【釣り堀を釣り歩く!】ビジネスマンの聖地、徳川の聖地にある弁慶フィッシングクラブ!
どうもこんにちは!ツリーバ編集長のベンケイ徳川です。
時間のないそれなりのビジネスマンでありファーザーズアングラーであるワタシは常に少しでも時間があれば釣りはできないかと模索している。
魚種も釣法も問わない。とにかく釣りがしたいのだ。
そんな事を日々思うのはワタシだけではないはず!
この大東京コンクリートジャングルで働くビジネスファーザーズアングラーはみな同じ気持ちではないだろうか。
そして今回、そんなビジネスファーザーズアングラーにうってつけ、手ぶらでお気軽フィッシングができる都心のオアシス的釣り堀へ、仕事の合間の隙間時間に行って来た。
そう、あの弁慶フィッシングクラブだ!
ご存じの方もいらっしゃるかと思うが紀尾井町通りにある弁慶橋のふもとに外堀を利用した都内唯一ボートでバスフィッシング、トラウトフィッシングのできるあの弁慶フィッシングクラブだ!
そう!ここは徳川の土地なのだ!
千代田区紀尾井町周辺と言えばいまや高級高層マンションやそれらと一つになった商業施設、新旧オフィスビルが乱立するオフィス街でもあるがそれと同時に紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家が江戸時代に屋敷を構えた由緒正しき土地でもある。
何かよからぬことを考えようものならここは徳川の土地だぞ!けしからん!と怒られるかもしれないのだ。
話は変わるが弁慶堀にかかるから弁慶橋なのかと思っていたのだが調べてみるとどうやら逆で、1889年に弁慶橋を別の場所から移設しその名にちなんで弁慶堀、となったそうだ。
ふぅーん。
太平洋戦争で荒廃した弁慶堀を小林義光さんと言うお偉い方が私財を投入して整備し、ボート乗り場としたのが現在の姿のはじまりなのだとか。
平成になってそこに釣り堀が併設されたわけだ。
そんな歴史のある場所で釣りができるなんて、素晴らしい!
あぁコンクリートジャングルのど真ん中に映える緑と水とはなんて美しいのだ!
気になる料金はご覧の通り。ルアーロッド、リールの貸し出しもあるがルアーは自前を準備する必要がある。
安いような高いようなよくわからないが、ビジネスマンが昼下がりに小一時間パンでもかじりながら竿を出すなら安いのではないだろうか。毎晩毎週のように飲んだくれて帰って来られるよりは奥様方の心証も良さそうだ。
こんなイフォメーションもあるので参考にするといいだろう。それにしてもデカいバスが釣れたりするのは驚きである。
土地柄、外国人観光客も多いのでこのような多言語な看板も設置されている。
アイシテイマス、と聞こえそうボカシ具合だ。
今回は隙間時間と言うことで夕暮れ前の1時間、竿を出してみることした。
願わくばスーツの方がいらっしゃったりしたら面白かったのだが、そうした見るからにビジネスマン!と言う方はいなかった。
まず受付の猫みたいな人、ではなくイケメンおじさんに餌釣りを1時間やりたいと告げると竿と餌、タモ、椅子代わりのビールケースを出してくれるのでそれを持って釣り座に着く。
ボート釣り以外はこの桟橋から釣りをする事になるのだが、生け簀の外側に竿を出してよいのかどうかはこのとき不明であった。今思えば聞いてみればよかったのだが「釣り堀」のイメージから生け簀内だけで竿を出してみた。
どなたかご存じの方がいらっしゃればコメントを頂ければ幸いです。
竿は釣り堀でよく見るゼッタイに折れることは無さそうなのに凄くしなる遼河はるひみたいな延べ竿。
ラインはナイロン5号ぐらいのぶっといのがついており、浮きは一般的な棒浮だ。
餌も一般的な茶色い○んこみたいな練り餌に鉤はもちろんバーブレス。
想定外に風が強く体感温度は極寒である。
イージスオーシャンがほしい!
しかしながら見よ!この楽しそうなワタシの顔を!
日頃は仕事終わりのシーバスばかりなので夜の顔半分ばかり皆様にはお見せしているが、ワタシだってこんな顔をするのだ。
釣り堀の釣りと言うのは得てして難しいものである。
寒さにガタガタと震えながらタナを変え、ポジションを変え、餌の大きさを変え、あれこれ試すが一向に当たりがない。
開始5分。
飽きてきた!
あれこれ試行錯誤しているうちに10分、15分と時間は無情に過ぎていく。
その間、外国人観光客や常連客はポンポンと釣り上げ、中にはニジマスを釣り上げるナイスガイもいる。
焦る焦る焦る焦る焦る!
よーし!次は俺の番だ!
仕掛けを打ち返し、流し、当たりを探る。
ひゃー楽しいぃ!
釣りはやっぱりこうでなくっちゃ!
好き勝手時間も無制限な釣りをよくやっていたが、やはりこうした時間制限を設けるとゲーム性が強くなり釣りはより楽しいものとなるようだ。
時計を5分おきに確認するがここでは5分が10分なのではないかと思うほどに時間の経過が早く感じる。
一度だけ小さなアタリがあるものの、餌をとられただけで間もなくタイミリミットを迎えようとしている。
少し餌を小さくししつこく同じ流れの中を流す。
するとゆっくりと浮きが沈む。斜めになった浮きがツルンっとまた浮く。
おじいちゃんみたいな沈み方!
これは餌が凹凸のある底にあたり浮きだけが流されるためゆっくりと沈み凹凸を抜けると浮き上がる現象だ。
騙されるな!
焦る焦る焦る焦る焦る!
2月のランカーを釣って以降シーバスもろくに釣れてないし、釣り堀でもダメなのか!
もうダメなのか!
そのときである。
浮きがスッと生命感を持ってして沈んだ。
いくぞっ!それっ!
アワセを叩き込むと思いの外良型の何かがヒットした。
おぉおおぉおぉぉぉおおぉぉおぉぉ!
なんだこの引きは!
竿の曲がりだけでは足らず屈伸と竿さばきでのされないよう魚をいなす。
右へ、左へ、下へ、上へ。
縦横無尽に走りまくる謎の魚。
たのしぃー!ヒャッホーイ!
少しのやり取りののちタモに入ったのは綺麗な魚体のコイさん、40センチ弱だ!
実にタイムリミット3分前。
これだから釣りは楽しい!
日頃ホーム荒川ではあれほどやっかいな存在だと思っているコイでもこうした場所で釣ると実に楽しい魚である。
コイ最高!
コイにコイ焦がれコイに泣く!
延長したい気持ちをぐっと抑えて気持ちよく納竿することとした。なにせこの後は荒川シーバスへ行かなくてはならないのだ。
是非お近くに来られた際にはお仕事の合間に、休日の空いた時間に、是非足を運んでみては如何だろうか。
とくにこれからの季節は最高に気持ちよいと思う!
マップはこちら
それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!
https://tsuri-ba.net/?p=17782https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/03/benkei01.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/03/benkei01-150x150.jpg釣り場紹介(釣り堀・管釣り)けしからん,コイ,ツリーバ,ニジマス,フナ,ブラックバス,弁慶フィッシングクラブ,徳川,紀尾井町,釣り堀どうもこんにちは!ツリーバ編集長のベンケイ徳川です。 時間のないそれなりのビジネスマンでありファーザーズアングラーであるワタシは常に少しでも時間があれば釣りはできないかと模索している。 魚種も釣法も問わない。とにかく釣りがしたいのだ。 そんな事を日々思うのはワタシだけではないはず! この大東京コンクリートジャングルで働くビジネスファーザーズアングラーはみな同じ気持ちではないだろうか。 そして今回、そんなビジネスファーザーズアングラーにうってつけ、手ぶらでお気軽フィッシングができる都心のオアシス的釣り堀へ、仕事の合間の隙間時間に行って来た。 そう、あの弁慶フィッシングクラブだ! ご存じの方もいらっしゃるかと思うが紀尾井町通りにある弁慶橋のふもとに外堀を利用した都内唯一ボートでバスフィッシング、トラウトフィッシングのできるあの弁慶フィッシングクラブだ! そう!ここは徳川の土地なのだ! 千代田区紀尾井町周辺と言えばいまや高級高層マンションやそれらと一つになった商業施設、新旧オフィスビルが乱立するオフィス街でもあるがそれと同時に紀伊徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家が江戸時代に屋敷を構えた由緒正しき土地でもある。 何かよからぬことを考えようものならここは徳川の土地だぞ!けしからん!と怒られるかもしれないのだ。 話は変わるが弁慶堀にかかるから弁慶橋なのかと思っていたのだが調べてみるとどうやら逆で、1889年に弁慶橋を別の場所から移設しその名にちなんで弁慶堀、となったそうだ。 ふぅーん。 太平洋戦争で荒廃した弁慶堀を小林義光さんと言うお偉い方が私財を投入して整備し、ボート乗り場としたのが現在の姿のはじまりなのだとか。 平成になってそこに釣り堀が併設されたわけだ。 そんな歴史のある場所で釣りができるなんて、素晴らしい! あぁコンクリートジャングルのど真ん中に映える緑と水とはなんて美しいのだ! 気になる料金はご覧の通り。ルアーロッド、リールの貸し出しもあるがルアーは自前を準備する必要がある。 安いような高いようなよくわからないが、ビジネスマンが昼下がりに小一時間パンでもかじりながら竿を出すなら安いのではないだろうか。毎晩毎週のように飲んだくれて帰って来られるよりは奥様方の心証も良さそうだ。 こんなイフォメーションもあるので参考にするといいだろう。それにしてもデカいバスが釣れたりするのは驚きである。 土地柄、外国人観光客も多いのでこのような多言語な看板も設置されている。 アイシテイマス、と聞こえそうボカシ具合だ。 今回は隙間時間と言うことで夕暮れ前の1時間、竿を出してみることした。 願わくばスーツの方がいらっしゃったりしたら面白かったのだが、そうした見るからにビジネスマン!と言う方はいなかった。 まず受付の猫みたいな人、ではなくイケメンおじさんに餌釣りを1時間やりたいと告げると竿と餌、タモ、椅子代わりのビールケースを出してくれるのでそれを持って釣り座に着く。 ボート釣り以外はこの桟橋から釣りをする事になるのだが、生け簀の外側に竿を出してよいのかどうかはこのとき不明であった。今思えば聞いてみればよかったのだが「釣り堀」のイメージから生け簀内だけで竿を出してみた。 どなたかご存じの方がいらっしゃればコメントを頂ければ幸いです。 竿は釣り堀でよく見るゼッタイに折れることは無さそうなのに凄くしなる遼河はるひみたいな延べ竿。 ラインはナイロン5号ぐらいのぶっといのがついており、浮きは一般的な棒浮だ。 餌も一般的な茶色い○んこみたいな練り餌に鉤はもちろんバーブレス。 想定外に風が強く体感温度は極寒である。 イージスオーシャンがほしい! しかしながら見よ!この楽しそうなワタシの顔を! 日頃は仕事終わりのシーバスばかりなので夜の顔半分ばかり皆様にはお見せしているが、ワタシだってこんな顔をするのだ。 釣り堀の釣りと言うのは得てして難しいものである。 寒さにガタガタと震えながらタナを変え、ポジションを変え、餌の大きさを変え、あれこれ試すが一向に当たりがない。 開始5分。 飽きてきた! あれこれ試行錯誤しているうちに10分、15分と時間は無情に過ぎていく。 その間、外国人観光客や常連客はポンポンと釣り上げ、中にはニジマスを釣り上げるナイスガイもいる。 焦る焦る焦る焦る焦る! よーし!次は俺の番だ! 仕掛けを打ち返し、流し、当たりを探る。 ひゃー楽しいぃ! 釣りはやっぱりこうでなくっちゃ! 好き勝手時間も無制限な釣りをよくやっていたが、やはりこうした時間制限を設けるとゲーム性が強くなり釣りはより楽しいものとなるようだ。 時計を5分おきに確認するがここでは5分が10分なのではないかと思うほどに時間の経過が早く感じる。 一度だけ小さなアタリがあるものの、餌をとられただけで間もなくタイミリミットを迎えようとしている。 少し餌を小さくししつこく同じ流れの中を流す。 するとゆっくりと浮きが沈む。斜めになった浮きがツルンっとまた浮く。 おじいちゃんみたいな沈み方! これは餌が凹凸のある底にあたり浮きだけが流されるためゆっくりと沈み凹凸を抜けると浮き上がる現象だ。 騙されるな! 焦る焦る焦る焦る焦る! 2月のランカーを釣って以降シーバスもろくに釣れてないし、釣り堀でもダメなのか! もうダメなのか! そのときである。 浮きがスッと生命感を持ってして沈んだ。 いくぞっ!それっ! アワセを叩き込むと思いの外良型の何かがヒットした。 おぉおおぉおぉぉぉおおぉぉおぉぉ! なんだこの引きは! 竿の曲がりだけでは足らず屈伸と竿さばきでのされないよう魚をいなす。 右へ、左へ、下へ、上へ。 縦横無尽に走りまくる謎の魚。 たのしぃー!ヒャッホーイ! 少しのやり取りののちタモに入ったのは綺麗な魚体のコイさん、40センチ弱だ! 実にタイムリミット3分前。 これだから釣りは楽しい! 日頃ホーム荒川ではあれほどやっかいな存在だと思っているコイでもこうした場所で釣ると実に楽しい魚である。 コイ最高! コイにコイ焦がれコイに泣く! 延長したい気持ちをぐっと抑えて気持ちよく納竿することとした。なにせこの後は荒川シーバスへ行かなくてはならないのだ。 是非お近くに来られた際にはお仕事の合間に、休日の空いた時間に、是非足を運んでみては如何だろうか。 とくにこれからの季節は最高に気持ちよいと思う! 弁慶フィッシングクラブのwebサイトはこちら マップはこちら それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!tsuri-ba日比谷 泰宏info@tsuri-ba.netAdministratorツリーバ
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