どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

はて、去年の今時期の荒川はどんな感じだったかとログを見てみると、6月は2匹。5月は9匹、4月は1匹、3月は1匹、2月と1月はアタリすらなし。まぁそんなものである。

では、今年はどうかと言うと何度もこのカテゴリーで書いているが、1月〜3月までは近年希に見る絶好調具合で今季の釣果は今のところこの三ヶ月間が全てであったと言ってもいいほどだ。

この先の問題は秋がどうなるか。現在、通常営業状態に荒川が戻っているとすれば、もしかすると、このまま荒川中流域は秋以降も通常営業状態のまま今シーズンを終えるのかもしれない。これまでそうであったように。

この季節になるとみな違う釣りをするのか、シーバスを求めてポイントを変えるのか、ワタシがホームとしているポイントから去っていく。釣れる噂が聞こえるまでは戻ってこないだろう。

バチ抜けシーズンの頃に見つけたいい場所に毎夜いた地元アングラーも最近は見かけない。先行者優先のルールとは言え、地元アングラー同士、彼がいつもいるのを知っていながらヤツが来る前に入ってしまえと場所取り合戦になるのは好ましくないのでそこには入らず、迷惑になるほど近づかずしていたのだが、季節が変わるとさほど魅力的なポイントではなくなった。

季節と人の気持ちはそうして移ろいゆくものなのだ。

話は変わるが、私のホームから10キロも離れていない下流域では河川敷の藪の中で人知れず腐敗した女性の遺体をバッタ獲りの少年が見つけ、京浜運河ではスーツケースに入れられた女性の遺体が見つかり、目黒区のとある公園の池では老女のバラバラ死体が見つかった。

たった数日の間でだ。twitterなどでも関連性を不安がるツイートが目立つ。

水の周りであまりにもこう言った事件が多くはないだろうか。

夜の釣行には犯罪に巻き込まれないよう、十分ご注意頂きたい。

6月27日

19時30分〜21時30分

小潮上げ五分ぐらい

曇り

初めのうち強風

 

ここのところぜんっぜん釣れない。アタリすらない。

6月21日に25センチのシーバスを釣って以降3回か4回は荒川釣行にでかけているが、アタリすら無い。全くない。

そこで、ルアーを思いっきりマイクロベイトに寄せるべくモアザン スイッチヒッター65sを追加した。

意気揚々と現地に到着し、準備を済ませ、ルアーを付けようとした時に気がついた。

スイッチヒッター65s持ってくるの忘れた!

悟空風に言うと、

オラ、イライラすっぞ!

である。

マイクロベイト向きのシンキングペンシル、ミノーなどいくつか持ってはいるのだが、問題は飛距離だ。バイブではアクションが大きすぎるし、秘密の干潟ポイントは距離が長くバックスペースがないため水位が高い時はランガン不能となり、ルアーの飛距離に頼る事になる。そのためスイッチヒッターのハンパない飛距離、ゆったりと静かにフリフリする動きは大きなアドバンテージとなるのだ。

しかし忘れてはどうにもならない。手持ちのルアーでマイクロベイトパターンを模索するほかない。

この日は徒歩ランガンは少なめに、有力ポイントを快速シーバス号で転々とするチャリランガン計画だ。

チャリランガンにするか、徒歩ランガンにするかはその日の気分で決めるのだが、チャリランガンだと往復2kmほどの間にある各ポイントをじっくりと探っても2時間もあれば十分である。徒歩ランガン並みにテンポを上げれば1時間で完結することも可能だ。

まずは猫ポイントを小ランガンするが、無反応。

開墾ポイントのとばっくちを探っていると、先日見事ウナギを釣り上げた青年がこの日もやってきた。

それと同時に強かった風がおさまったところで快速シーバス号に跨り秘密の干潟ポイントへと一気に移動する。

スーパーボイルポイントに今夜もウナギ釣りの情報屋、ヤッさんがいる。邪魔をしないよう静かに通り過ぎる。

秘密の干潟ポイントは潮位にもよるのだが、180度以上の広範囲でパノラマキャストができるポイントがいくつかあるので、じっくりと自身が回転しながら探るには最適なポイントだ。

今夜も超絶雰囲気がいい。

岬に立ち岸キワッキワからパノラマキャストを繰り広げるが無反応。

少し下流へ移動し小薮漕ぎで岬に出ると、ここも超絶雰囲気がいい。

でも、無反応

魚の死骸が近くにあるのだろうか、腐臭が鼻をつく。

少し先には惨殺死体が発見された場所、数キロ先には昨日、白骨化遺体が見つかった場所。

足元に転がるゴミが何か不気味なものに見えてしまう。

これはあかんやつや!限界や!恐怖の限界や!

ウナギ釣りのヤッさんの鈴の音が遠くで聞こえると普段は安心感があるのだが、もはや無意味だ!むしろ不気味だ!

時間はまだ21時前であるが、逃げるように一気に上流へと戻りストラクチャーポイント2、1と探るが、やはり無反応。

もはやワタシの表情は大仏のそれである。

怖いし!

飽きたし

プロトレックに表示された21:30の表示を確認したところで、納竿とした。

2時間ちょっとの散歩道である。

なんとか1匹ひねり出すことができれば気持ちも切り変わるのだが、いかんせん静かすぎて余計なことを考えてしまう。

周りを見渡せば、ウナギ釣りの人が増え、シーバスアングラーが減ったことが季節の変わり目であることを実感する。

シーバスの爆発はいつ起こるのか。

その前にワタシが爆発しそうである。

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/06/image-8.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/06/image-8-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,マイクロベイト,ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 はて、去年の今時期の荒川はどんな感じだったかとログを見てみると、6月は2匹。5月は9匹、4月は1匹、3月は1匹、2月と1月はアタリすらなし。まぁそんなものである。 では、今年はどうかと言うと何度もこのカテゴリーで書いているが、1月〜3月までは近年希に見る絶好調具合で今季の釣果は今のところこの三ヶ月間が全てであったと言ってもいいほどだ。 この先の問題は秋がどうなるか。現在、通常営業状態に荒川が戻っているとすれば、もしかすると、このまま荒川中流域は秋以降も通常営業状態のまま今シーズンを終えるのかもしれない。これまでそうであったように。 この季節になるとみな違う釣りをするのか、シーバスを求めてポイントを変えるのか、ワタシがホームとしているポイントから去っていく。釣れる噂が聞こえるまでは戻ってこないだろう。 バチ抜けシーズンの頃に見つけたいい場所に毎夜いた地元アングラーも最近は見かけない。先行者優先のルールとは言え、地元アングラー同士、彼がいつもいるのを知っていながらヤツが来る前に入ってしまえと場所取り合戦になるのは好ましくないのでそこには入らず、迷惑になるほど近づかずしていたのだが、季節が変わるとさほど魅力的なポイントではなくなった。 季節と人の気持ちはそうして移ろいゆくものなのだ。 話は変わるが、私のホームから10キロも離れていない下流域では河川敷の藪の中で人知れず腐敗した女性の遺体をバッタ獲りの少年が見つけ、京浜運河ではスーツケースに入れられた女性の遺体が見つかり、目黒区のとある公園の池では老女のバラバラ死体が見つかった。 たった数日の間でだ。twitterなどでも関連性を不安がるツイートが目立つ。 水の周りであまりにもこう言った事件が多くはないだろうか。 夜の釣行には犯罪に巻き込まれないよう、十分ご注意頂きたい。 6月27日 19時30分〜21時30分 小潮上げ五分ぐらい 曇り 初めのうち強風   ここのところぜんっぜん釣れない。アタリすらない。 6月21日に25センチのシーバスを釣って以降3回か4回は荒川釣行にでかけているが、アタリすら無い。全くない。 そこで、ルアーを思いっきりマイクロベイトに寄せるべくモアザン スイッチヒッター65sを追加した。 意気揚々と現地に到着し、準備を済ませ、ルアーを付けようとした時に気がついた。 スイッチヒッター65s持ってくるの忘れた! 悟空風に言うと、 オラ、イライラすっぞ! である。 マイクロベイト向きのシンキングペンシル、ミノーなどいくつか持ってはいるのだが、問題は飛距離だ。バイブではアクションが大きすぎるし、秘密の干潟ポイントは距離が長くバックスペースがないため水位が高い時はランガン不能となり、ルアーの飛距離に頼る事になる。そのためスイッチヒッターのハンパない飛距離、ゆったりと静かにフリフリする動きは大きなアドバンテージとなるのだ。 しかし忘れてはどうにもならない。手持ちのルアーでマイクロベイトパターンを模索するほかない。 この日は徒歩ランガンは少なめに、有力ポイントを快速シーバス号で転々とするチャリランガン計画だ。 チャリランガンにするか、徒歩ランガンにするかはその日の気分で決めるのだが、チャリランガンだと往復2kmほどの間にある各ポイントをじっくりと探っても2時間もあれば十分である。徒歩ランガン並みにテンポを上げれば1時間で完結することも可能だ。 まずは猫ポイントを小ランガンするが、無反応。 開墾ポイントのとばっくちを探っていると、先日見事ウナギを釣り上げた青年がこの日もやってきた。 それと同時に強かった風がおさまったところで快速シーバス号に跨り秘密の干潟ポイントへと一気に移動する。 スーパーボイルポイントに今夜もウナギ釣りの情報屋、ヤッさんがいる。邪魔をしないよう静かに通り過ぎる。 秘密の干潟ポイントは潮位にもよるのだが、180度以上の広範囲でパノラマキャストができるポイントがいくつかあるので、じっくりと自身が回転しながら探るには最適なポイントだ。 今夜も超絶雰囲気がいい。 岬に立ち岸キワッキワからパノラマキャストを繰り広げるが無反応。 少し下流へ移動し小薮漕ぎで岬に出ると、ここも超絶雰囲気がいい。 でも、無反応 魚の死骸が近くにあるのだろうか、腐臭が鼻をつく。 少し先には惨殺死体が発見された場所、数キロ先には昨日、白骨化遺体が見つかった場所。 足元に転がるゴミが何か不気味なものに見えてしまう。 これはあかんやつや!限界や!恐怖の限界や! ウナギ釣りのヤッさんの鈴の音が遠くで聞こえると普段は安心感があるのだが、もはや無意味だ!むしろ不気味だ! 時間はまだ21時前であるが、逃げるように一気に上流へと戻りストラクチャーポイント2、1と探るが、やはり無反応。 もはやワタシの表情は大仏のそれである。 怖いし! 飽きたし! プロトレックに表示された21:30の表示を確認したところで、納竿とした。 2時間ちょっとの散歩道である。 なんとか1匹ひねり出すことができれば気持ちも切り変わるのだが、いかんせん静かすぎて余計なことを考えてしまう。 周りを見渡せば、ウナギ釣りの人が増え、シーバスアングラーが減ったことが季節の変わり目であることを実感する。 シーバスの爆発はいつ起こるのか。 その前にワタシが爆発しそうである。 それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン