こんにちわ。ナカガワです。

前回、茅ヶ崎でおばぁちゃんの水死体を引き上げて廃人のようになってしまった僕、

さすがに魚釣りたいな

と思い、

ファミリーでも楽しめそうなスポット狙いで釣行してきました。

【川奈】

2月23日(土)

15:00 曇り 弱風

けっこう暑い(イージスオーシャン着用)

東京からまぁまぁの距離にありながら、
ダイナミックな自然と静かな漁村という黄金律がどこか牧歌的な香りを残す川奈です。

おそらくこのいるか浜堤防と、灯台のある突堤がメインスポット、という感じでしょうか。
あったかくなってきたので、そこそこ混雑しています。

どうしても混雑が嫌いな僕は、いつも通り他のスポットを探します。

見渡すとやはり空いているのは漁港のあたりでした。

特に釣り禁止の看板等もなく、ちらほら釣りしている人も見えるので、トライできそうです。

岸壁から下をのぞくと、キレイでしたが、多少のにごりも垣間見え、
これはいけそうだということで、めずらしく投げ釣りではなくウキ釣りです。

漁港のすぐ下の水深はほぼ2mくらい。砂と大小の岩、漁船のロープなどが点在しているのが見えますが、
壁などはデコボコしているので何かは潜んでいそうな風合いです。

水死体以外なら何でもいいなぁ。

さっそくキャスト!

ワラワラ♪

お、なんか出てきた!

コッツコッツ!

あそーれ!

べラか。しかしキレイだな。
こんなのいるのか。

ヌメ~

しかしものすごいぬめりです。
ローションでも塗ってるのか?

これはどうやらニシキべラらしい。
まぁキレイなので許してあげることにした。

悪くない出だしで2投目キャスト。

ワラワラ♪

コッツコッツ!

早いな!

またニシキべラ。
さっき釣ったのと似ているが別の個体です。

にゅい♪にゅい♪

針を取ろうとすると意外と出っ歯でエイリアンのように威嚇してきます。

あごも意外とかったい!

ふと下をのぞけばさっきまでいなかったのにおびただしい数のべラの姿が!
釣り堀か!ヌルヌルテッカテカ。

もう少し他の種類もいないかなということで、少し漁港内で場所を移動してみると、
砂地から岩場につづく微妙なかけあがりを見つけたので狙ってみる。

ズビュン!

ガンッ!

一直線に特攻してくる影、そして分かりやすい引きが!

またお前か!今度は反っている。

そしてその後も。

これもべラか。

これもべラ。

べラしかいないよ!!

これ絶対誰でも釣れるだろ!

いけないこんなんじゃ。

こういう漁港で最後に狙うはアイツしかいない。

ここは釣り人が少ないので、さらにレアなポイントに絞ればあの「ぬし」が
思わぬところに隠れているかもしれない。

漁港の端の方に、少しゴロタが積み上がっている場所があり、
その近くには漁協施設からの排水が出ている箇所を見つけた。

チュチューン!

のぞいた瞬間、身体中を電撃のようなチュチューンが走る!!

チュチュチューン!

いるぞここにはぁぁぁぁあぁ!

ここで一気に集中力が研ぎ澄まされていく。

排水が流れ出ている海中の管から約55cmズラしたあたりの水の色が少し違うあたり、
かつ岸壁が古くクラックがあるあたりをロックオンする。
獲物が逆にこちらを感じているような気配すら漂う。
おそらく勝負は一回きりになるだろう。

わざとらしい音を立ててアオイソメをイン!
そしてフォール!

…グワー!

フォールしていくアオイソメに飛びつく影が見えた!

おらこんなむら~♪

なぜか吉幾三のマネが出てしまったが、見事にフッキング!
良い引き!!

いやだ~♪

二度目のマネで根城に戻ろうとするアイツをねじり出すように引き出す!

スポーンッ!

抜けた!約20cmくらいのカサゴ。
もう少し大きいかなと思ったのですが、これは「ぬし」の部下かもしれないですね。

でも本当にいたな!!
チュチューンは本当だった。

その後「ぬし」を求めていろいろキャストするも、
何もアタリがなくなり。ウンともスンとも言わなくなってしまったので、
そのままおしっこをして納竿とすることになりました。

ただずっと「いる感じ」はしていたので、やっぱり「ぬし」がいる気がしてならないです。
お楽しみはまた次の機会ということに。

こういう自分の感性を解き放って見えない自然と対峙していく感覚が、
釣り最大のロマンかもしれないですね。

というわけでヌルヌルテッカテカでしたけど、
数は釣れたんでこの時期の伊豆・川奈は全然あり!でした。

あとべラをメインに釣りたい方もぜひ!

それでは、また別の場所で!

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