おまんたせしました!ツリーバ編集長のヒビガミアキラです。

1月のプレスリリースをきっかけに巷を賑わせているフィッシュセールと言う釣魚などのオークションサービスをご存じの方も多いだろう。

釣った魚をオークションで売買しましょうよ、フードロスを減らしましょうよと言う試み、サービスで4月1日のローンチを目標にプレスリリースされたわけだが各方面からの疑問、意見によりリリースを延期するとの発表があった。

このサービスについての説明では言葉足らずで釣りすぎたら売ろう、に聞こえてしまうため、

なら釣るなよ!売るなよ!

と言う至極ごもっともなご意見が噴出した。

または漁業者との軋轢を生じるのではないかと言う懸念の声だ。

当然と言えば当然である。

素性の分からぬ者が釣った素性のわからぬ魚を口にするのは非常に恐ろしい。

ゼッタイに買わない!イヤだ!

しかしここで揚げ足取りしたいのを抑えて一緒に考えるスタンスで見てみるとどうだろうか。もしかしたら途中に検閲システムがしっかりとあるならばまた話は少し違ってくるかもしれない。

生もの、ネットサービスである以上難しい問題かもしれないが、例えばワタシが芦ノ湖畔で食べた芦ノ湖丼に乗るブラックバスの天ぷらは直接釣り人から買い取っているとお店の方から伺った。

また最近釣り人から釣魚を直接買い取る地域限定のサービスを展開する企業も現れた。

どちらもその場で買い取ると言うことがキモとなっている。つまり在庫期間が無いと言うことだ。しかも誰がどこで何を釣ったのかも明確である。

素性がしっかりと保証され鮮度も担保されるのであれば新たな流通の開拓、市場の創出として非常に面白いのではないだろうか。

良くも悪くも世間の知るところとなったフィッシュセールにおいてはネガティブな可能性だけをただひたすらに叩かれている気がしてならない。

このサービス、あるいはプロダクトに当てはまるかどうかわからないが、市場の創出として考えた場合、釣り餌用、飼料用などとして流通させたり、その派生サービスとして地元企業がお墨付きをするなどの協業の元、釣魚を新鮮な状態で届けられるような検閲を経たオークションシステムを構築するなど考えられないだろうか。

そうすれば鮮魚店やスーパーで売れ残ってしまった鮮魚を廃棄する事なくお金に換えられる、つまり過剰在庫、余剰在庫の流通も可能になりそうではないか。

そして楽しさのあまり釣りすぎてしまった釣り人も、釣魚を買う側も安心して売って買うことができるのだ。

また漁業者もこのサービスを利用することでこれまでと違った新たな市場への進出が可能となれば軋轢などは生じないはずだ。

フードロスの根絶!お金が回り回ってぐーるぐる!

それ以外にも考え得ることはまだまだある。そして解決すべき課題も満載だ。

額面通りに見る限りはワタシも明らかに無理があるだろうと思いつつもこのサービスの発展を実は楽しみにプレスリリース後すぐに仮登録をした。

フードロス、と言う言葉を前提に話すと衣料品やおもちゃ、家電などあらゆる製品の過剰在庫を処分するには二束三文で買い取って売りまくるバッタ屋と言う商売を頼るのだが(○ンキがそれに近い)いまやそれすらキチンとした検閲を経た流通サービスが成長し、過剰在庫を抱えている企業あるいは小売店も二束三文で売らずちゃんと儲かる仕組みが中心となっている時代である。

そうした過剰在庫リスクも減るため企業や小売店はチャレンジもできるのだ。

つまり、メーカーや小売店の視点から見てもわからないところに実は大きな需要があったと言うことだ。

これがマーケティングの摩訶不思議で面白いところである。

釣り餌や飼料としての流通は一般小市民小心者のワタシがつぶやいた小さなアイデアにしか過ぎず、もしかしたら海外などに目を向ければ広大な市場があるかもしれない。

オラこんな村〜!

と飛び出し大成功するかもしれないのだ。

どの時代でも叩かれやすいスタートアップだが、出る杭は打たれる、まさしくこれではないだろうか。

こんな事ここに書かないでツリーバがやれよ!

と言われそうだが、我々ツリーバの思想視点から見ると面白くはなさそうである。

だってアタシ、アホなんだもん♪

いまや世界的サービスとなりつつあるメルカリ、ヤフオクなどの個人売買仲介システムも試行錯誤、様々なトラブルや課題を日々解決させながら成長してきた。今現在も課題解決をしながら日々プロダクトは成長しているのであり、ローンチ時点で完璧なサービスなどないのだ。

ワタシがとあるフリマサービスに携わっていたときに、とある人物の言ったメルカリさんとの協業を断って後悔していると言う言葉が印象的だった。

米国ディズニーが東京ディズニーランドだけフランチャイズにしなかったことを後悔している、と言う話を想起させるものである。

どの企業もみな苦労し、叩かれ、成長しているのだ。

ワタシが携わっていたフリマサービスも色々と苦労した。

どうしても数日間履いたハイヒールが欲しいと言う変態さんに!

アカウントを凍結しても凍結しても何度でも新しいアカウントで復活して、履いた後に売ってください、とやってくるのだ。

逮捕されろ!

フィッシュセールさん、無事にローンチしてワタシが釣りで生活できるように頑張ってください!応援しています!

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/03/fs.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/03/fs-150x150.jpgtsuri-ba釣りTALKツリーバ,フィッシュセール,ローンチ延期,応援していますおまんたせしました!ツリーバ編集長のヒビガミアキラです。 1月のプレスリリースをきっかけに巷を賑わせているフィッシュセールと言う釣魚などのオークションサービスをご存じの方も多いだろう。 釣った魚をオークションで売買しましょうよ、フードロスを減らしましょうよと言う試み、サービスで4月1日のローンチを目標にプレスリリースされたわけだが各方面からの疑問、意見によりリリースを延期するとの発表があった。 このサービスについての説明では言葉足らずで釣りすぎたら売ろう、に聞こえてしまうため、 なら釣るなよ!売るなよ! と言う至極ごもっともなご意見が噴出した。 または漁業者との軋轢を生じるのではないかと言う懸念の声だ。 当然と言えば当然である。 素性の分からぬ者が釣った素性のわからぬ魚を口にするのは非常に恐ろしい。 ゼッタイに買わない!イヤだ! しかしここで揚げ足取りしたいのを抑えて一緒に考えるスタンスで見てみるとどうだろうか。もしかしたら途中に検閲システムがしっかりとあるならばまた話は少し違ってくるかもしれない。 生もの、ネットサービスである以上難しい問題かもしれないが、例えばワタシが芦ノ湖畔で食べた芦ノ湖丼に乗るブラックバスの天ぷらは直接釣り人から買い取っているとお店の方から伺った。 また最近釣り人から釣魚を直接買い取る地域限定のサービスを展開する企業も現れた。 どちらもその場で買い取ると言うことがキモとなっている。つまり在庫期間が無いと言うことだ。しかも誰がどこで何を釣ったのかも明確である。 素性がしっかりと保証され鮮度も担保されるのであれば新たな流通の開拓、市場の創出として非常に面白いのではないだろうか。 良くも悪くも世間の知るところとなったフィッシュセールにおいてはネガティブな可能性だけをただひたすらに叩かれている気がしてならない。 このサービス、あるいはプロダクトに当てはまるかどうかわからないが、市場の創出として考えた場合、釣り餌用、飼料用などとして流通させたり、その派生サービスとして地元企業がお墨付きをするなどの協業の元、釣魚を新鮮な状態で届けられるような検閲を経たオークションシステムを構築するなど考えられないだろうか。 そうすれば鮮魚店やスーパーで売れ残ってしまった鮮魚を廃棄する事なくお金に換えられる、つまり過剰在庫、余剰在庫の流通も可能になりそうではないか。 そして楽しさのあまり釣りすぎてしまった釣り人も、釣魚を買う側も安心して売って買うことができるのだ。 また漁業者もこのサービスを利用することでこれまでと違った新たな市場への進出が可能となれば軋轢などは生じないはずだ。 フードロスの根絶!お金が回り回ってぐーるぐる! それ以外にも考え得ることはまだまだある。そして解決すべき課題も満載だ。 額面通りに見る限りはワタシも明らかに無理があるだろうと思いつつもこのサービスの発展を実は楽しみにプレスリリース後すぐに仮登録をした。 フードロス、と言う言葉を前提に話すと衣料品やおもちゃ、家電などあらゆる製品の過剰在庫を処分するには二束三文で買い取って売りまくるバッタ屋と言う商売を頼るのだが(○ンキがそれに近い)いまやそれすらキチンとした検閲を経た流通サービスが成長し、過剰在庫を抱えている企業あるいは小売店も二束三文で売らずちゃんと儲かる仕組みが中心となっている時代である。 そうした過剰在庫リスクも減るため企業や小売店はチャレンジもできるのだ。 つまり、メーカーや小売店の視点から見てもわからないところに実は大きな需要があったと言うことだ。 これがマーケティングの摩訶不思議で面白いところである。 釣り餌や飼料としての流通は一般小市民小心者のワタシがつぶやいた小さなアイデアにしか過ぎず、もしかしたら海外などに目を向ければ広大な市場があるかもしれない。 オラこんな村〜! と飛び出し大成功するかもしれないのだ。 どの時代でも叩かれやすいスタートアップだが、出る杭は打たれる、まさしくこれではないだろうか。 こんな事ここに書かないでツリーバがやれよ! と言われそうだが、我々ツリーバの思想視点から見ると面白くはなさそうである。 だってアタシ、アホなんだもん♪ いまや世界的サービスとなりつつあるメルカリ、ヤフオクなどの個人売買仲介システムも試行錯誤、様々なトラブルや課題を日々解決させながら成長してきた。今現在も課題解決をしながら日々プロダクトは成長しているのであり、ローンチ時点で完璧なサービスなどないのだ。 ワタシがとあるフリマサービスに携わっていたときに、とある人物の言ったメルカリさんとの協業を断って後悔していると言う言葉が印象的だった。 米国ディズニーが東京ディズニーランドだけフランチャイズにしなかったことを後悔している、と言う話を想起させるものである。 どの企業もみな苦労し、叩かれ、成長しているのだ。 ワタシが携わっていたフリマサービスも色々と苦労した。 どうしても数日間履いたハイヒールが欲しいと言う変態さんに! アカウントを凍結しても凍結しても何度でも新しいアカウントで復活して、履いた後に売ってください、とやってくるのだ。 逮捕されろ! フィッシュセールさん、無事にローンチしてワタシが釣りで生活できるように頑張ってください!応援しています! それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン