どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

到底真夏とは思えないような空気の東京ではあるが、ワタシは猛暑日の続いたこういう日にこそチャンスがあると考えている。

しかも前日に雨。当日も少し降ったような痕跡があったが、詳しくはよくわからない。

しかも潮汐は若潮で夜は大した水位低下なくダラダラと上げに突入する。これはもうトップウォーター好きにはたまらない条件なのではないだろうか。

ワタシがホームとしているエリアでは大きな潮周りの下げでアングラーを多くみかけるが、個人的にはド干潮からがトップの本領発揮だと感じている。なんならド干潮潮止まりが最高だとも思っているのだ。

今日こそはとトップウォーターへの期待を胸に、夜の荒川ダンディズムへと向かった。

8月2日 20時30分~22時

若潮潮止まりかと思いきや下げ止まり寸前

曇り

北よりの風が少々

肌寒ささえ感じる

 

今回は水位が極端に高いわけではないので、猫ポイントからエントリーすることにした。

ん?暗闇に何かがあるぞ。

うわぁあぁぁぁああぁぁ!

あの自転車、今日もあるし、倒れてるし。。。

前回はスタンド立ってたのに。。。

なんなんだこの自転車。。。

人の恨みから感情を持ち殺人マシーンと化した車が主役の映画、クリスティーンを思い出す。

落ち着かない気持ちのままTDソルトペンシルをキャストし、少し早めにトゥイッチさせ逃げまどう小魚を演出しながら引いてくる。

パン!と小さなシーバスが反応する。

これは!

今日はいけるかもしれない。

しかしその後は何も反応がでないので、スーサントゥイッチに切り替え、3投目ぐらいだろうか、岸から少し離れたところへキャストし数回ピョーン、ピョーンとトゥイッチしたところで、

グンっとした感触でアタリが出た。

電撃フッキング!

キター!ズバババババババババ!

ドラグをチリチリと出しながら横に走り、華麗なエラ洗いを見せる。

バルルルルルルル!

久しぶりの手応え。しかも良型だ。

トップウォーターで出たわけではないが、この際釣れればなんでもいい!

浮かせるとおとなしくなった。

よーし、静かにするんだ。いい子だ。

岸に寄せる。

ん?

!!!!!!!!!!!!!!

巨大ゴイニーパイセン。。。

マジか。。。

だってエラ洗いしたじゃないですか!

こんな事があっていいのか!

短い間、ワタシに希望を持たせてくれてありがとう。。。君には感謝の言葉しかない。。。

くそ!とっととけぇーれ!

そして振り向くと、

うわぁあぁあぁぁぁぁあぁ!

誰だよパンドラの箱拾上げたのは!やめておけ!

しかもその傘なんだよ!こえーよ!

潮が変わり水が逆流し始めると遠くからザーーーーっと長い音が聞こえ、その音はどんどん近づいてくる。

逆流し川に小さな波が発生し護岸にぶつかる音だ。

こえーよ。。。

ストラクチャーポイントに釣り人ではなさそうだが誰かがいる気配があったが、今はそれもないのでストラクチャーポイントへと移動し、性少年少女を横目にトップウォーター、AREA10、ソルトバイブ、シンペンと色々試してみるが、全くの無反応だ。

それにしてもどちらかと言うと公共の場でイロイロやっている性少年少女の方が過失割合は高いと思うのだが、通行人であるワタシの方が気を使うのはなぜなのか。

あっちでやれ!

ストラクチャーポイント2へとスライドし、いれば必ずトップで出るポイントを探るも無反応。

静かだ。静かすぎる。

残り時間あと30分。

無駄な探りはせずに水位の上がった秘密のトップポイントへと入るとベイトが確実に追われ、ライズは無いがボイルが発生している。

これは!

すかさずTDソルトペンシルをゆっくり、ツーン、ツーン、と通すと一投目でバチョンっと出た。が、フッキングせず。

これならもう一度出るだろうと同じラインをトレースすると、バチョン!

キター!ドババババババ!

最初は強い抵抗をしていたが、そのあとはされるがまま。足元へ寄せてみると30センチあるかないかのシーバスだ。そのままお帰りになったので次を狙う。

逆方向から岸際キワッキワにTDソルトペンシルをゆっくり、ツーン、ツーンと通してくる。

ルアーを止めた瞬間にバチョン!

キター!ドババババババ!

先ほどと同じぐらい、30センチあるかないかのシーバスだ。できれば60UPを釣りたいが、今は贅沢を言っている場合ではない。

次に少し岸から話して通すとパン!と小さなシーバスが出たがこれは乗らなかった。

ほんの少しだけの極小爆発を楽しめた夏らしい荒川のひと時であった。

サイズはともあれ、やはりトップにシーバスが反応するのは本当に面白い。サイズは小さくともトップで出ればミノーで釣る60UPと同じぐらい嬉しいものだ。

季節の移ろいとともに良型のシーバスが顔を見せてくれる事を期待しよう。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

【荒川シーバス2017】トップウォーターでシーバス(極)小爆発!恐怖の箱を誰かが。。。https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3369.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/08/IMG_3369-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,スーサン,トップウォーター,ニゴイ,ルアー,夏,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 到底真夏とは思えないような空気の東京ではあるが、ワタシは猛暑日の続いたこういう日にこそチャンスがあると考えている。 しかも前日に雨。当日も少し降ったような痕跡があったが、詳しくはよくわからない。 しかも潮汐は若潮で夜は大した水位低下なくダラダラと上げに突入する。これはもうトップウォーター好きにはたまらない条件なのではないだろうか。 ワタシがホームとしているエリアでは大きな潮周りの下げでアングラーを多くみかけるが、個人的にはド干潮からがトップの本領発揮だと感じている。なんならド干潮潮止まりが最高だとも思っているのだ。 今日こそはとトップウォーターへの期待を胸に、夜の荒川ダンディズムへと向かった。 8月2日 20時30分~22時 若潮潮止まりかと思いきや下げ止まり寸前 曇り 北よりの風が少々 肌寒ささえ感じる   今回は水位が極端に高いわけではないので、猫ポイントからエントリーすることにした。 ん?暗闇に何かがあるぞ。 うわぁあぁぁぁああぁぁ! あの自転車、今日もあるし、倒れてるし。。。 前回はスタンド立ってたのに。。。 なんなんだこの自転車。。。 人の恨みから感情を持ち殺人マシーンと化した車が主役の映画、クリスティーンを思い出す。 落ち着かない気持ちのままTDソルトペンシルをキャストし、少し早めにトゥイッチさせ逃げまどう小魚を演出しながら引いてくる。 パン!と小さなシーバスが反応する。 これは! 今日はいけるかもしれない。 しかしその後は何も反応がでないので、スーサントゥイッチに切り替え、3投目ぐらいだろうか、岸から少し離れたところへキャストし数回ピョーン、ピョーンとトゥイッチしたところで、 グンっとした感触でアタリが出た。 電撃フッキング! キター!ズバババババババババ! ドラグをチリチリと出しながら横に走り、華麗なエラ洗いを見せる。 バルルルルルルル! 久しぶりの手応え。しかも良型だ。 トップウォーターで出たわけではないが、この際釣れればなんでもいい! 浮かせるとおとなしくなった。 よーし、静かにするんだ。いい子だ。 岸に寄せる。 ん? !!!!!!!!!!!!!! 巨大ゴイニーパイセン。。。 マジか。。。 だってエラ洗いしたじゃないですか! こんな事があっていいのか! 短い間、ワタシに希望を持たせてくれてありがとう。。。君には感謝の言葉しかない。。。 くそ!とっととけぇーれ! そして振り向くと、 うわぁあぁあぁぁぁぁあぁ! 誰だよパンドラの箱拾上げたのは!やめておけ! しかもその傘なんだよ!こえーよ! 潮が変わり水が逆流し始めると遠くからザーーーーっと長い音が聞こえ、その音はどんどん近づいてくる。 逆流し川に小さな波が発生し護岸にぶつかる音だ。 こえーよ。。。 ストラクチャーポイントに釣り人ではなさそうだが誰かがいる気配があったが、今はそれもないのでストラクチャーポイントへと移動し、性少年少女を横目にトップウォーター、AREA10、ソルトバイブ、シンペンと色々試してみるが、全くの無反応だ。 それにしてもどちらかと言うと公共の場でイロイロやっている性少年少女の方が過失割合は高いと思うのだが、通行人であるワタシの方が気を使うのはなぜなのか。 あっちでやれ! ストラクチャーポイント2へとスライドし、いれば必ずトップで出るポイントを探るも無反応。 静かだ。静かすぎる。 残り時間あと30分。 無駄な探りはせずに水位の上がった秘密のトップポイントへと入るとベイトが確実に追われ、ライズは無いがボイルが発生している。 これは! すかさずTDソルトペンシルをゆっくり、ツーン、ツーン、と通すと一投目でバチョンっと出た。が、フッキングせず。 これならもう一度出るだろうと同じラインをトレースすると、バチョン! キター!ドババババババ! 最初は強い抵抗をしていたが、そのあとはされるがまま。足元へ寄せてみると30センチあるかないかのシーバスだ。そのままお帰りになったので次を狙う。 逆方向から岸際キワッキワにTDソルトペンシルをゆっくり、ツーン、ツーンと通してくる。 ルアーを止めた瞬間にバチョン! キター!ドババババババ! 先ほどと同じぐらい、30センチあるかないかのシーバスだ。できれば60UPを釣りたいが、今は贅沢を言っている場合ではない。 次に少し岸から話して通すとパン!と小さなシーバスが出たがこれは乗らなかった。 ほんの少しだけの極小爆発を楽しめた夏らしい荒川のひと時であった。 サイズはともあれ、やはりトップにシーバスが反応するのは本当に面白い。サイズは小さくともトップで出ればミノーで釣る60UPと同じぐらい嬉しいものだ。 季節の移ろいとともに良型のシーバスが顔を見せてくれる事を期待しよう。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン