こんにちわ！ツリーバライターのイシザキです！

前半戦では相棒レッドと愛人翠祥はまさかのストライキ決行。
愛竿不在のままテナガを釣る戦略を考える。

少し考え、出した結論。

シ、スィンプル！

シェアハウスの先人が置いていったラインにサルカンと鈎、ガン玉をつけただけ。
究極のミャク釣りです。

ですが、これがめっちゃくちゃやりやすい。
正直、足もとのブロック際に落とすだけなので、レッドほどの短竿とて長さが邪魔になるのです。

そもそも今日は見釣りという発想がなかったが、手釣り仕掛けにしたことで底が見える極浅エリアに目を向けるようになる。

どこに落とそうかと見ていると・・・

のそ～のそ～のそ～

と前進する物体を発見。

がっつりテナガエビじゃん！見たことないけど。

いい画像は撮れませんでしたが、ハサミ脚が長く、通常の認識能力と国語能力をもってすればテナガエビだと直感できる物体を水底に確認。

よく見てみるとちょくちょく現れる。
今まで、テナガエビの気配すら感じていなかったので、一気にテンションが上がります。
急いで鯖を細かく切り鈎にセットし、テナガの目の前に投入。

・・・・右、左

長い手を使ってボクシングのように鯖にちょっかいを出すテナガエビ。

・・・右、左、・・・カサカサカサ！

とうとう餌を抱え、穴に持ち込むテナガエビ。

だが、合わせぬ。

ハゼしか釣れず、焦っていた僕はテナガエビの習性について少し勉強してきていたのです。
あたりが出た時、テナガエビは穴に餌を持って行っているだけで、実際に食ってはいない。ここで合わせても乗らないのだ。
豊海での早合わせの悪夢を経験し、冷静に待つという成長を見せる。
１分ほど放置し、ゆ～～っくりと糸を手繰り寄せます。すると・・・

ビュンビュンビュンビュン。ピュッ

エビ特有のあの動きが走り方に現れています。

oh.yeah! symple is best!

見たか！レッドよ！
お前なんぞおらんとも糸さえありゃ十分じゃい！

ハゼ以外をやっと釣り上げた僕にとってこいつは絶対に逃したくない！
土手を駆け上り、写真を撮るのも忘れてテナガをペットボトルに封じ込める。
バッカンは持ってくるのがめんどくさかったんで、100円の水を持ってきて上の穴からテナガを挿入。家まで普通に生きてましたよ。

あと、鈎外しは毛抜きで代用。ネットではピンセットを持っていけ！と書いてあったんですが毛抜きの方がやりやすそうだったんで。

美しい。

本当に綺麗。しかも想像以上にでかい。普通に売っててもおかしくないくらいの美味しそうなルックス。アホなセレブに何も言わずに出したら１万は出しますぜきっと。ちなみにこれはオスですね。

その後も、

メスのテナガエビが２匹釣れ

かにも釣れ。

足場が無くなってきたし、子供は帰るようにという放送が流れたのでおっさんは素直に従う。

レッドではあれだけ釣れなかったのに、１時間足らずで６回くらいあたりが来た。最初からレッドなんてほっとけばよかったよ！

それにしても、やったぞ・・・やった。

ツリーバライターとしての本分を果たし、胸をなでおろす。
荒川土手を気持ちスキップめで駆け巡る子どもおっさん。

帰宅後、それぞれ個室を与えVIP待遇の泥抜きへ（調理編へ）。

No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_3728.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/07/IMG_3728-150x150.jpgいしぽよ荒川のシーバスフィッシングテナガエビ,荒川こんにちわ！ツリーバライターのイシザキです！ 前半戦では相棒レッドと愛人翠祥はまさかのストライキ決行。 愛竿不在のままテナガを釣る戦略を考える。 少し考え、出した結論。 シ、スィンプル！ シェアハウスの先人が置いていったラインにサルカンと鈎、ガン玉をつけただけ。 究極のミャク釣りです。 ですが、これがめっちゃくちゃやりやすい。 正直、足もとのブロック際に落とすだけなので、レッドほどの短竿とて長さが邪魔になるのです。 そもそも今日は見釣りという発想がなかったが、手釣り仕掛けにしたことで底が見える極浅エリアに目を向けるようになる。 どこに落とそうかと見ていると・・・ のそ～のそ～のそ～ と前進する物体を発見。 がっつりテナガエビじゃん！見たことないけど。 いい画像は撮れませんでしたが、ハサミ脚が長く、通常の認識能力と国語能力をもってすればテナガエビだと直感できる物体を水底に確認。 よく見てみるとちょくちょく現れる。 今まで、テナガエビの気配すら感じていなかったので、一気にテンションが上がります。 急いで鯖を細かく切り鈎にセットし、テナガの目の前に投入。 ・・・・右、左 長い手を使ってボクシングのように鯖にちょっかいを出すテナガエビ。 ・・・右、左、・・・カサカサカサ！ とうとう餌を抱え、穴に持ち込むテナガエビ。 だが、合わせぬ。 ハゼしか釣れず、焦っていた僕はテナガエビの習性について少し勉強してきていたのです。 あたりが出た時、テナガエビは穴に餌を持って行っているだけで、実際に食ってはいない。ここで合わせても乗らないのだ。 豊海での早合わせの悪夢を経験し、冷静に待つという成長を見せる。 １分ほど放置し、ゆ～～っくりと糸を手繰り寄せます。すると・・・ ビュンビュンビュンビュン。ピュッ エビ特有のあの動きが走り方に現れています。 oh.yeah! symple is best! 見たか！レッドよ！ お前なんぞおらんとも糸さえありゃ十分じゃい！ ハゼ以外をやっと釣り上げた僕にとってこいつは絶対に逃したくない！ 土手を駆け上り、写真を撮るのも忘れてテナガをペットボトルに封じ込める。 バッカンは持ってくるのがめんどくさかったんで、100円の水を持ってきて上の穴からテナガを挿入。家まで普通に生きてましたよ。 あと、鈎外しは毛抜きで代用。ネットではピンセットを持っていけ！と書いてあったんですが毛抜きの方がやりやすそうだったんで。 美しい。 本当に綺麗。しかも想像以上にでかい。普通に売っててもおかしくないくらいの美味しそうなルックス。アホなセレブに何も言わずに出したら１万は出しますぜきっと。ちなみにこれはオスですね。 その後も、 メスのテナガエビが２匹釣れ かにも釣れ。 足場が無くなってきたし、子供は帰るようにという放送が流れたのでおっさんは素直に従う。 レッドではあれだけ釣れなかったのに、１時間足らずで６回くらいあたりが来た。最初からレッドなんてほっとけばよかったよ！ それにしても、やったぞ・・・やった。 ツリーバライターとしての本分を果たし、胸をなでおろす。 荒川土手を気持ちスキップめで駆け巡る子どもおっさん。 帰宅後、それぞれ個室を与えVIP待遇の泥抜きへ（調理編へ）。 No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン