どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

さぁいよいよ2015年も終わりに近づき、今年のシーバス釣行を皆さん振り返っては悔しかった思い、嬉しかった思い、再確認、新たな発見と笑ったり、泣いたりしている事でしょう。

最後、と言いつつ大晦日に行ってしまいそうな気がしなくもないのだが、12月28日、今年最後の荒川中流域シーバスに挑戦してきた。

さすがにこの季節、もう荒川は厳しいのではないかと思いつつ、10時にポイント到着。これまで気になってはいたものの、エントリーした事のないポイントへと入る。

思った以上によさげだ。大潮のド干潮では難しいかもしれないが、比較的水深もあり秋のトップウォーターでドッカンドッカン爆発しそうな雰囲気がある。これは灯台もと暗しだったか。

そんな事を思いつつ、根掛かり探索でまずはワームをセット。しかし極端にボトムにつけない限り根掛かりはなさそうだ。そこでレンジバイブ、6年間ほどタックルボックスで眠っていたTOTTERを投げて見る。四方八方投げてみる。

反応はない。ただの荒川のようだ。

あちこちナイトゲームを想定して探索してみる。これは間違いなくもと暗しだ。次の釣行はここからエントリーしてみよう。

小移動して開墾ポイントへエントリー。シンキングペンシルを中心に投げて見る。四方八方に投げてみる。

反応はない。ただの荒川のようだ。

さらに小移動して猫ポイントへエントリー。日頃トップウォーターで好反応を示すポイントは潮位が極端に足らないためすっ飛ばしてその先でルアーを投げてみる。ここは四方八方に投げるよりは、下流方向へ向けて投げた方がストラクチャーと流れの絡みが良い。

ここで選んだルアーはTOTTER。フラフラといい泳ぎをする。なぜこれまでずーっとタックルボックスにしまっておいたのか、謎である。謎のルアーTOTTER。

ここは激ドシャロー。水深およそ30センチ。ただしこの日は激濁り。この濁りとシャローとストラクチャーの複合的な絡みとごまかしにシーバスが反応する事を願ってキャスト。

うまいことキャストすればそれなりの飛距離が出るが、うまいことキャストしないとグワングワンとなってポチョンと落ちてしまうルアーだ。

数投したすぐ足下、激ドドドシャローでンゴゴ!と言う手応え。まったくエラ洗いしない上にドッシリとした重み。これは鯉ではないか?と思うが早いか、軽くバシャっと水面で翻るその姿は間違いない。シーバスだ。

ほとんど泳がないので難なくフィッシュグリップでランディングができた。

今年最後の荒川シーバスとしては上出来である。しかもこの季節に。

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その後も葛飾区まで足を伸ばしこれまでノーエントリーだったポイントでルアーを投げるが、まったくアタリなく17時を迎えたので納竿とした。

改めて年明けに2015年荒川シーバスの総評をしようと思うが、とにかく今年の荒川中流域は絶好調だった。特に夏以降のトップウォーターでの反応がよく、まさかこんなところで!と言うような小場所での反応は抜群だった。サイズも60センチ〜75センチとイイ型ばかり。

そしてなんといっても2015年から販売を開始したツリーバオリジナルPEライン「POWER PEシリーズ」の活躍が大きかった。表示号数より若干太さを感じるものの、ツルツルとした触り心地、しなやかでパリパリしていない、そして高い強度。

ワタシは0.6号にナイロン5号のリーダーと言う組み合わせで、SFノットとしているが、これまでになんの不安もなくシーバス、イナダなどを獲る事ができた。また、ツリーバモニターの実釣でも問題なく使用できる事が証明されたのだ。

これをもって2015年の荒川シーバスは終了となるが、来年はもっとサイズを伸ばせる年にできればと願っている。

できれば40歳になる前にランカークラスを出したいものだ。

それではみなさん、良いお年を!

No Tsuri-ba! No Life!


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https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2015/12/IMG_0349.jpghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2015/12/IMG_0349-150x150.jpgtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングPEライン,シーバス,荒川,釣りどうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 さぁいよいよ2015年も終わりに近づき、今年のシーバス釣行を皆さん振り返っては悔しかった思い、嬉しかった思い、再確認、新たな発見と笑ったり、泣いたりしている事でしょう。 最後、と言いつつ大晦日に行ってしまいそうな気がしなくもないのだが、12月28日、今年最後の荒川中流域シーバスに挑戦してきた。 さすがにこの季節、もう荒川は厳しいのではないかと思いつつ、10時にポイント到着。これまで気になってはいたものの、エントリーした事のないポイントへと入る。 思った以上によさげだ。大潮のド干潮では難しいかもしれないが、比較的水深もあり秋のトップウォーターでドッカンドッカン爆発しそうな雰囲気がある。これは灯台もと暗しだったか。 そんな事を思いつつ、根掛かり探索でまずはワームをセット。しかし極端にボトムにつけない限り根掛かりはなさそうだ。そこでレンジバイブ、6年間ほどタックルボックスで眠っていたTOTTERを投げて見る。四方八方投げてみる。 反応はない。ただの荒川のようだ。 あちこちナイトゲームを想定して探索してみる。これは間違いなくもと暗しだ。次の釣行はここからエントリーしてみよう。 小移動して開墾ポイントへエントリー。シンキングペンシルを中心に投げて見る。四方八方に投げてみる。 反応はない。ただの荒川のようだ。 さらに小移動して猫ポイントへエントリー。日頃トップウォーターで好反応を示すポイントは潮位が極端に足らないためすっ飛ばしてその先でルアーを投げてみる。ここは四方八方に投げるよりは、下流方向へ向けて投げた方がストラクチャーと流れの絡みが良い。 ここで選んだルアーはTOTTER。フラフラといい泳ぎをする。なぜこれまでずーっとタックルボックスにしまっておいたのか、謎である。謎のルアーTOTTER。 ここは激ドシャロー。水深およそ30センチ。ただしこの日は激濁り。この濁りとシャローとストラクチャーの複合的な絡みとごまかしにシーバスが反応する事を願ってキャスト。 うまいことキャストすればそれなりの飛距離が出るが、うまいことキャストしないとグワングワンとなってポチョンと落ちてしまうルアーだ。 数投したすぐ足下、激ドドドシャローでンゴゴ!と言う手応え。まったくエラ洗いしない上にドッシリとした重み。これは鯉ではないか?と思うが早いか、軽くバシャっと水面で翻るその姿は間違いない。シーバスだ。 ほとんど泳がないので難なくフィッシュグリップでランディングができた。 今年最後の荒川シーバスとしては上出来である。しかもこの季節に。 その後も葛飾区まで足を伸ばしこれまでノーエントリーだったポイントでルアーを投げるが、まったくアタリなく17時を迎えたので納竿とした。 改めて年明けに2015年荒川シーバスの総評をしようと思うが、とにかく今年の荒川中流域は絶好調だった。特に夏以降のトップウォーターでの反応がよく、まさかこんなところで!と言うような小場所での反応は抜群だった。サイズも60センチ〜75センチとイイ型ばかり。 そしてなんといっても2015年から販売を開始したツリーバオリジナルPEライン「POWER PEシリーズ」の活躍が大きかった。表示号数より若干太さを感じるものの、ツルツルとした触り心地、しなやかでパリパリしていない、そして高い強度。 ワタシは0.6号にナイロン5号のリーダーと言う組み合わせで、SFノットとしているが、これまでになんの不安もなくシーバス、イナダなどを獲る事ができた。また、ツリーバモニターの実釣でも問題なく使用できる事が証明されたのだ。 これをもって2015年の荒川シーバスは終了となるが、来年はもっとサイズを伸ばせる年にできればと願っている。 できれば40歳になる前にランカークラスを出したいものだ。 それではみなさん、良いお年を! No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン