奪っていく。

めんどくさくなってきた!

そう思いながらも更に大きくストラクチャーポイントへと移動をするが、寝そべって韓国語のラジオを聞いている人、花火の少年少女、ナゾの人物、と人が多く万一の事があってはならぬので引き返しつつ先ほど先行者のいたポイントを見ると空いている。

これは!

彼らがどのような狙い方をしていたのかがわからないが、もし手つかずの場所があるとするならばやはりキワッキワではないだろうか。

シーバス=遠投と言う図式が一般的であるが故、こうしたピンポイントは先行者の後でも狙い目なのだ。

上流に向かってキワッキワへキャストする。

ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。

来るか?来るか?

来るのか?来ないのか?

ズパーン!

キタ━(・∀・)━!!!!

バルルルルルルルルルルルルル!

華麗なエラ洗いを見せつけながら右へ左へと走りドラグをジリジリと鳴らす。

オラぁ、たまんねっぞぉ!

ブチ曲がるロッドで魚をいなし無事にランディングすると先ほどと同じようなサイズの綺麗なシーバスさんだ。

口の外にフックがかかっていたため、戦闘機よろしく横向きに食い上げてきたのだろう。

一投目で水柱が上がる。止まりそうになる心臓。震える手。

これぞ秋、そしてトップウォーターの醍醐味だ。

その後も周辺でトップウォーターを狙ってみるが、これ以上の反応を得ることはできなかった。

酷暑となった今年はどうかわからないが、例年通りであれば11月終わりまではトップウォーターで楽しめるはずだ。

今年は新型コロナウィルスの影響で山の釣り、キャンプなど思うように楽しめなかったのだが、残りのシーズンを新生活とともに楽しめればと思っている。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/09/akitop.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2020/09/akitop-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,トップウォーター,秋爆,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長の右向いたり左向いたりです。 9月も中旬になると言うのにまだまだ30度を超える夏のような日が続き、しばらくはエアコンが活躍しそうだ。近所で大きな解体工事が進んでおり、窓を開けるにも開けられない我が家にとっては好都合でもあるのだが。 とは言え、朝晩は涼しくどこか寂しさにも似た季節の移ろいを感じる。 そして我々ファーザーズアングラーにとっては最もワクワクする季節なのではないだろうか。 なんと言っても魚の活性が一気に上がる季節だ。トップウォーター本番の季節でもある。 今宵も自作のトッププラグひとつを握りしめ、荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。 9月11日 金曜日 19時〜20時30分 小潮のゆるりとした上げ 晴れ、日中に激しい雷雨あり 強めの南風 湿度高め   ツリーバと言えばトップウォーター、トップウォーターと言えばツリーバ。 そう、ワタシと言えばトップウォーターなのだ。荒川トップウォーターを代表するファーザーズアングラーと言ってもいいだろう いくつかの日や時期を除いては全てトップウォーターで完結する。と言っても過言ではない。 そんなワタシは今回も自作のトップウォータープラグ一つで釣行に臨んだわけだが、 今回はスーサンとか使ってないよ!本当に本当だよ! 短かった夏休みが終わり、もう花火の少年少女はいないだろうと思いきや、あちらこちらで、 スパーン!バチバチバチバチバチ! 今宵も賑やかである。 そんな中にあって人影なく静かな心霊開墾ポイントからエントリーすると水位が低くトップウォーターには最高の条件が揃っている。 強い南風でやりづらい事を除いては。 低い水位、キワッキワ、これがトップウォーターの絶対的条件だ。 まずは上流キワッキワへキャスト、しかし感潮河川である荒川は逆流しているため理屈上はダウンストリームとなる。 緩急を付けたトゥイッチでルアーをドッグウォークさせる。 ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。 数投してみるが、反応は無い。 ただの荒川のようだ。 飽きてきた! 開始と同時に飽きるのがワタシである。 もう移動したい! 即左に180度体を回転させ下流に向かいキワッキワへとキャストする。 ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。 来るか?来るか? 来ちゃうのか? ズボ! キタ━(・∀・)━!!!! バルルルルルルルルルルルルル! 開始早々のヒット! きつめに締めたドラグを時折出しながら右へ左へと走り見せる華麗なエラ洗い。 接近戦に大興奮♪ 少しのやり取りで無事にランディングすると60センチあるかなイカの釣って一番楽しいサイズのシーバスさんだ。 見よ! 自作ルアーをズッポリ! 開始早々のヒットに気を良くし、下流に向かってランガンしていくが一度誤爆があったものの反応なく、先行するアングラーがいたため真っ暗暗闇ポイントへと大きく移動するがこちらも反応はない。 釣れた事で気力はまぁまぁあるのだが、その気力を強い南風が奪っていく。 めんどくさくなってきた! そう思いながらも更に大きくストラクチャーポイントへと移動をするが、寝そべって韓国語のラジオを聞いている人、花火の少年少女、ナゾの人物、と人が多く万一の事があってはならぬので引き返しつつ先ほど先行者のいたポイントを見ると空いている。 これは! 彼らがどのような狙い方をしていたのかがわからないが、もし手つかずの場所があるとするならばやはりキワッキワではないだろうか。 シーバス=遠投と言う図式が一般的であるが故、こうしたピンポイントは先行者の後でも狙い目なのだ。 上流に向かってキワッキワへキャストする。 ツーン、ツーン、ツーン、ツンツンツンツン、ツーンツーンツーン。 来るか?来るか? 来るのか?来ないのか? ズパーン! キタ━(・∀・)━!!!! バルルルルルルルルルルルルル! 華麗なエラ洗いを見せつけながら右へ左へと走りドラグをジリジリと鳴らす。 オラぁ、たまんねっぞぉ! ブチ曲がるロッドで魚をいなし無事にランディングすると先ほどと同じようなサイズの綺麗なシーバスさんだ。 口の外にフックがかかっていたため、戦闘機よろしく横向きに食い上げてきたのだろう。 一投目で水柱が上がる。止まりそうになる心臓。震える手。 これぞ秋、そしてトップウォーターの醍醐味だ。 その後も周辺でトップウォーターを狙ってみるが、これ以上の反応を得ることはできなかった。 酷暑となった今年はどうかわからないが、例年通りであれば11月終わりまではトップウォーターで楽しめるはずだ。 今年は新型コロナウィルスの影響で山の釣り、キャンプなど思うように楽しめなかったのだが、残りのシーズンを新生活とともに楽しめればと思っている。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン