どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

急激に冷え込みが強くなったが、みなさん風邪などひいたりはしていないだろうか。

ワタシは思いっきり風邪をひいてしまい、良さげな天候、潮周りの中、夜は映画とウォーキングデッドを家族が寝静まった頃に一人寂しく観る日々を過ごしていた。

季節的にも、ここ数日の気温低下でも恐らく水温が下がり、まずまずトップウォーターでの釣りは厳しくなるだろうなぁと思いつつ、デイゲームでどうなるのか試したく、そして三代目快速シーバス号に乗りたく、子どもたちが発熱ででかけられないのをいい事に、健康的な時間に荒川へと向かう事にした。

11月3日 14時30分~19時

中潮上げ三分ぐらい

風は少々強い

秋晴れでポカポカ

 

まだ風邪は治りきっておらず咳が出る状態なので、念のためマスクをしてでかけたのだが、

サングラスが曇る!

ただでさえ風邪で肺が弱っているのに、自転車に乗ると、

息が苦しい!

野球やサッカーをやっていると奥にあるベンチや遊歩道に入れないと言う足立区の怠慢で今回は少し下流部の秘密の干潟ポイントへ入ろうとするが、投げ釣りジジイが複数の竿で占拠しているので、さらに少し下流のゴロタ岬へとエントリーした。

上げで雰囲気はとても良いのだが、ベイトっ気があまりなく、最初にエントリーしたかったポイントから投げジジイが抜けるまでここで粘ろうと、ソルトバイブ、スイッチヒッター、ソルトペンシル、ローリングベイト、スカッシュ、コモモ、ありとあらゆるルアーを駆使し、ありとあらゆるレンジを探るが、まったく無反応だ。

ただの荒川のようだ。

大抵の投げジジイは夕方前に撤収するのだが、前出の投げジジイはなかなか帰る気配がない。

仕方なく少し上流の神出鬼没ポイントへ向かうとシーバス先行者がいたので、入りたいのに入れないサッカー連中の向こうにあるポイントを横目に自転車で走りながら、猫ポイントからエントリーし、ストラクチャーポイントまでを徒歩ランガンする計画を立てる。

緊急道路を走っていると後ろから名前を呼ばれた。

まさか、こんなところでワタシの名を呼ばれるなんて、きっと聞き間違えだろうと思ったが、二回目ははっきりと名を呼ばれていることがわかった。

Uターンしてワタシを呼ぶ方の方へ遅る遅る近づいていく。

もしや、ツリーバで足立区の怠慢に不満を書いた事で目を付けられたのか?

やっぱり聞こえなかったふりをして走り去りたい気持ちを押し殺して近づくと、なんとコメントをいただいて情報交換させていただいているハンドルネーム「オヤジZ」さんであった。

ちょうど吉野家で牛丼を食べている時、金曜日一緒にナイトゲーム行きましょう!などとやりとりをしていたので、ビックリした。

三代目荒川シーバス号を見てワタシだとわかったそうだ。

釣りではなくお子さんと一緒に遊びに来られていた。

こうして子どもたちと一緒に自由に遊べるスペースが必要なんですよ!足立区さん!

葛飾区さんにはありますよ!

釣行の約束をし、猫ポイントへ入るとヤンチャな男子女子中学生が岩をブン投げたり、火を起こしたりとヤンチャっぷりを発揮している。

影響のなさそうなところに入り、ソルトバイブを中心に探ってみるがやはりこちらも反応がない。

徒歩ランガンで向かおうと思ったストラクチャーポイントは野球少年が石をぶん投げているので諦めた。

それにしてもなぜ人は石、しかも大きな岩と言ってもいいようなものを川にぶん投げるのか。この行動には何か○○効果とか、○○行動のような学術的な名前があるのではないか。不思議である。

仕方なくあまり入りたくない心霊開墾ポイントも探るが反応なし。

ここまで来ると、もはやワタシの表情は大仏のようになり、気力、いや気持ちだけでなんとかやっているような状態だ。

ウォーキングデッドのウォーカーのようにボロボロになりながらMMMポイントに移動するが、こちらも無反応。アタリすらない

シーバスはいるんです。ベイトもいるんです。でもかけられないんです。

何かの心理的実験のようである。看守約と犯罪者約にわかれて閉鎖空間で実験をするとどうなるか。まるでそんな映画のような実験をしている気分だ。

魚がいるのに、釣れない。これが続いた時の人の心理状態、精神状態とはどういったものなのか。気になるところである。

一度猫ポイントに戻り、少しインターバルをあけて再度MMMポイントに戻るが、結果は同じである。

もうそろそろ限界と言うところで、久しぶりに少し上流の狩猟ポイントへ行き、狭い範囲でありとあらゆる手段を使い探ると、超デッドスローのリップレスミノーにようやくヒット!

泥だらけ、25センチのナイスシーバス。。。

img_1818

もう少し奥まで行けば水位もあるし、状況は違ったかもしれないのだが、咳ができるし、限界だ。。。

少しランガンし、反応の無さに力尽き、天を仰ぎ、もうだめだ!と叫んだところで納竿とした。

着いている場所には着いているみたいなので、探すしか方法はなさそうである。ただ、我々ファーザーズアングラーは時間が選べないので、日々変わる潮で状況の違いを見ていくといいだろう。

あったんだかなかったんだかわからないハイシーズンだが、何にせよそろそろ終わってしまう。ただ時折単発でも良型が釣れる事があり、流れがないから釣れない、水位が低いから釣れない、そんな事はないので日々の変化の中で是非いろいろと試してほしい。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/11/IMG_1818-e1478234214420-768x1024.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2016/11/IMG_1818-e1478234214420-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ハイシーズン,ルアー,秋,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 急激に冷え込みが強くなったが、みなさん風邪などひいたりはしていないだろうか。 ワタシは思いっきり風邪をひいてしまい、良さげな天候、潮周りの中、夜は映画とウォーキングデッドを家族が寝静まった頃に一人寂しく観る日々を過ごしていた。 季節的にも、ここ数日の気温低下でも恐らく水温が下がり、まずまずトップウォーターでの釣りは厳しくなるだろうなぁと思いつつ、デイゲームでどうなるのか試したく、そして三代目快速シーバス号に乗りたく、子どもたちが発熱ででかけられないのをいい事に、健康的な時間に荒川へと向かう事にした。 11月3日 14時30分~19時 中潮上げ三分ぐらい 風は少々強い 秋晴れでポカポカ   まだ風邪は治りきっておらず咳が出る状態なので、念のためマスクをしてでかけたのだが、 サングラスが曇る! ただでさえ風邪で肺が弱っているのに、自転車に乗ると、 息が苦しい! 野球やサッカーをやっていると奥にあるベンチや遊歩道に入れないと言う足立区の怠慢で今回は少し下流部の秘密の干潟ポイントへ入ろうとするが、投げ釣りジジイが複数の竿で占拠しているので、さらに少し下流のゴロタ岬へとエントリーした。 上げで雰囲気はとても良いのだが、ベイトっ気があまりなく、最初にエントリーしたかったポイントから投げジジイが抜けるまでここで粘ろうと、ソルトバイブ、スイッチヒッター、ソルトペンシル、ローリングベイト、スカッシュ、コモモ、ありとあらゆるルアーを駆使し、ありとあらゆるレンジを探るが、まったく無反応だ。 ただの荒川のようだ。 大抵の投げジジイは夕方前に撤収するのだが、前出の投げジジイはなかなか帰る気配がない。 仕方なく少し上流の神出鬼没ポイントへ向かうとシーバス先行者がいたので、入りたいのに入れないサッカー連中の向こうにあるポイントを横目に自転車で走りながら、猫ポイントからエントリーし、ストラクチャーポイントまでを徒歩ランガンする計画を立てる。 緊急道路を走っていると後ろから名前を呼ばれた。 まさか、こんなところでワタシの名を呼ばれるなんて、きっと聞き間違えだろうと思ったが、二回目ははっきりと名を呼ばれていることがわかった。 Uターンしてワタシを呼ぶ方の方へ遅る遅る近づいていく。 もしや、ツリーバで足立区の怠慢に不満を書いた事で目を付けられたのか? やっぱり聞こえなかったふりをして走り去りたい気持ちを押し殺して近づくと、なんとコメントをいただいて情報交換させていただいているハンドルネーム「オヤジZ」さんであった。 ちょうど吉野家で牛丼を食べている時、金曜日一緒にナイトゲーム行きましょう!などとやりとりをしていたので、ビックリした。 三代目荒川シーバス号を見てワタシだとわかったそうだ。 釣りではなくお子さんと一緒に遊びに来られていた。 こうして子どもたちと一緒に自由に遊べるスペースが必要なんですよ!足立区さん! 葛飾区さんにはありますよ! 釣行の約束をし、猫ポイントへ入るとヤンチャな男子女子中学生が岩をブン投げたり、火を起こしたりとヤンチャっぷりを発揮している。 影響のなさそうなところに入り、ソルトバイブを中心に探ってみるがやはりこちらも反応がない。 徒歩ランガンで向かおうと思ったストラクチャーポイントは野球少年が石をぶん投げているので諦めた。 それにしてもなぜ人は石、しかも大きな岩と言ってもいいようなものを川にぶん投げるのか。この行動には何か○○効果とか、○○行動のような学術的な名前があるのではないか。不思議である。 仕方なくあまり入りたくない心霊開墾ポイントも探るが反応なし。 ここまで来ると、もはやワタシの表情は大仏のようになり、気力、いや気持ちだけでなんとかやっているような状態だ。 ウォーキングデッドのウォーカーのようにボロボロになりながらMMMポイントに移動するが、こちらも無反応。アタリすらない シーバスはいるんです。ベイトもいるんです。でもかけられないんです。 何かの心理的実験のようである。看守約と犯罪者約にわかれて閉鎖空間で実験をするとどうなるか。まるでそんな映画のような実験をしている気分だ。 魚がいるのに、釣れない。これが続いた時の人の心理状態、精神状態とはどういったものなのか。気になるところである。 一度猫ポイントに戻り、少しインターバルをあけて再度MMMポイントに戻るが、結果は同じである。 もうそろそろ限界と言うところで、久しぶりに少し上流の狩猟ポイントへ行き、狭い範囲でありとあらゆる手段を使い探ると、超デッドスローのリップレスミノーにようやくヒット! 泥だらけ、25センチのナイスシーバス。。。 もう少し奥まで行けば水位もあるし、状況は違ったかもしれないのだが、咳ができるし、限界だ。。。 少しランガンし、反応の無さに力尽き、天を仰ぎ、もうだめだ!と叫んだところで納竿とした。 着いている場所には着いているみたいなので、探すしか方法はなさそうである。ただ、我々ファーザーズアングラーは時間が選べないので、日々変わる潮で状況の違いを見ていくといいだろう。 あったんだかなかったんだかわからないハイシーズンだが、何にせよそろそろ終わってしまう。ただ時折単発でも良型が釣れる事があり、流れがないから釣れない、水位が低いから釣れない、そんな事はないので日々の変化の中で是非いろいろと試してほしい。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン