どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。

最近の状況をお伝えすると、

厳しいです。

ものすごーく厳しいです。

行けばトップ、あるいはシンペンの浅いレンジで出るには出るのだが、乗らない、乗ってもバラす。

もう勘弁してください!荒川の神様!

シーバスがいることはわかっている。わかっているのだが、引きずり出せない。

これではまるで大好きなあの娘になんとか振り向いてもらおうと悪ふざけして目立とうとするも逆効果の中学生状態である。

何か打開策はないものだろうか。

ファーザーズアングラーはいつも考えている。

解決策はどこにあるのか。

ニヒルな表情で、時にはスナイパーに狙われた訳あり者のようなハードボイルドさで。

それが荒川ダンディズムだ!

そして今日もその答えが見つからぬまま快速シーバス号に乗り荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。

10月16日 20時30分〜22時

小潮下げ始め

雨が降りそうな曇り

無風かと思いきや少々強い北よりの風

 

風裏になるであろうと秘密の干潟ポイントからエントリーし、水面を観察するとバチ抜け時のような波紋が時々浮かび上がるのが見える。

かっこよく言うとライズリングだ。

ここしばらく見ていなかった魚の気配ではあるが正体は不明だ。ただ、コイやハクレンのドパーンとしたそれとは明らかに違う。

前向きに考えれば水面を漂う小魚を食って翻るシーバスの作る波紋やもじり。

そして時折おきるベイトフィッシュのボイル。これも空騒ぎなのか追われているのかわからないが、前向きに考えるのであればシーバスに追われている可能性がある。

先の波紋がシーバスのつくるものだと仮定すると使うべきルアーは表層、あるいは水面直下で引き波を立てるようなものが良いだろう。

実は先日気が付いたのだが自作ペンシルを何度か着地させた衝撃で浸水するようになってしまい泳ぎがまるっきり変わってしまった。現在補修に向けて乾燥中だ。

そこで仕方なく、

念のためもう一度言う、

仕方なく、

ソルペンを使い、怪しいキワッキワに通して見る。

ゆっくり、ゆっくり、ツーン、ツーン、ツーン

パッ!

20センチも無さそうなシーバスが反応した。これは幸先の良いスタートの布石となるのか?

それ以降反応がなくルアーチェンジを試みる。

次にセレクトしたのはスイムテストでいきなり72センチを釣ってしまったシャローARローリングスペシャル2だ。

シンキングペンシルではあるのだが、タダ巻きで水面を盛り上げながら左右に頭を振りつつコロコロと転がるようにローリングするワタシの自慢のルアーだ。

この自作シンペンの素晴らしいところはデッドスローでも引き波を立てられるところにある。

あらゆる角度でルアーを通してみると一番怪しいところでグっと止めるような手ごたが出たが、すぐに外れてしまった。

木なの?シーバスなの?ハクレンなの?コイの予感なの?

なんなの?

まだ台風の影響で流出したアシや流木が流れているため生物なのか流出したゴミなのか、少ない伝達情報だけでは判断ができない。

シーバスだとしたら悔しい限りだ。

木であれ木であれ木であれ
なんならボラであれ

それ以降これと言った反応もなくルアーチェンジするかとピックアップしようとしたその時、グっとした手応えを感じるかどうかのまま空中にぶら下がったのは15センチのシーバス。。。

自作ルアーに出てくれただけでおじさんは嬉しいよ。うん、嬉しいよ。うん。。。

カニに食われてしまえ!

と、呪いをかけてリリース。

少しレンジを下げて自作シンペンを遠投して流れの中からヨレ、反転流の中へとゆっくり溶け込むようなイメージでルアーを通すとドスっとした手応えが一瞬あったがゴミなのかアタリなのか、もはや判断ができない。

木なの?シーバスなの?ハクレンなの?コイの予感なの?

もう!

溺死ポイント、心霊開墾ポイント、秘密のトップポイント、ストラクチャーポイント1、2と思いつく限りのポイントを思いつく限りの方法でランガンする。

もちろんダイソーのルアーもローテションに含めていく。

オッス!オラじじい!ぜんっぜん釣れなくてオラたまげたぞぉ!おめーら一体どこへ消えちまったんだぁ。それじゃぁ神様、よろしくな!

まったく反応がない。むしろ台風直後の方がよかった。バラしまくりではあったが。

エギングをしているとビニール袋すらイカに見えてしまうように、波紋がシーバスであると疑わず執着するあまり時間を無駄に消費してしまったようだ。気がつけばタイムリミット寸前である。

最後にもう一度秘密のトップポイントでクルーズFペンシルを少し早めのアクションでキワッキワに通す。

パンッ!

先ほどよりは大きな捕食音だ。少しタイミングを遅らせてゆっくりロッドを立てる。

キタ━(・∀・)━!!!!

。。。。。。。

20センチのシーバス。。。

カニに食われてしまえ!

と、呪いをかけてリリース。

小さくても釣れたのだからまだいるはず。と粘るのは禁物。大抵の場合、周辺でこれ以上のサイズが出ることはあまりない。

荒川七不思議の一つである。

まだまだ台風の痕跡が残る荒川。これだけの期間をあけてもいまだ消えぬそれは台風の激しさを物語っているようだ。

それではここで編集長の不気味コレクション【台風】シリーズと【履物】シリーズをご覧いただこう。

夜に見れば心臓が5秒は止まること間違いなし。スケキヨ。
ここには通路なんてないのに歩行者通路。
スニーカーっぽいが謎の履物。
履物であることは間違いないが、原型がよくわからない。

それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!

https://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/10/8557127C-DBCB-425A-8E62-C5B37E70A6B5.jpeghttps://tsuri-ba.net/wp-content/uploads/2018/10/8557127C-DBCB-425A-8E62-C5B37E70A6B5-150x150.jpegtsuri-ba荒川のシーバスフィッシングシーバス,ダイソールアー,ダイソールアーチャレンジ,トップウォーター,ハンドメイドルアー,ルアー,秋爆,自作ルアー,荒川どうもこんにちは!ツリーバ編集長のヒビヤです。 最近の状況をお伝えすると、 厳しいです。 ものすごーく厳しいです。 行けばトップ、あるいはシンペンの浅いレンジで出るには出るのだが、乗らない、乗ってもバラす。 もう勘弁してください!荒川の神様! シーバスがいることはわかっている。わかっているのだが、引きずり出せない。 これではまるで大好きなあの娘になんとか振り向いてもらおうと悪ふざけして目立とうとするも逆効果の中学生状態である。 何か打開策はないものだろうか。 ファーザーズアングラーはいつも考えている。 解決策はどこにあるのか。 ニヒルな表情で、時にはスナイパーに狙われた訳あり者のようなハードボイルドさで。 それが荒川ダンディズムだ! そして今日もその答えが見つからぬまま快速シーバス号に乗り荒川ダンディズムナイトへと向かうのであった。 10月16日 20時30分〜22時 小潮下げ始め 雨が降りそうな曇り 無風かと思いきや少々強い北よりの風   風裏になるであろうと秘密の干潟ポイントからエントリーし、水面を観察するとバチ抜け時のような波紋が時々浮かび上がるのが見える。 かっこよく言うとライズリングだ。 ここしばらく見ていなかった魚の気配ではあるが正体は不明だ。ただ、コイやハクレンのドパーンとしたそれとは明らかに違う。 前向きに考えれば水面を漂う小魚を食って翻るシーバスの作る波紋やもじり。 そして時折おきるベイトフィッシュのボイル。これも空騒ぎなのか追われているのかわからないが、前向きに考えるのであればシーバスに追われている可能性がある。 先の波紋がシーバスのつくるものだと仮定すると使うべきルアーは表層、あるいは水面直下で引き波を立てるようなものが良いだろう。 実は先日気が付いたのだが自作ペンシルを何度か着地させた衝撃で浸水するようになってしまい泳ぎがまるっきり変わってしまった。現在補修に向けて乾燥中だ。 そこで仕方なく、 念のためもう一度言う、 仕方なく、 ソルペンを使い、怪しいキワッキワに通して見る。 ゆっくり、ゆっくり、ツーン、ツーン、ツーン パッ! 20センチも無さそうなシーバスが反応した。これは幸先の良いスタートの布石となるのか? それ以降反応がなくルアーチェンジを試みる。 次にセレクトしたのはスイムテストでいきなり72センチを釣ってしまったシャローARローリングスペシャル2だ。 シンキングペンシルではあるのだが、タダ巻きで水面を盛り上げながら左右に頭を振りつつコロコロと転がるようにローリングするワタシの自慢のルアーだ。 この自作シンペンの素晴らしいところはデッドスローでも引き波を立てられるところにある。 あらゆる角度でルアーを通してみると一番怪しいところでグっと止めるような手ごたが出たが、すぐに外れてしまった。 木なの?シーバスなの?ハクレンなの?コイの予感なの? なんなの? まだ台風の影響で流出したアシや流木が流れているため生物なのか流出したゴミなのか、少ない伝達情報だけでは判断ができない。 シーバスだとしたら悔しい限りだ。 木であれ木であれ木であれ なんならボラであれ それ以降これと言った反応もなくルアーチェンジするかとピックアップしようとしたその時、グっとした手応えを感じるかどうかのまま空中にぶら下がったのは15センチのシーバス。。。 自作ルアーに出てくれただけでおじさんは嬉しいよ。うん、嬉しいよ。うん。。。 カニに食われてしまえ! と、呪いをかけてリリース。 少しレンジを下げて自作シンペンを遠投して流れの中からヨレ、反転流の中へとゆっくり溶け込むようなイメージでルアーを通すとドスっとした手応えが一瞬あったがゴミなのかアタリなのか、もはや判断ができない。 木なの?シーバスなの?ハクレンなの?コイの予感なの? もう! 溺死ポイント、心霊開墾ポイント、秘密のトップポイント、ストラクチャーポイント1、2と思いつく限りのポイントを思いつく限りの方法でランガンする。 もちろんダイソーのルアーもローテションに含めていく。 オッス!オラじじい!ぜんっぜん釣れなくてオラたまげたぞぉ!おめーら一体どこへ消えちまったんだぁ。それじゃぁ神様、よろしくな! まったく反応がない。むしろ台風直後の方がよかった。バラしまくりではあったが。 エギングをしているとビニール袋すらイカに見えてしまうように、波紋がシーバスであると疑わず執着するあまり時間を無駄に消費してしまったようだ。気がつけばタイムリミット寸前である。 最後にもう一度秘密のトップポイントでクルーズFペンシルを少し早めのアクションでキワッキワに通す。 パンッ! 先ほどよりは大きな捕食音だ。少しタイミングを遅らせてゆっくりロッドを立てる。 キタ━(・∀・)━!!!! 。。。。。。。 20センチのシーバス。。。 カニに食われてしまえ! と、呪いをかけてリリース。 小さくても釣れたのだからまだいるはず。と粘るのは禁物。大抵の場合、周辺でこれ以上のサイズが出ることはあまりない。 荒川七不思議の一つである。 まだまだ台風の痕跡が残る荒川。これだけの期間をあけてもいまだ消えぬそれは台風の激しさを物語っているようだ。 それではここで編集長の不気味コレクション【台風】シリーズと【履物】シリーズをご覧いただこう。 それでは今日も、No Tsuri-ba! No Life!手は震え、動悸も止まらない釣りWebフリーマガジン