どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

釣りのルール、と言うと法律や特別な決まり以外は釣り人に任せる行為になるとおもうので、「マナー」と言った方が正しいと思うのだが、このマナーが人によっては基準も価値観もバラバラなので釣り場、釣り人同士でのトラブルの1番の元凶になっているのではないだろうか。

源流のように狭く、進路が一方向であればわかりやすいのだが、大河川のシーバスとなるとまた事情が少し変わり、先行者と言う概念はあれど遡行や下降と言う概念はほとんどない。

それであればお互いのルアーのキャスト範囲に入らないと言うのがもっとも簡単でわかりやすいマナーだろう。

例えば飛距離がお互い50メートルあるのであれば、流心を狙ったり護岸沿いを狙ったりする事を考慮してアングラーとは100メートル離れれば良いことになる。

混み合っていてどうしてもその距離が取れないのであれば、両隣のアングラーに声をかけて了承を得ればたいていの場合は快く入れてもらえるものだ。

また、釣り場は誰のものでもなく、先行者優先のルールはあるものの、通ってみるといつもいる常連さんのポイントと言うのが分かってくる。意地でも先行者優先のルールを突き通すのか、そこを避けてマイポイントを開拓するのかはアングラー個人の裁量次第だが、ワタシは個人的にはやはり、釣りのジャンルは何であれ先人の常連さんがいるところには入らないようにしているし、開拓もまたルアーフィッシングにおける楽しみだと思っている。

残業、深夜帰宅など忙しい仕事や家庭のことの合間に楽しみとして来ているのであろうから、常連同士お互いの気遣いが必要だと思う。所謂ご近所付き合いと一緒だ。

無論、常連さんの存在を知らずにやっているのはなんの問題もない。常連さんもそんなことはわかっているから誰かがいれば遠くから見ているだけだ。

しかし、誰もいないからと思い込みそのうちポイントを奪うような形になってしまえば、いい関係を築くことは難しくなってきてしまうかもしれない。中には縄張りを誇示しようと近づいてきて釣りをする人もいるようだが、そういう場合は素直に離れよう。決して先行者優先だ!などと言ってはいけない。そのような行動を取る人には常識やマナーが通用しないのだ。

マナーを守った上で、周りをよく見て常連同士、またはこれから常連となるアングラーはお互いの気遣いが必要という事である。

ポイントは無数にあるのだから。

狭いエリアの1つのポイントを食い合うのではなく、お互いにマイポイントを持って、そちらはどうですか?今日はこんな感じでしたよ、では明日入らせてもらっても良いですか?などと別々の複数のポイントを共有できれば釣りの幅も広がると言うものである。

それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/08/image-11.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/08/image-11-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,マナー,ルール,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 釣りのルール、と言うと法律や特別な決まり以外は釣り人に任せる行為になるとおもうので、「マナー」と言った方が正しいと思うのだが、このマナーが人によっては基準も価値観もバラバラなので釣り場、釣り人同士でのトラブルの1番の元凶になっているのではないだろうか。 源流のように狭く、進路が一方向であればわかりやすいのだが、大河川のシーバスとなるとまた事情が少し変わり、先行者と言う概念はあれど遡行や下降と言う概念はほとんどない。 それであればお互いのルアーのキャスト範囲に入らないと言うのがもっとも簡単でわかりやすいマナーだろう。 例えば飛距離がお互い50メートルあるのであれば、流心を狙ったり護岸沿いを狙ったりする事を考慮してアングラーとは100メートル離れれば良いことになる。 混み合っていてどうしてもその距離が取れないのであれば、両隣のアングラーに声をかけて了承を得ればたいていの場合は快く入れてもらえるものだ。 また、釣り場は誰のものでもなく、先行者優先のルールはあるものの、通ってみるといつもいる常連さんのポイントと言うのが分かってくる。意地でも先行者優先のルールを突き通すのか、そこを避けてマイポイントを開拓するのかはアングラー個人の裁量次第だが、ワタシは個人的にはやはり、釣りのジャンルは何であれ先人の常連さんがいるところには入らないようにしているし、開拓もまたルアーフィッシングにおける楽しみだと思っている。 残業、深夜帰宅など忙しい仕事や家庭のことの合間に楽しみとして来ているのであろうから、常連同士お互いの気遣いが必要だと思う。所謂ご近所付き合いと一緒だ。 無論、常連さんの存在を知らずにやっているのはなんの問題もない。常連さんもそんなことはわかっているから誰かがいれば遠くから見ているだけだ。 しかし、誰もいないからと思い込みそのうちポイントを奪うような形になってしまえば、いい関係を築くことは難しくなってきてしまうかもしれない。中には縄張りを誇示しようと近づいてきて釣りをする人もいるようだが、そういう場合は素直に離れよう。決して先行者優先だ!などと言ってはいけない。そのような行動を取る人には常識やマナーが通用しないのだ。 マナーを守った上で、周りをよく見て常連同士、またはこれから常連となるアングラーはお互いの気遣いが必要という事である。 ポイントは無数にあるのだから。 狭いエリアの1つのポイントを食い合うのではなく、お互いにマイポイントを持って、そちらはどうですか?今日はこんな感じでしたよ、では明日入らせてもらっても良いですか?などと別々の複数のポイントを共有できれば釣りの幅も広がると言うものである。 それでは今日もNo Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン