どうもこんにちは!ツリーバオカルトライターのヒビヤです。

4月に突入したと言うのにまるで冬のような気温が続き、積雪が見られる地域まであるとは驚きの春である。

過去に4月に入ってから積雪が東京であった事もあると思うのだが、ワタシが一番印象深く記憶しているのは1988年の4月、ワタシの中学校入学式の日である。

冷たい雪が降り、ぐちゃぐちゃになった道路を真新しい学校指定のダサいスニーカーを履いて学校へ向かったのを今でも鮮明に覚えている。

幸いにして都内は最低気温が2度ぐらいまで下がったようだが雪が降るような事はなく、季節外れの、とまでは行かなかったがそれでもやはりこの季節にしては寒い。

早く上着を羽織れば快適に荒川ダンディズムナイトが楽しめるようになると良いのだが。

4月3日 19時30分〜21時30分

中潮下げ七分ぐらい

晴れ

ダメかと思うぐらいの暴風からほぼ河川敷内は弱い北よりの風

極寒

 

上述した通り4月だと言うのに気温はまるで真冬のそれである。

イージスオーシャンの下にユニクロのフリースを着込みスマホ操作ができる手袋をして快速シーバス号でポイントへと向かうが露出した顔はとても冷たい。

それでも河川の季節は進みすっかり春だ。

るんるんるるんぶるるんぶるるん。もうバチ抜けは起こらない。

そうなれば狙うはハクに着くシーバスとなるのだから何も迷うことはない。ようやく移動&移動&キャスト&移動のワタシが得意な釣りを展開できる釣りのシーズンだ。

久しぶりに猫ポイントからエントリーすると流れは速く少々風がぶつかるため水面の様子がハッキリとはわからないのだが小魚たちがワシャワシャとやっているようには見えない。

ただ遠くの方で時折水面で何かが何かをやっているが、

危険で大人なコイの予感♪

念のためその周辺を探ってみるが全く反応はない。

前回の釣行でラインがスッカラカンになってしまい、今回はツリーバオリジナルPEライン0.6号を巻いてきたのだがなんとなく巻きすぎている気がする。

ライントラブルにならなければ良いのだが。

PEラインと言うのはどうしてもコシがなく諸兄たちの股間と同じくフニャフニャなので放出されたラインが下のラインを引っ張りだしてしまうと言う悪循環が起きやすい。少し太めを使うと解消されるのだが、ワタシは黒木メイサみたいに細いけど筋肉質ラインが好みではある。

トラブルが煩わしいが。

全く反応は得られないがハクボイルしているシーバスを探しながらどんどん徒歩ランガンを決めていく。

しかしまだ水位が高いのか、下げがよくないのか、コイの予感感じる生命感以外は小魚のザワつきもない。

この季節はやはりソコリ付近、からの上げがワタシは好きだ。

少しポイントをスライドしストラチャーまわりを丹念に探ってみるがこちらも反応がない。ハクに着いたシーバスがいるときなどはズパーン!と食い上げてくるシーンを見ることもできるのだが、それもない。

スプールから出たラインを指で張り、穂先に絡まりが無いことを確認、力み過ぎないようルアーの重量だけでキャストをする。

バババババババババババババババ

案の定ライントラブルである。

めんどくせー。。。

バッテリーが弱っていることはわかっていたのだが、ヘッドライトが、

まさしく風前の灯火!

ぜんぜん見えない!

しかも後方認識灯の点滅に合わせてヘッドライトの明かりも強弱強弱。

くそーう!

あと30年もしたら日常的にこのような視界になるのだろうか。今のところまだ老眼ではないが、年齢的にはいつなってもおかしくはない。

コーガン兄弟監督、ローガン主演

そんな映画は無いだろうかとアホな事考えつつリーダーを巻き替えると復路をランガンしていく。

先ほどはベイトフィッシュ含め反応が見当たらなかった場所であるが、水位が下がり流れが落ち着くと小魚たちのザワつきが現れ始めた。

これだよこれ!ここからが本番だよ!

とは言えタイムリミットまで30分。

なんとかしないと!

AREA10のクリアカラーで表層引き波を試みるため、先ほどと同じように予めライントラブル回避の儀式を行い、キャストする。

バババババババババババババババ

再度ライントラブルである。

いい加減にしてくれよ!このヤロー!

もはやあの視界でライントラブルを修復する気力はなく、

もうダメだ!

と誰もいない静かな河川敷で一人叫ひ、跪き、泣きながら納竿することにした。

その帰り道をとぼとぼと歩いている時であった。

これはあかんやつ!

バラバラにされた死体が入っているやつや!

こえーよ。。。

快速シーバス号の後ろカゴにベスト、タモを入れ、ラインを通したままロッドを分割すると快速シーバス号のロッドホルダーと称するダイソーの傘ホルダーに差し込み、気持ちを切り替えてさぁ帰ろうとハンドルをもち、スタンドを上げたそのとき、

ズパーン!

ズパーン!

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シーバスのライズ!しかも二回も!

吸い込む激しい捕食音だ。

タックルを全て元に戻しベストを装着し、ライントラブルを直す気力がもうなかった。

ビール飲みたいし!

少々の後ろ髪を引かれる葛藤と戦ったが、ビールの誘惑が勝ったようだ。

釣り人はいつの時もこうした誘惑に惑わされるのだ。

諸兄が歌舞伎町の誘惑に葛藤するように。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/04/hakuboil.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2019/04/hakuboil-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシング2019,AREA10,シーバス,ハクパターン,ハクボイル,ハンドメイドルアー,老眼,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバオカルトライターのヒビヤです。 4月に突入したと言うのにまるで冬のような気温が続き、積雪が見られる地域まであるとは驚きの春である。 過去に4月に入ってから積雪が東京であった事もあると思うのだが、ワタシが一番印象深く記憶しているのは1988年の4月、ワタシの中学校入学式の日である。 冷たい雪が降り、ぐちゃぐちゃになった道路を真新しい学校指定のダサいスニーカーを履いて学校へ向かったのを今でも鮮明に覚えている。 幸いにして都内は最低気温が2度ぐらいまで下がったようだが雪が降るような事はなく、季節外れの、とまでは行かなかったがそれでもやはりこの季節にしては寒い。 早く上着を羽織れば快適に荒川ダンディズムナイトが楽しめるようになると良いのだが。 4月3日 19時30分〜21時30分 中潮下げ七分ぐらい 晴れ ダメかと思うぐらいの暴風からほぼ河川敷内は弱い北よりの風 極寒   上述した通り4月だと言うのに気温はまるで真冬のそれである。 イージスオーシャンの下にユニクロのフリースを着込みスマホ操作ができる手袋をして快速シーバス号でポイントへと向かうが露出した顔はとても冷たい。 それでも河川の季節は進みすっかり春だ。 るんるんるるんぶるるんぶるるん。もうバチ抜けは起こらない。 そうなれば狙うはハクに着くシーバスとなるのだから何も迷うことはない。ようやく移動&移動&キャスト&移動のワタシが得意な釣りを展開できる釣りのシーズンだ。 久しぶりに猫ポイントからエントリーすると流れは速く少々風がぶつかるため水面の様子がハッキリとはわからないのだが小魚たちがワシャワシャとやっているようには見えない。 ただ遠くの方で時折水面で何かが何かをやっているが、 危険で大人なコイの予感♪ 念のためその周辺を探ってみるが全く反応はない。 前回の釣行でラインがスッカラカンになってしまい、今回はツリーバオリジナルPEライン0.6号を巻いてきたのだがなんとなく巻きすぎている気がする。 ライントラブルにならなければ良いのだが。 PEラインと言うのはどうしてもコシがなく諸兄たちの股間と同じくフニャフニャなので放出されたラインが下のラインを引っ張りだしてしまうと言う悪循環が起きやすい。少し太めを使うと解消されるのだが、ワタシは黒木メイサみたいに細いけど筋肉質ラインが好みではある。 トラブルが煩わしいが。 全く反応は得られないがハクボイルしているシーバスを探しながらどんどん徒歩ランガンを決めていく。 しかしまだ水位が高いのか、下げがよくないのか、コイの予感感じる生命感以外は小魚のザワつきもない。 この季節はやはりソコリ付近、からの上げがワタシは好きだ。 少しポイントをスライドしストラチャーまわりを丹念に探ってみるがこちらも反応がない。ハクに着いたシーバスがいるときなどはズパーン!と食い上げてくるシーンを見ることもできるのだが、それもない。 スプールから出たラインを指で張り、穂先に絡まりが無いことを確認、力み過ぎないようルアーの重量だけでキャストをする。 バババババババババババババババ 案の定ライントラブルである。 めんどくせー。。。 バッテリーが弱っていることはわかっていたのだが、ヘッドライトが、 まさしく風前の灯火! ぜんぜん見えない! しかも後方認識灯の点滅に合わせてヘッドライトの明かりも強弱強弱。 くそーう! あと30年もしたら日常的にこのような視界になるのだろうか。今のところまだ老眼ではないが、年齢的にはいつなってもおかしくはない。 コーガン兄弟監督、ローガン主演 そんな映画は無いだろうかとアホな事考えつつリーダーを巻き替えると復路をランガンしていく。 先ほどはベイトフィッシュ含め反応が見当たらなかった場所であるが、水位が下がり流れが落ち着くと小魚たちのザワつきが現れ始めた。 これだよこれ!ここからが本番だよ! とは言えタイムリミットまで30分。 なんとかしないと! AREA10のクリアカラーで表層引き波を試みるため、先ほどと同じように予めライントラブル回避の儀式を行い、キャストする。 バババババババババババババババ 再度ライントラブルである。 いい加減にしてくれよ!このヤロー! もはやあの視界でライントラブルを修復する気力はなく、 もうダメだ! と誰もいない静かな河川敷で一人叫ひ、跪き、泣きながら納竿することにした。 その帰り道をとぼとぼと歩いている時であった。 これはあかんやつ! バラバラにされた死体が入っているやつや! こえーよ。。。 快速シーバス号の後ろカゴにベスト、タモを入れ、ラインを通したままロッドを分割すると快速シーバス号のロッドホルダーと称するダイソーの傘ホルダーに差し込み、気持ちを切り替えてさぁ帰ろうとハンドルをもち、スタンドを上げたそのとき、 ズパーン! ズパーン! !!!!!!!!!!!!!!!!!!!! シーバスのライズ!しかも二回も! 吸い込む激しい捕食音だ。 タックルを全て元に戻しベストを装着し、ライントラブルを直す気力がもうなかった。 ビール飲みたいし! 少々の後ろ髪を引かれる葛藤と戦ったが、ビールの誘惑が勝ったようだ。 釣り人はいつの時もこうした誘惑に惑わされるのだ。 諸兄が歌舞伎町の誘惑に葛藤するように。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン