どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

前回の記事でiPhone Xのカメラが素晴らしいと言及したが、iPhone Xになって最初の写真が夜中の頭陀袋と言うなんとも気色の悪いものになってしまいこんはずじゃない感が半端なくワタシを苦しめていた。

荒んだ心が洗浄され、その美しさに涙が出るような写真が撮りたい!

そんな折、巨大風車の虜になっている息子が今度は若洲の風車を近くから見たいと言う。

葛西から見てはどうかと提案したのだが、今回は近くから見たいと。

遠くから見える風車もまたいいものだぞと諭して見たが、ワタシに似たのだろう、やりたい事を曲げることはない。

おそらく固定砲台で正面に投げるしかないだろうと予測はつくものの、それでも水温が高く産卵を控えたシーバスの可能性にかけて若洲海浜公園へと向かった。

これは妻の怒りに怯える悲しい男の物語である。

12月10日 14時〜15時

小潮下げ止まり寸前

無風からの南風暴風

ポカポカ陽気

 

他の記事にも書いているが黙認であった若洲のテトラが完全釣り禁止、立ち入り禁止となり厳密にルールを守るとするならばルアーを投げられるのは人工磯と言うことになる。

昔から黒鯛やメジナ、アイナメなどなかなか釣れないけど釣れればでかいと言われる若洲。

そのビッグワンを狙う太公望たちで大賑わいだ。

最近になって人工磯角付近に岩が組まれそこでマリオごっこをするのが子どもたちの楽しみとなっている。

風車研究から上手いことそちらへと誘導し人工磯先端付近へとエントリー。

クリアな水色が季節を感じさせる。

できることならこの人工磯沿いにルアーをキャストしたいが、そんな事をすれば他の釣り人にボコボコにされることは想像に難しくない。

我慢の釣りである。そして子の面倒を見ている妻をチラチラと気にせねばならないプレッシャーフィッシングである。

ただでさえ広い肩幅が1.5倍ぐらいになっている。

恐怖に耐えながら基本のソルトバイブ、X80、komomo、リップレスミノー、レビンライトをアクション交じりにキャストしてみるが、反応はない。

時折シーバスらしき魚がライズするがサイズは30センチぐらいだろうか。ライズしていることからもわかるように水面には何やら小さな魚の群れが多少いるようだ。

何をどうしても反応はない。

釣れないばかりか妻からのプレッシャーに耐えられなくなりコソコソと移動する。

ほ、ほら!猫がいるよ!

などと声をかけ誤魔化しながら続ける釣りは夜の中流域に匹敵する恐怖だ。

人工磯の上を歩き堤防の方へと隙間を探して歩いて行く。ようやく見つけたところに入ったのと同時に南風が吹き始めてくる。

その風は見る見る強くなりあっという間に暴風となってしまった。

ドパーン!

バシャン!バシャン!

これはあかんやつや!妻の怒りや!

怒れる海や!

ただただ美しい写真が撮れた若洲海浜公園であった。

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/12/2523D2EB-A189-41DD-B5FD-27852AF94BE5.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2017/12/2523D2EB-A189-41DD-B5FD-27852AF94BE5-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ルアー,冬,若洲海浜公園,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 前回の記事でiPhone Xのカメラが素晴らしいと言及したが、iPhone Xになって最初の写真が夜中の頭陀袋と言うなんとも気色の悪いものになってしまいこんはずじゃない感が半端なくワタシを苦しめていた。 荒んだ心が洗浄され、その美しさに涙が出るような写真が撮りたい! そんな折、巨大風車の虜になっている息子が今度は若洲の風車を近くから見たいと言う。 葛西から見てはどうかと提案したのだが、今回は近くから見たいと。 遠くから見える風車もまたいいものだぞと諭して見たが、ワタシに似たのだろう、やりたい事を曲げることはない。 おそらく固定砲台で正面に投げるしかないだろうと予測はつくものの、それでも水温が高く産卵を控えたシーバスの可能性にかけて若洲海浜公園へと向かった。 これは妻の怒りに怯える悲しい男の物語である。 12月10日 14時〜15時 小潮下げ止まり寸前 無風からの南風暴風 ポカポカ陽気   他の記事にも書いているが黙認であった若洲のテトラが完全釣り禁止、立ち入り禁止となり厳密にルールを守るとするならばルアーを投げられるのは人工磯と言うことになる。 昔から黒鯛やメジナ、アイナメなどなかなか釣れないけど釣れればでかいと言われる若洲。 そのビッグワンを狙う太公望たちで大賑わいだ。 最近になって人工磯角付近に岩が組まれそこでマリオごっこをするのが子どもたちの楽しみとなっている。 風車研究から上手いことそちらへと誘導し人工磯先端付近へとエントリー。 クリアな水色が季節を感じさせる。 できることならこの人工磯沿いにルアーをキャストしたいが、そんな事をすれば他の釣り人にボコボコにされることは想像に難しくない。 我慢の釣りである。そして子の面倒を見ている妻をチラチラと気にせねばならないプレッシャーフィッシングである。 ただでさえ広い肩幅が1.5倍ぐらいになっている。 恐怖に耐えながら基本のソルトバイブ、X80、komomo、リップレスミノー、レビンライトをアクション交じりにキャストしてみるが、反応はない。 時折シーバスらしき魚がライズするがサイズは30センチぐらいだろうか。ライズしていることからもわかるように水面には何やら小さな魚の群れが多少いるようだ。 何をどうしても反応はない。 釣れないばかりか妻からのプレッシャーに耐えられなくなりコソコソと移動する。 ほ、ほら!猫がいるよ! などと声をかけ誤魔化しながら続ける釣りは夜の中流域に匹敵する恐怖だ。 人工磯の上を歩き堤防の方へと隙間を探して歩いて行く。ようやく見つけたところに入ったのと同時に南風が吹き始めてくる。 その風は見る見る強くなりあっという間に暴風となってしまった。 ドパーン! バシャン!バシャン! これはあかんやつや!妻の怒りや! 怒れる海や! ただただ美しい写真が撮れた若洲海浜公園であった。 それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン