どうもこんにちは!船長になりきれない編集長のヒ、ヒ、ヒヒヒヒヒヒヒ、ヒビヤです。

俺は船長になる!シリーズ、略して俺船では前回免許の取得方法をいくつかご紹介したが、今回は教習で受ける学科試験についてご紹介しよう。

取得方法については前回の記事をご覧いただきたい。

1級小型船舶操縦士免許のおおまかな教習の流れとしては2級小型船舶操縦士の学科を二日間受けて最後に学科試験を受ける。

次に1日かけて実技の講習と試験を受ける。

最後に1級小型船舶操縦士の学科を二日間受けて最後に学科試験を受ける。

トータル5日間。

と言う流れになるようなのだが、このあたりは色々と前後することがあるそうで、ワタシの場合は2級の学科→1級の学科→実技(いまここ)と言う流れになっている。

上述の通り1級の前に2級小型船舶の学科を受講、受験した訳だが自動車と比較するとたったの二日と非常に期間が短く勉強する事も広く浅くと言う感じで本当に海に出てしまって大丈夫なんですかね?と不安になるほどである。

使う教材はこのようなJEISと呼ばれる日本船舶職員養成協会と言うところが発行している小型船舶操縦士学科教本1だ。2級なのに1だ。

このような教材ベースの教習が終わるといよいよ2級小型船舶操縦士の学科試験となるわけだが、まさかその日に試験があるとは思っていなかった。

教官:今日は最後に試験ありますからね!

!!!!!!!!!!!!!!

まじか。。。

試験方式は4択のマークシート。50問中65パーセント正解していれば合格とこれもかなり緩い印象だ。

基本的には先生の話さえ聞いていればわかる問題なので難しくはなく、無事に合格となった。

1級についてはさすが1級と言う感じで海図による航海計画や自位置の割り出し、流速の計算やエンジンの構造についてなど2級よりかなりレベルが上がる。

つまり難しくなる。

ただワタシの場合は幸いにも国家2級自動車整備士と言う事でエンジンについては教わるまでもなく、

超完璧である。

海図は何が難しいって、

割り算を筆算する必要があるんですよ。

もうね、これが難しいですよ。

初めて小学生の算数をちゃんとやっておけばよかったなって思いましたよ。

ほんとに。

使う教材はこちらのような小型船舶操縦士学科教本2だ。1級なのに2だ。

なぜ筆算なのかと言えば海上では全てにおいて万一に備えなければならない。例えばスマホを海に落とした、計算機が海水でダメになった、GPSが壊れた、などそうした場合に自力でなんとか解決する策が無くては命を落としかねない。

そこでデジタルガジェットなくしても生き残る術を持っていなくてはならない、と言う訳だ。

電卓100個ぐらい持ってればいいんじゃねーの?

と思うのはワタシだけではないと思うが、

100個全部落としたらどうするの?

と言うことまで考えなくてはならないのだ。

陸であっても山岳地帯などで遭難すれば二度と見つからないような場合もあるが、平地であれば車がガス欠してしまっても誰か来るかもしれない。少し歩けばガソリンスタンドがあるかもしれない。

しかし海上では完全にお手上げ状態だ。

しかも陸上とは違い一箇所に留まることすら危ういのだ。

アンカーが効かずに海流に乗ってどこまでも漂流してしまうかもしれない。乗組員全員が謎の死を遂げた幽霊船、良栄丸のように。

そうならないように事前に備えようね、と言うのが海図を使った航海計画や天気予測の勉強だ。これは1級で深くやることになる。と言うか、これが一級の全てと言っても良いだろう。

ただしそれでも本当にこんな知識しかなくて海に出てしまっていいんですかね?と言う程度のことしか勉強しない。

なにせたったの二日なのだから。

もちろんその世界のプロである先生が事例なども面白おかしく織り交ぜて教えてくれるので独学では知り得ないような安全知識が身につくことは間違いない。

これも教習を受ける大変大きなメリットだ。

試験内容はと言うと1級はたったの14問。これも65パーセントの正解で合格となる。

ただし、うち3問は海図上で製図かつ筆算をする問題となるのでこれに時間をかけていると全問回答する前に時間切れとなってしまう。

なので、海図問題以外を先に回答し最後に海図をやる。なぜならば14問中65パーセント正解していれば良いのだから4問まで落とせるわけだ。万一海図が全部不正解でもそれ以外が合っていれば合格となる。

実際に解答用紙と問題用紙を広げて見てみるとわからない、あるいは確信の持てない問題がいくつかあった。

特に計算が必要な問題!

海図以外にも燃料消費量を時間、距離、消費率、速度から求める計算などがある。

うーん。うーん。と悩み計算しては消すを繰り返すが、4択とはかけ離れた回答になってしまう。

帰宅後に子どもとお風呂に入っていたらなんだそう言うことかと実は簡単であったことが判明したのだが、制限時間に追われ焦ってしまった。

今回同日に1級船舶の学科試験を受けたのはワタシを含めて3人。

制限時間を待たずして一人、また一人と合格して帰って行く。

なおさら焦る!

制限時間ギリギリまで粘りその場で採点。

教官:惜しかったですね。

ワタシ:あははははははは・・・・・落ちたか・・・再試験か・・・

教官:2問間違えてました。

え?2問足らなかったじゃなくて、間違えたのが2問なの?

!!!!!!!!!!!!!!!

合格かよ!

とドッキリのような展開で無事に合格となり、残すは実技だけとなった。

遙か昔であるが操船経験は若干あるのと、キャンパーであるワタシの場合ロープワークは問題ないので風邪で声出し確認ができないとかさえなければ問題はないのではないかと思う。

同船の女の子が黒木メイサ似でポワーっとさえしなければ大丈夫だろう。

過去に打ち合わせ相手が黒木メイサ似の新卒ちゃんで話が全く頭に入らなかったことがある。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

第二回【船舶免許への挑戦】安い、早い、確実、頑張る、船舶免許の取得方法はいくつかあります!編集長はコレです!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/02/captain03.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/02/captain03-150x150.jpgtsuri-ba小型船舶1級小型船舶免許,2級小型船舶免許,ボート,ボートスクール,国家試験免除,学科,学科試験,小型船舶免許,船長どうもこんにちは!船長になりきれない編集長のヒ、ヒ、ヒヒヒヒヒヒヒ、ヒビヤです。 俺は船長になる!シリーズ、略して俺船では前回免許の取得方法をいくつかご紹介したが、今回は教習で受ける学科試験についてご紹介しよう。 取得方法については前回の記事をご覧いただきたい。 1級小型船舶操縦士免許のおおまかな教習の流れとしては2級小型船舶操縦士の学科を二日間受けて最後に学科試験を受ける。 次に1日かけて実技の講習と試験を受ける。 最後に1級小型船舶操縦士の学科を二日間受けて最後に学科試験を受ける。 トータル5日間。 と言う流れになるようなのだが、このあたりは色々と前後することがあるそうで、ワタシの場合は2級の学科→1級の学科→実技(いまここ)と言う流れになっている。 上述の通り1級の前に2級小型船舶の学科を受講、受験した訳だが自動車と比較するとたったの二日と非常に期間が短く勉強する事も広く浅くと言う感じで本当に海に出てしまって大丈夫なんですかね?と不安になるほどである。 使う教材はこのようなJEISと呼ばれる日本船舶職員養成協会と言うところが発行している小型船舶操縦士学科教本1だ。2級なのに1だ。 このような教材ベースの教習が終わるといよいよ2級小型船舶操縦士の学科試験となるわけだが、まさかその日に試験があるとは思っていなかった。 教官:今日は最後に試験ありますからね! !!!!!!!!!!!!!! まじか。。。 試験方式は4択のマークシート。50問中65パーセント正解していれば合格とこれもかなり緩い印象だ。 基本的には先生の話さえ聞いていればわかる問題なので難しくはなく、無事に合格となった。 1級についてはさすが1級と言う感じで海図による航海計画や自位置の割り出し、流速の計算やエンジンの構造についてなど2級よりかなりレベルが上がる。 つまり難しくなる。 ただワタシの場合は幸いにも国家2級自動車整備士と言う事でエンジンについては教わるまでもなく、 超完璧である。 海図は何が難しいって、 割り算を筆算する必要があるんですよ。 もうね、これが難しいですよ。 初めて小学生の算数をちゃんとやっておけばよかったなって思いましたよ。 ほんとに。 使う教材はこちらのような小型船舶操縦士学科教本2だ。1級なのに2だ。 なぜ筆算なのかと言えば海上では全てにおいて万一に備えなければならない。例えばスマホを海に落とした、計算機が海水でダメになった、GPSが壊れた、などそうした場合に自力でなんとか解決する策が無くては命を落としかねない。 そこでデジタルガジェットなくしても生き残る術を持っていなくてはならない、と言う訳だ。 電卓100個ぐらい持ってればいいんじゃねーの? と思うのはワタシだけではないと思うが、 100個全部落としたらどうするの? と言うことまで考えなくてはならないのだ。 陸であっても山岳地帯などで遭難すれば二度と見つからないような場合もあるが、平地であれば車がガス欠してしまっても誰か来るかもしれない。少し歩けばガソリンスタンドがあるかもしれない。 しかし海上では完全にお手上げ状態だ。 しかも陸上とは違い一箇所に留まることすら危ういのだ。 アンカーが効かずに海流に乗ってどこまでも漂流してしまうかもしれない。乗組員全員が謎の死を遂げた幽霊船、良栄丸のように。 そうならないように事前に備えようね、と言うのが海図を使った航海計画や天気予測の勉強だ。これは1級で深くやることになる。と言うか、これが一級の全てと言っても良いだろう。 ただしそれでも本当にこんな知識しかなくて海に出てしまっていいんですかね?と言う程度のことしか勉強しない。 なにせたったの二日なのだから。 もちろんその世界のプロである先生が事例なども面白おかしく織り交ぜて教えてくれるので独学では知り得ないような安全知識が身につくことは間違いない。 これも教習を受ける大変大きなメリットだ。 試験内容はと言うと1級はたったの14問。これも65パーセントの正解で合格となる。 ただし、うち3問は海図上で製図かつ筆算をする問題となるのでこれに時間をかけていると全問回答する前に時間切れとなってしまう。 なので、海図問題以外を先に回答し最後に海図をやる。なぜならば14問中65パーセント正解していれば良いのだから4問まで落とせるわけだ。万一海図が全部不正解でもそれ以外が合っていれば合格となる。 実際に解答用紙と問題用紙を広げて見てみるとわからない、あるいは確信の持てない問題がいくつかあった。 特に計算が必要な問題! 海図以外にも燃料消費量を時間、距離、消費率、速度から求める計算などがある。 うーん。うーん。と悩み計算しては消すを繰り返すが、4択とはかけ離れた回答になってしまう。 帰宅後に子どもとお風呂に入っていたらなんだそう言うことかと実は簡単であったことが判明したのだが、制限時間に追われ焦ってしまった。 今回同日に1級船舶の学科試験を受けたのはワタシを含めて3人。 制限時間を待たずして一人、また一人と合格して帰って行く。 なおさら焦る! 制限時間ギリギリまで粘りその場で採点。 教官:惜しかったですね。 ワタシ:あははははははは・・・・・落ちたか・・・再試験か・・・ 教官:2問間違えてました。 え?2問足らなかったじゃなくて、間違えたのが2問なの? !!!!!!!!!!!!!!! 合格かよ! とドッキリのような展開で無事に合格となり、残すは実技だけとなった。 遙か昔であるが操船経験は若干あるのと、キャンパーであるワタシの場合ロープワークは問題ないので風邪で声出し確認ができないとかさえなければ問題はないのではないかと思う。 同船の女の子が黒木メイサ似でポワーっとさえしなければ大丈夫だろう。 過去に打ち合わせ相手が黒木メイサ似の新卒ちゃんで話が全く頭に入らなかったことがある。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life! 第二回【船舶免許への挑戦】安い、早い、確実、頑張る、船舶免許の取得方法はいくつかあります!編集長はコレです!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン